ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社

ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社は、米国のデラウェアに本社を置く『熱分析』と『熱弾性装置』分野において世界的リーダーである、ティー・エイ・インスツルメント社の100%出資による日本法人企業である。<br /><br />日本におけるマーケティングやセールス、アプリケーションサービス、メンテナンスサービスを行い、常に顧客満足を念頭に、日々の業務に邁進している。<br /><br />1960年代、デュポン社の分析部門の一部としてスタートした、ティー・エイ・インスツルメント社は、1990年にデュポン社から独立し会社法人を設立。1992年には、英国のレオメータメーカーのキャリメドを買収。その後、1996年にはウォーター社の傘下に入る。 2003年には、米国のレオメータメーカーのレオメトリックスサイエンティフィックを買収し、さらに事業を拡大。熱分析分野と熱弾性分野においての両トップメーカーの合併により、名実ともに「熱分析と熱弾性装置のワールドリーダー」となった。<br /><br />高い信頼性と高度な性能を持つ製品、充実したユーザートレーニングやメンテナンスなどのサービスの充実を心がけ、『物性評価』においての顧客要望に対し、高い結果を導きだすことを目指している。

ティー・エイ・インスツルメント社は、信頼性の高い『熱分析装置』と『熱弾性装置』のサプライヤーとして、世界中に顧客を持つ。<br /><br />その理由は、顧客ニーズに合致した各種製品ラインナップをはじめ、高い技術力や品質、タイムリーな納品スパン、充実したユーザートレーニングやアフターサービスなど、製品にまつわる全分野に対し、高い評価を得ているからである。この分野においての技術開発力は、現在も世界のリーダー的存在だと認識されている。<br /><br />品質管理においても、ISO 9001：2000を取得した米国デラウエア州ニューキャッスルと、英国クローリーの工場を中心に生産され、品質・管理への十分な注意を怠らない。<br /><br />世界中に競合他社が多数存在する中、高水準の技術を保ち続ける理由のひとつに、同業界に類を見ないほどの莫大な研究投資を行っていることが挙げられる。<br />常に高度な品質を保ち、顧客に供給するために・・・。多くの時間と知能が費やされた製品だからこそ、堂々と胸を張り、世の中で最も良い商品を扱う誇りを持ちながら、顧客に提案できる醍醐味があるという。。<br /><br />「世界１の性能を持つといっていいでしょう。商品力がいいので、プライドを持って働くことができます」と、関寺氏は語る。

職場を訪問した。営業からサービスサポート、装置を使用するアプリケーション、マーケティング、管理など、全部署がワンフロアで業務に当たる。少数精鋭で活動しているため、部署ごとの風通しが良く、例え問題が発生しても現場間ですぐに解決できるスピード感が保たれている。<br />また、研究開発部も同じフロアに存在し、調査を行う。工学部や理学部、化学部などの理化学出身者が占めている。<br /><br />「求められているのは、コミュニケーション能力があり、顧客のニーズを理解できる人」だという。客先に出向き、顧客の要望に合わせ製品を提案するうえで必要なのは、製品に対する知識や技術理解能力の高さはもちろんだが、相手の要求にしっかりと応えていこうという、サービス精神が問われる。販売会社として存在する以上、まずは、人ありき。<br />顧客とのやり取りの中で、「顧客」「営業担当者」「技術者」それぞれが満足できることが大切だと考えている。<br /><br />素材の物理特性や熱特性を測定する機械は、食品、医療、美容、電子材料、化学工業、光分子など、人々が生活する環境において、化学物質の合成を伴う現場であれば必ず必要となる。つまり、我々が生活するほとんど全ての分野において必須だ。<br /><br />さらに大学、官公庁の研究部門においても彼らの研究に大いに貢献している。定期的に開催する国内外の著名な大学の講師を招いてのセミナーは社員の自己啓発にも大いに役立っている。<br /><br />安全性をさらに重要視する昨今、市場的な見地からも非常に伸びている分野であり、今後も成長を続けることは必至だ。むろん顧客には、日本をはじめ世界のトップレベルの会社が多く、先端技術に関する交渉が続く。<br />新商品の安全を図る装置として、世界No.1レベルを誇る同社は、今後さらに伸びていくに違いない。