「クリエイティブ重視」を掲げて成長。クライアントの要望を受けてビジネスの幅を拡大
株式会社シー・エヌ・エス(以下CNS)は、2003年3月に設立された、イベント・プロモーション企画制作をビジネスの柱とするクリエイティブカンパニーだ。イベントプロデュースの会社としてスタートしたCNSは、「良質なクリエイティブを世の中へ」を企業哲学として掲げ、設立当初からクリエイティブの品質にこだわり続けているのが特徴である。
「当社が作るあらゆるモノは“クリエイティブ”であり“作品”であると考えています。社内外のネットワークを活用して、お客様に必要な、あらゆるクリエイティブを提供するのがCNSの役割。そして、生み出すクリエイティブは、すべてCNSならではと言っていただけるような、高品質なものでなければいけません」(代表取締役・加藤 渉氏)
現在の同社は、大きく分けて4つの部門から成っている。
●コミュニケーション・プロデュース
加藤氏のコメント通り、イベントやセールス・プロモーションを担当する部門。同社の中核を担う部門であり社員数も多い。世界規模のイベントや大手企業のプロモーションも担当。
●クリエイティブデザイン
Webサイト制作やグラフィックデザインなどクリエイティブ全般を担当する部門。映画の公式HPや、大手企業コーポレートサイト、キービジュアルから企業広告など、様々なジャンルの制作を行っており、デジタルとグラフィックを横断したプロモーションを得意とする。
●ビジュアル・プロデュース
CMやイベントで使う映像を制作する部門。テレビCMや、スポーツ中継のオープニングで使われる映像など、多くの人の目に触れるものも作る。
●リサーチ&ディベロップメント
アプリ開発をはじめ、CNSのICTを担う部門。ARや超音波通信など最新技術を駆使したアプリ開発や、省庁関係のウェブシステムなど幅広く手掛けている。
一見すると「かなり手広くやっているな」という印象も受けるが、加藤氏によれば時代の流れと共に自然と手がける範囲が増えてきた結果なのだという。
「たしかに当社は、取引先からも『本当にいろいろやっていますね』といわれることもありますが(笑)、今ある部門はすべて、クライアントのご要望にお応えするなかで広げてきたものです。イベントで使うデザインやグラフィックも、自社でこだわって作りたいからクリエイティブデザイン部門があるわけですし、お客様から『Webや動画も併せて作ってほしい』といわれるのでそれも……と対応してきただけなんです」
クライアントのニーズを満たすため、自然に手がける範囲が広がっていったと話す。
あらゆるクリエイティブを作る!なんにでもチャレンジできる環境
4つの部門がそれぞれの特性や強みを活かし、会社全体としてCNSならではのクリエイティブを高品質でクライアントに提供している。実際に部門をまたがる案件も多く、社内では常日頃から「チームワーク」を意識しながら仕事を進めているという。加えて、すべての部門に共通する「クリエイティブへの熱いこだわり」がCNSをひとつにしているのだ。
さらに特筆すべきはそのレベルの高さにある。加藤氏によれば、単に会社内の部門というだけに止まらず、それぞれが個別の制作プロダクションとしても動いているのだとか。ある意味、4つの専門制作会社があって、それが有機的に合体したのが「株式会社シー・エヌ・エス」なのだろう。
では、CNSで働く「魅力」とは、いったいどんなものだろう。加藤氏は、担当する職種によっても異なるだろうと前置きをしながらも、次のように語ってくれた。
「若い方にとっては、何にでもチャレンジできる環境です。すでにある道のプロフェッショナル、スペシャリストである方にとっては、ご自身のスキルを存分に活かし、さらに磨ける場所だと思います。当社は、世の一流企業が多くクライアントとして名を連ねていますし、その業種・ジャンルも幅広いです。当社としては、オールジャンル、なんでもできるのが理想。ですから、幅広くいろいろなことに挑戦したい方にもぴったりだと思います。プロデューサー的な志向をお持ちの方は、特にいいかもしれませんね」
CNSが作った各種クリエイティブの「幅」は驚異的だ。イベントそのものの運営、展示会におけるブースなどはお手のもの。「企画から入ることも多い」とは聞いていたが、内容も分野もバラエティに富んでいて、通り一遍ではない。映画作品ごとのWebサイトやポスター、CM・映像のキャスティング、イベントにおける飲食店とのタイアップ……本当に「アイディアをなんでも実行できてしまう」環境なのだろう。
自社からの発信も強化!社員も「自らの可能性」を追求できるシー・エヌ・エス
では、ここまでの内容を踏まえて「どんな人」を求めるのか。引き続き加藤氏に聞く。
「当社のビジネスでは『みんなで仕掛けを考えよう』ということがよくあります。例えばデザイナーにしても、単にデザインだけではなく、その部分まで考えて提案できるような方が理想です。また、マルチにできる方もいいですね。Webだけ、紙だけというのではなく、なんでもやる。表現の幅が広がりますから。他の職種でも、基本は同じだと思います」
幅広くいろいろな経験が積めて、なおかつ自分でイニシアティブをもって仕事を動かせるのが同社の魅力。一つのことを徹底的に極めた"職人気質"の人ではなく、幅広い経験と知識を活用して新しいものを生み出せる"クリエイター気質"の人が合うだろう。好奇心旺盛で、自分がやりたいことをどんどんやってみたいという人には、これ以上無い環境だろう。
最後に、今後のシー・エヌ・エスはどのような方向性を持って動いていくのだろうか。その点を確認しよう。
「規模を拡大することに執着するのではなく、シー・エヌ・エスとして『出来ることを増やす』ようにしていきたいですね。新しいものを作ることこそ、クリエイティブの本道です。過去に当社がイベントからスタートして、デザインに映像にアプリにと発展していったように、やれることを広げていきたい。その結果として、組織の規模が大きくなるならいいのではと考えています」
そんな同社では新たな取り組みとして、2018年2月に子会社を設立。4月には、自社Webメディア『FINDERS』をスタートした。「クリエイティブ×ビジネス」がテーマのメディアであり、同社独自の視点で作られた記事が盛りだくさん。
「当社では以前から自社主催のイベントも仕掛けてきましたが、これに加えて自社メディアを持つことで、顧客視線を持ち続けられると考えています。今後は、お客様と組んで進める仕事と同様、自社から何かを発信していくことにも積極的に取り組みます。それによって、将来の可能性を広げていきたいですね」
株式会社 シー・エヌ・エスの社員の声

30代後半
2014年04月入社

30代後半
2015年04月入社
今の職場...続きを読む

50代前半
2017年11月入社
やる気を持ってやりたい事を口に...続きを読む