株式会社 Regrit Partnersのインタビュー

ご略歴について、お教えください。

学生時代からお話しすると、特定のサークルに所属せず、学生向けイベントをよく開催していました。そこで出会った仲間と、渋谷のイベントスペースを立ち上げたり、クリエイターのインターンシップ活性化を目的としたプロモーションを行うといった事業活動に忙しく関わっていましたね。その時に営業していた総合コンサルティングファームに就職し、社長のカバン持ちから営業やコンサルティングまでいろいろ経験させてもらいました。

4年後にさらなる高みを目指そうと、国内大手ファームに転じます。戦略セクターで自動車メーカーのIT戦略策定や電力会社の新規事業戦略等のプロジェクトに携わりました。1年後、もっと高みを目指そうと、外資系大手グローバルファームに転職し、金融業界の戦略策定やIT導入支援まで幅広いプロジェクトを手がけました。新規クライアントやプロジェクトの開拓もやりました。

そして1年半後、もっともっと高みを目指したいと、一転して先輩と2人でベンチャーを創業しました。新規クライアント開拓から経営企画、採用、コンサルティングまで本当に幅広く経験し、100名規模まで成長させることができました。そして、いよいよ自分の理想とするコンサルティングファームをつくろうと、2017年8月、株式会社Regrit Partnersを創業しました。

山木さんにとって仕事とはどんなものですか？

人生の時間の60～70％を占めるわけですから、人生そのものですね。したがって、仕事がうまくいかなければプライベートに与える影響も甚大なものになります。逆に考えれば、仕事とプライベートの境目は、自分にとっては無いに等しいです。私はよく“私私混同”と言っているのですが、両者は極めて依存し合っている関係にあると思います。

よく「ワークライフ・バランス」ということが言われていますが、個人的には違和感を覚えています。“バランス”というからには、ワークとライフは対極関係にあるわけで、ワークの時間は好ましからざる存在のようにも受け取れます。そうではなく、言うならば「ワーク・アズ・ライフ」ではないかと。仕事はプライベートの対極ではなく表裏、あるいは融合している存在だと思います。

社員に対しどんな存在でいて欲しいか、思いをお聞かせください。

まずは自分自身のスペシャリティを徹底的に磨いてほしいです。しかし、いくらスペシャリティを磨いても、自分一人でできることには限界があります。その限界や無力さを知ることが大事です。限界を知ることで、自分のスペシャリティを活用し、他のスペシャリティを持ったメンバーと共鳴し合い、自分一人ではできないより大きな仕事にチャレンジしようと考えるようになるからです。

ここにおいて、チームワークは一定の能力を備えていない人とは成立しないと思います。お互いの能力に共鳴し合ってこそ発揮すべきものがチームワークだからです。ですので当社ではゼネラリストではなく、スペシャリストを必要としています。

趣味や、オフタイムの過ごし方は？

色々な人に会うことや、反対に1人で散歩することも好きです。また、今ハマっているのはスニーカーのコレクションで、30足ぐらい集まりました(笑)。スニーカーのプロダクトデザインが好きですね。シンプルなものからデコラティブなものまで、実に多種多様なところが楽しい。私の場合は眺めるのではなく、実際に履いて楽しむタイプです。

最後に、求職者にメッセージをお願いいたします。

求める人材像としては、論理的思考能力がある方やセルフスターターで行動力がある方、精神的にタフな方等を考えていますが、一番は“いい人”であることです。誠実で、快活で、人として信頼できる人、我こそはと思う方は、ぜひアクセスしていただきたいと願っています。当社はまだ設立して4年目というアーリーステージにあるので、これから一緒に当社の未来をつくっていきましょう！