株式会社MATCHA

株式会社MATCHAは、訪日観光客向けWebメディア「MATCHA（マッチャ）」を運営している会社です。2013年12月に設立され、東京都台東区雷門で事業を行っています。
「MATCHA」は10言語に対応し、244以上の国・地域からアクセスのあるWebメディアで、「MATCHA」上での広告・アフィリエイト・PR記事制作などが主な売り上げです。

代表取締役を務める青木優氏は、1989年生まれで明治大学国際日本学部を卒業。MATCHAの経営に携わるかたわら、月間20万PVの個人ブログ「Hibilog」の運営も行っています。卒業した学部が「日本の文化を世界に発信できる人材をつくる」というコンセプトだったこともあり、授業を通じて日本の文化への興味・関心を深めていった一方で、「日本の文化は世界で流行っているが、日本人がそこでビジネスできていない」という教授の言葉に衝撃を覚え、世界一周の旅に出発しました。

旅の途中で、「日本人が日本の文化で世界を舞台にビジネスできていないなら、自分がすればいい」と決意。7カ月、18カ国の旅から帰国すると、次は日本各地を巡り、日本の地域が持つ特徴や可能性を自分の目で見て回りました。同時に、良い日本文化がなくなっていることにも危機感を持った青木は、その後、ドーハ国際ブックフェアーなどの経験も積み、卒業後は映像の力強さに魅了されて、都内のデジタルエージェンシー、augment5に入社。そこでさまざまな勤務を経て実力を養ったのち、独立を果たした。訪日メディア「MATCHA」には、青木自身がやりたいこと、できること、これからの時代にむけた想いが込められています。

Webメディア「MATCHA」は、日本最大級の訪日メディアとして月間296万UU、624万PV、113万人のFBファンを抱えています（2019年10月時点）。多言語（やさしい日本語を含む10言語）に対応し、会社設立約6年で、約240の国・地域からのアクセスを獲得している。特徴は、一方的な情報発信ではなく、外国人目線を持ち、ユーザーが本当に必要としている情報を盛り込み、長く読まれる、価値あるコンテンツを目指していることにあります。

また、観光庁や内閣府を始めとした各省庁や、20を超える自治体、数多くの企業と連携し、対海外への情報発信も行っています。そのほか、「MATCHA」への広告掲載のほか、企業の戦略の立案から実行までを一気通関で行うソリューション事業（多言語サイトの制作やSNS運営、動画制作、海外PRなど）も展開。（株）星野リゾート、（株）スノーピーク、（株）THE GUILD、（株）ビジョンなど、ユニークな株主からの支援も受けています。

2019年12月時点の従業員数は30名で、平均年齢は31歳。男女比は半々の比率です。
現時点で男性社員１名、女性社員１名が育休を取得中。新卒・中途の割合は中途入社が100％で、離職率は5％ほど。
外国人社員が全体の約3割を占め、日本人、外国人分け隔てなく、フラットな組織のもとで活発にコミュニケーションをしています。
残業時間は人によりますが、半分以上が20時近くには退勤しています。
社内行事は年一回の社内合宿があり、ほぼ100％が参加しています。（2019年12月は香川県に1泊2日で行ってきました。）



MATCHAは、実現したい世界観であるVISIONとして「日本の価値ある文化が時代とともに残っていく。」を掲げ、実現のためのMISSIONである「すべての人の期待を超える、日本での体験をつくる。」を実現するための会社です。


VALUEとしては、以下の3つを掲げています。
・Think Visionary 理想から考えよう・・・どんなときも理想から考え、誰もやってこなかったことに挑戦します。
・Co-Creation 共に創ろう　　　　 ・・・全員の強みを共有し、社内外との掛け算により新しい価値を創造します。
・Be Professional プロ意識を持とう・・・一人ひとりがリーダーシップと責任感を持ち、各分野のプロフェッショナルとして、常にベストを尽くします。