香港、台湾を拠点に、スピーディー&高品質なシステム開発を行う
XOLABは、Webアプリケーション開発事業、システム開発事業、ソフトウェア開発事業を展開する会社だ。規模の大小を問わずさまざまなWebシステムの開発をメインに行うほか、Android/iOSスマートフォン向けのアプリ開発にも強みを発揮する。香港での会社設立登記は2015年12月で、本社を香港に、支社を台湾・台北に置く。代表の今井俊道氏は、東南アジアを舞台に数々のオフショア開発などを手がけてきた人物で、比較的高齢でありながら、自身もプログラマとして第一線で活躍している。これまで香港を拠点に数多くのシステム開発を行い、設立後の売上高も、順調に伸長してきている。
受託する案件は、B2C、B2B、iOS、Androidなど多種多様。SNSサイト、ECサイト、顧客管理、ネイティブアプリなど多彩な案件を手がけ、世界中のユーザーが利用するシステム・プロダクトに技術的優位性を持つ。特に実績のある分野が、数千万PV/日の大規模Webサービスのシステム開発、保守、運用の分野だ。また、高品質のアウトプットと高いコスト効率を両立するため、世界各地の拠点にいる優れたエンジニアと連携。香港、台湾を中心に、日本人も含めたグローバルな開発体制を構築し、顧客満足を指向した開発を心がけている。多様なニーズや要望に対し、ユーザーの大きな反応にも直接触れることができるため、やりがいを感じながら仕事に取り組むことができる環境だ。
XOLABの主な業務内容は、企画、設計、開発、運営に大別することができる。企画では、ユーザーのニーズに即したキャンペーンの実施などを通じて成果や反響を集計し、効果の最適化を実現。設計では、分かりやすくていねいに成果を見ることができるテクノロジーソリューションをデザインし、構築する。開発では、香港、台湾の優秀なエンジニアパワーを有効活用してコスト、時間の効率を最大限に高め、開発を行っている。運営では、大手企業とのコラボレーションや、自社独自のサービス提供により、新しい市場開拓にもつなげている。
Webシステム開発、業務システム開発、アプリケーション開発の3本柱
XOLABはプロダクトを開発する際、ただ単に要求されたものをつくって納めるだけでなく、設計から実装、そして保守まで一気通貫の提供を行っている。仕事のポリシーを「プロダクトの価値を高めていくこと」と定め、以下の3事業をメインに事業を展開している。案件の発注元は、中規模ITベンダーが多い。
(1)Webシステム開発
ログイン型WebアプリケーションやSNSサイト、ECサイト、ランディングページ、会員サイトなど、Webシステムのプラン、設計、仕様、開発、運用、保守を行う。あらゆるWebシステムの開発を行っており、大規模Webサービスのシステム開発、保守、運用の実績も豊富だ。台湾の拠点では、映像配信系のサービス開発をメインに展開している。1日数千万PV、秒間数千のアクセスといった大規模サービスの高負荷な処理への工夫や、開発したものがすぐにユーザーからリアクションとして返ってくるなど、面白みのある仕事ができる(Jetty、Wowzaなどを利用)。
(2)業務用システム開発
顧客管理、販売管理、発注管理、商品管理、ポータルサイトと連動したシステムなどについて、プラン、設計、仕様、開発、運用、保守を提供している。Webに対応した各種業務システムの開発、構築を行うほか、Webシステムと組み合わせ、ポータルと管理者側がシームレスに連動し、 コミュニケーションできる新たなタイプのシステム開発にも取り組んでいる。
(3)アプリケーション開発
iOS、Androidのアプリケーション、PCネイティブアプリケーションなどの、設計、UI、開発、保守などを手がけている。スマートフォンやタブレット用アプリから、PCアプリまで、幅広く設計、開発を行っている。
展望として、現在のメイン業務であるWebサービスの開発・運用から、今後はスマートフォン向けアプリの受注を増やしていく方針だ。また、香港や台湾をはじめとする世界の優れたエンジニアパワーを有効に活用し、コストと時間、それぞれについて効率の高い開発を行っていく。
多様な文化・思想・キャリアで、より新しいアイディアを生み続ける
2018年9月時点の従業員数は7名で、平均年齢は28歳。新卒・中途の割合は、中途採用が100%を占める。XOLABでは従業員が各々のライフステージに応じて、ワークライフバランスのとれた働き方、効率的で柔軟な働き方ができるよう、社内の制度を整えている。例えば子どもの送迎後に出勤したり、ジムでスポーツを楽しんで頭をスッキリさせてから出勤したりと、ゆとりを持って勤務できる。また、英語や中国語、台湾語のレッスンを受けてから出勤するメンバーもいる。
残業は基本的に禁止されているが、実際は月平均15時間ほどの残業が行われている。ミーティングは週1回程度と、必要最小限に留めている。教育制度としてはOJTを中心とした教育が実施され、系統的な研修は行われていない。しかし、書籍購入補助制度があるため、必要な技術や言語などについて独学することができる。評価については年2回、成果評価面談を実施し、公平で適正な評価を行っている。
交通費支給や健康診断などの福利厚生があり、社内行事は懇親会が月に1度行われ、約9割の従業員が参加する。香港や台湾など日本国外で勤務する際に心配なのが、ビザや渡航費の問題だが、ビザ申請は会社が代行してくれる(必要書類は各自で用意)。渡航費についても会社が一部負担してくれる制度があり、現地での住まい探しもサポートしてくれる。今後は、教育制度や福利厚生を含む諸制度の充実を図っていくということだ。
XOLABの社風は、話し合いを通じてどんな意見でも伝えやすい、フラットな環境にある。世界中のユーザーが利用するシステム・プロダクトをつくるやりがいや醍醐味もあり、高い技術力を身につけ、時には柔軟な思考やアイディアで、メンバー同士ともに成長していける職場だ。今回の採用では、性別や学歴は考慮されない。資格についても必須ではない。歓迎される人物像としては、世界の各拠点にいるエンジニアと協力して案件を進めるため、積極的にコミュニケーションをとることができる人材だ。語学能力は、日本語のみで応募できる。アジアを舞台に、成長のエネルギーを感じてみてはいかがだろうか。