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株式会社bitgrit

  • IT/Web・通信・インターネット系

AIの価値をブロックチェーンによって民主化するプラットフォーム「bitgrit」

自社サービス製品あり
グローバルに活動

企業について

“AIの価値をブロックチェーンによって民主化する”というビジョンのもと、データサイエンティスト(以下、DS)のネットワークやAIのマーケットプレイスを構成するコミュニティプラットフォーム「bitgrit」を提供する、bitgrit Inc.

「bitgrit」は、大きく“マッチング”と“AIマーケット”の機能を持つ。まず、マッチングは、次の4つほどの目的別機能に分かれる。

①DS同士が議論したり教え合うといったコミュニケーションフォーラム。
②DSと企業や政府、教育機関などの組織をマッチングし、DSへの仕事の仲介や就業支援などを行うジョブボード。
③DSへのコンペ機会の提供。DSの専門領域は外部から見えづらいため、「bitgrit」が企業などからAI作成コンペ案件を預かり、応募DSをマッチングする。
④データアセット(ビッグデータ)のフォーマットの最適化。③などで企業や政府などから預かるデータの形式を、分析に適したフォーマットに揃える機能。

以上の4機能を通じ、例えばコンペ応募やDS同士が教え合うといった活動を通じてAI codeが作成される。このAI codeをAIマーケットに蓄積。クライアントは、Agent APIを通じて、ニーズに合致するAI codeをカスタマイズして購入できる。クライアントは、Web上にユーザーを擁し、自社の所有するデータを分析する目的がある企業など。最も広告効果の出るユーザーを抽出したいといったニーズが典型的だ。つまり、すべてのWebサービス企業が対象となる。販売されたAI codeを作成したDSには、基準に基づいて自動的に評価される貢献度に応じた報酬が仮想通貨(独自の「gritコイン」)によって支払われる、という仕組みだ。

仮想通貨を用いる理由は、グローバルペイメントに最適であること。対象となるDSは全世界に分散し、中には国情により銀行口座を持てない人がいることが一つ。また、通常の通貨は為替が発生し、やり取りに時間やコストがかかる問題もある。

そのほか、リアルイベントの「World Date Science Forum(WDSF)」も開催。2018年6月にインドのグルガオン、同年9月は東京で行われた。今後、2カ月ごとに行われる予定である。
「WDSFには、世界中からDSが集まります。『bitgrit』はWeb上のプラットフォームですが、参画するのは人間ですので、リアルなコミュニケーションも重視しています。世界中の大学やイベントで開催し、『bitgrit』の存在を知らしめてネットワーキングする目的もあります」とCo-founderの向縄嘉律哉(さぎなわ・かずや)氏は説明する。

「bitgrit」のうち、一部のマッチング機能においては2018年にクローズドでオープン済。半年で既に1,000名以上のDSを集めている。AIマーケットプレイスのα版は2019年、β版は2020年、そしてすべてのAIネットワークは2021年に完成させる計画で開発が進んでいる。

“AIの価値をブロックチェーンによって民主化する”というビジョンには、次のような意義がある。汎用的なAIを提供する現行のクラウドサービスは、いずれも一部の大企業の手によるものだ。

「クラウドサービスによって、利用企業はAI開発の時間やコストが節約できるようになりました。これによって、企業のAI活用はさらに促進されるでしょう。しかし、ビジネスの重要な部分を担うAIが一部の大手企業に委ねられたままの形であると、世界的な産業支配が進むのではないかとの懸念があります。そこに、ブロックチェーンによる非中央集権型で民主的な『bitgrit』の存在意義があると考えています」(向縄氏)

また、AIにおける信憑性や信頼性が担保されるには、それらを学習させる目的で開発されたデータにまつわる透明性と監査可能性が必要。そこで、学習用のデータの供給者や、DS、エンドユーザーの間にオープンに協力しあえる仕組みが必要ともなる。

さらに、DSが作成したAI codeの権利は、そのDSに付帯するものであり、何者かによって改ざんされたりしてはならない。そこで、相互監視できるブロックチェーン上に記録する必要性がある。

そして、AIをその都度一からつくると多額のコストや手間を要するところ、目的に応じた既存の最小限のAI codeをカスタマイズすることにより、コストや手間を10分の1~100分の1のレベルまで抑えることも可能となるのだ。

「これが、“AIの民主化”のインパクトであると自負しています」と向縄氏。「bitgrit」のような包括的なプラットフォームは、世界のどこにもまだ存在していない。2021年に完成した際は、世界を変えるインパクトを持っていることだろう。

向縄氏は、以前、大手電機・精密機器メーカーで知的財産の業務を手がけていた。「業務を通じて、世界的にエンジニアに対して十分な利益が還元されていない状況を何とかしたいと思っていた」と述懐する。そんな2015年の頃、“スマートコントラクト”や仮想通貨の“イーサリアム”を知る。スマートコントラクトとは、契約と支払をワンセットに自動化して遂行する仕組み。シンプルにいえば、支払いそのものに契約を守らせる強制力が含まれている新時代の契約の仕組みだ。

「これで『世の中が変わる』と思いました。ここから、DSの評価基準を公平に行い、報酬の支払いも同時に行うことができるプラットフォームを着想し、いろいろなDSやエンジニアなどに話を聞きながら『bitgrit』を組み立てていきました」(向縄氏)

2017年には投資家の理解を得て増資し、社名もbitgritに変更する。
「まずは当面のロードマップを着実にこなし、DSやエンジニアが自由に働き、公平に評価される世界をつくっていきたいと思っています」と向縄氏は力を込める。

2018年10月現在、同社のメンバーは17名。うち東京の本社に12名、インドの開発拠点に5名が在籍している。全体の半数以上を、インドはじめアメリカ、オランダ、オーストラリア、カナダ、オーストリア、中国の7カ国からの外国人社員が占めている。さらに、日本人含め、業務委託として参画しているフリーランスのメンバーもいる。有能なDSやエンジニアに多いパターンだ。

「国籍はもちろん、文化や宗教、ワークスタイルまでバラバラの超多様化集団です。しかし、全員が『bitgrit』のビジョンである“AIの価値をブロックチェーンによって民主化する”ことに共鳴し、この実現を目指す点でベクトルは完全に一致しています。ですから、一体感は相当高いですね」と向縄氏。ミーティングなどでは、世界スケールの戦略を常に考える必要があり、全員が知恵を絞らなければならないという。

ちなみに、言葉は英語が共通語であるが、日本語を話せる外国人メンバーが半数ほどを占めるという。なお、以前、英会話スクールで講師を務めていた外国人メンバーがおり、その人がネイティブ講師になっての社内英会話スクールも開かれている。語学力を身につけたいという人にとっては、付加価値が高い環境といえるだろう。

働き方としては、フルタイムやフルフレックス、コアタイムありなど、各メンバーのスタイルや業務内容によって柔軟に個別対応。自国からというリモートワークで参加するメンバーもおり、インド拠点含め、Webミーティングシステムをフル活用してコミュニケーションを取っている。

「それだけでなく、イベントなどの際には各国からメンバーが会場に集まるようにして、リアルなコミュニケーションの機会にしています。今後、そういった機会は隔月で行っていく予定なので、結構頻繁に集まれると思っています」(向縄氏)

そんな同社が求める人材像について、向縄氏は次のように呼びかける。
「グローバル志向があり、自分自身を“プロフェッショナル”と自負して自律的に知識やスキルを磨きながら業務に取り組める人。そして、そんな人が主体的に自走し、全員で一つの目的を目指すプロフェッショナル集団にしたいと考えています。我こそは、という方はぜひご応募ください」

日本発の画期的なAIネットワーク「bitgrit」。その黎明期から関われるメンバーの募集である。これほどのチャンスはそうそうないだろう。

企業情報

会社名

株式会社bitgrit

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > その他IT/Web・通信・インターネット系

IT/Web・通信・インターネット系 > IoT・M2M・ロボット

企業の特徴
自社サービス製品あり、グローバルに活動
資本金

5000万円

設立年月

2017年11月

代表者氏名

向縄 嘉律哉

事業内容

〜 AIの価値をブロックチェーンによって民主化する〜

データサイエンティストのネットワークやAIのマーケットプレイスを構成するコミュニティプラットフォーム「bitgrit」を開発しています。

アジアにおいてデータサイエンティスト・ネットワークを形成し、さらにグローバルに向けたAIのマーケットプレイスを提供します。これはスマートコントラクトなどブロックチェーン技術を組み合わせることで、AIに関する価値を定量化するとともに、長期的な目標として、AI マーケットプレイスを分散化されたクラウド・ブレインな振る舞いをするAI Networkを構築します。

株式公開(証券取引所)

従業員数

17人

本社住所

東京都渋谷区道玄坂1-18-5 VORT渋谷道玄坂8F

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