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株式会社イー・トラックス

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • サービス系

スキルゼロでも大歓迎!あなたのアイデアで、多くの人の「困った」を解消しよう

企業について

株式会社イー・トラックスが事業を行う上で大切にしているのが、「負の解消」というテーマだ。

インターネットやデジタルの利便性を享受できない層に対して「使えないなら使えるようになった方がいい」という発想からスタートしたのが同社のパソコン教室事業。マーケティング畑で長年働いてきた創業メンバーの一人・足立淳一氏は「特に高齢者や富裕層といった時間に余裕のある人たちにその傾向があり、ビジネスとしてきちんと狙えるマーケットがあるはずだ」と創業の経緯を語るが、その読みはズバリ的中。同社が運営する「ハロー!パソコン教室」は全国で200教室を展開するまでに着々と成長を続け、幅広い層に支持され続けている。

「負の解消というとちょっと堅いですが、『できないことができるようになる』というのが我々が大事にしていることです。何かが新しくできるようになると、世界って一気に広がるじゃないですか。一つのことがきっかけで大きく変わるわけで、私たちはその『きっかけ』になりたいと思っています」(常務取締役兼CMO・足立淳一氏)

創業当時に主流だった集合講義に対するアンチテーゼから、個別で学べるスタイルを重視。自社で作る教材にもとことんこだわってきた。それらは全て、マーケティングで培った「費用対効果」の発想を取り入れたものだという。

「エンドユーザーに対して、費やしてもらった時間や労力に見合っただけの効果を返せているのか、それを常に考えてものを作っています。ですから、たとえばマウスが使えるようになるための練習アプリをわざわざ外注して作り、しかもたくさんの方に見てもらえるように無料で公開しちゃたりするんです(笑)」(足立氏)

よくあるエクセル講座のような授業についても、実際に企業にヒアリングを重ね、現場で何に困っているのかを聞いたうえでカリキュラムを設計。バックアップをとった写真からアルバムを作りたいという声があれば、アルバム制作サービス会社と提携して授業を作ったりすることも。マーケティング部でも一部の教室運営に直接関わっているため、メンバーが実際に現場の声を拾って教材に反映させるのだという。

自社教材を元にまとめた参考書も出版されているが、評判も上々で、台湾など海外でも出版実績がある。またPC雑誌にも原稿枠を持つなど、あらゆる手段で惜しみなくノウハウを提供している。

それらは全て、「できないをできるようにしたい」という思いからだ。

「血の通っていないものを作っても、役に立たないじゃないですか。それでは作る方も学ぶ方も時間の無駄です。自分たちでも『手が掛かりすぎだし、頭悪すぎだなあ』と思う時もあるんですが(笑)、そのおかげか、これまでに教材や指導内容についてのクレームをいただいたことはないんですよ」(足立氏)

労働力人口の減少が叫ばれているが、そうした社会的課題に対しても向き合ってきた同社。たとえば子育てを終えた女性が復職しようと考えた場合に、ビジネス現場におけるPC環境の変化・進化に戸惑い、働きに出ることを躊躇する人は多いという。ならばということで、仕事で最低限必要となるようなスキルを手軽に学んでもらうことで、多くの女性が前向きに”リハビリ”し、職場復帰を果たしている。

「これも、我々が提供できる一つの『きっかけ』だと思っています。どうしたら本当に困っている人に届くのか、そればかり考えているんですよ」(足立氏)

そんな同社が、次の一手に動いた。新規事業のスタートだ。

旧来型の教室に対するアンチテーゼや、かゆいところに手が届く教材や授業の提供に力を入れてきたが、「それだけでは行き渡らないと思えるところが出始めてきた」と足立氏。働き方の多様化や生活環境の変化で教室に行く時間すら作れないような人が増えた今の世の中における、新たなアプローチの必要性を感じ始めたという。

「パソコンを勉強しようと思った時に、『教室に通う』『通信講座を受ける』『書籍を買って自分で学ぶ』の3つが、これまでのテンプレートでした。誰しもがこの3つから選ばないといけないと漠然と思っていたわけですが、どれにもそぐわないなら作ってしまえばいい、というのが新しい事業に対する考え方なんです」(足立氏)

新規事業は2つの方向性で進められている。1つは学習を重ねてスキルを積み上げるのとは違うアプローチで、パソコンやスマホの「今、困っている」を解決するビジネス。もう1つが、「教室に通えなくて困った」を解決する映像配信ビジネスだ。

「たとえば、うちの教室にピカピカのスマホを持ったおばあちゃんが来て、『この表示が消えない』みたいな相談をされることがよくあるんです。ちょっとした通知なのでキャンセルを押せば済む話だったりするわけですが、書いてある内容も意味もわからずに何もできずに困っているわけですね。こういう『まさに今、困っていること』をどうにかしてあげられる、いわば『駆け込み寺』的なビジネスが必要だと考えました」(足立氏)

昨年より既に試験導入が始まっているが、10分1000円という料金体系もわかりやすく、思った以上の反響があるという。

「日本は超高齢社会に向かっているのに、ITを使ってコストを下げようという流れになっているじゃないですか。今のままではそんなことは無理ですよね。でも、たとえば駅前とか街の中心部にこうした駆け込み寺があれば、もっと気軽にITに触れられると思うんです。何かあったときにサポートできる場所を日本全国に作るというのが、このビジネスモデルのビジョン。地域貢献にもつながるサービスにしていけると思っています」(足立氏)

将来的には、主業態にプラスアルファでできるアドオンビジネスとして育てていく方向で検討中だという。

もう1つの映像配信ビジネスについては、「教室が開いている時間に通えない」という声が多いことから、導入に舵をきることとなった。わざわざ時間をとって教室に足を運ばなくても、たとえば就業中に会社の研修の一環で学べたり、仕事に必要なスキルをピンポイントで自宅などで学ぶことができれば、より多くの人の役に立つサービスになるだろうと考えている。

「今後も、新しいアプローチが必要だと思ったら、採算性次第で前向きに開発していくつもりです。ただ、うちは結果につながらないことはやらない会社でもあるんです。本当の意味でソリューションが提供できないような、やっても意味がないと判断したものについてはスパッと切ります。これも1つのうちらしさなのかもしれません」(足立氏)

同社が求める人物像について聞くと、明確な答えが返ってきた。

「現在地の能力はどうとでもなる。大事なのは前向きで、成長意欲を持っていることです」(足立氏)

現在マーケティング部のマネージャーとしてWeb周りを全て仕切っている山城和巳さんも、「全くのひよっこで入社しました」と笑顔で話す。

「伸びようという意思がある人に対しては、僕らは全力でサポートします。たとえばお客様(生徒様)の前でうまくしゃべれない人をボイトレに通わせたり、人前に立つのにファッションに興味がない人はメイクアップスクールに行ってもらってコーディネートを学ばせたりしたことも。とにかく仕事に必要だと思ったら、やりたいことについては反対しませんね。だから、うちで活躍しているメンバーのほとんどが、入社してから大きく育った人ばかりなんです。素人同然で来た山城も、今ではほとんどのウェブサイトの管理を任せられるまでになりました」(足立氏)

特にWebの仕事については、Web担を置いておらず、そのかわりに優秀な外部ブレーンを集めることに力を入れているという。「一流の人たちに囲まれて仕事ができるので、成長が早いんです」と山城さんは体験談として語るが、そうした優秀な人材を集めるために、わざわざ十数回もビジネス交流会を主催するというのだから、本気なのがお分かりだろう。

「教育畑にいたかどうかも問いませんし、極論を言えばスキルなんてどうでもいいんです。力は後から付ければいいわけですから。それよりも、すぐにへこたれる人や、暗くて後ろ向きな人、言われたことだけを淡々とやりたい真面目すぎる人や、現状維持タイプは、うちには合わないでしょうから、お断りですね(笑)」(足立氏)

エンドユーザーの満足度を上げるためなら、サービスの根本から見直して変えてしまおうということが普通に起こる会社だけに、考える余白は一人ひとりに多く与えられる。そうした風土が個人の成長意欲をかきたて、組織として新しいサービスやビジネスを生み出すエネルギーになる。

「うちで働けば、外に出ても役立つ力が身につけられますよ」と足立氏も山城さんも断言するが、それも納得だ。

教室運営という、人にものを教えることを生業にしているため、教わる人の気持ちを知っておくことも重要な仕事の一つ。だからこそ、まったく知らないことを勉強したり、習いに行くことを推奨しているという。そのために必要なら、申請すれば休みもとりやすい。休暇という点では、長期での休みをとりやすくしており、「プライベートを充実させて視野を広げるために時間を使ってほしい」と足立氏はメンバーにいつも伝えているという。

「長時間ヒーヒー言いながら働いていたら、面白いことも考えられないじゃないですか。社風としても、何かを強要するようなことは一切ない会社です。社員旅行を頑張ってやるとか、飲み会は全員参加とか、そんな不毛なことはしません。そもそも私がそういうのは嫌いなんです。だって私自身、新卒で3年間だけ会社勤めをしたのですが、1年目から社員旅行を欠席したタイプなので(笑)」(足立氏)

最後に足立氏は、仕事のモチベーションについて、次のような話をしてくれた。

「変な話ですが、私たちの商売は人の死に直面することも少なくありません。高齢の生徒さんが最近来ないと思ったら、体調を崩されていた、なんてこともあるんです。そんな時にご家族の方から『棺に本人が気に入っていた作品を入れてあげたい』と相談されたり、『教室に通い始めてから生き生きとしていた』といった話が聞けたり、元気な方についても『通うようになってから人生が楽しくなった』といった声を直接いただくこともあるんです。いろんなきっかけを与えられる仕事なんだと感じる場面ですね」(足立氏)

人の役に立つ仕事は世の中にたくさんある。しかし、ここまで本気で相手のことを考え、実践し続ける会社はそう多くはないだろう。今までに身に付けられなかった能力を実践経験の中で身につけ、ビジネスパーソンとして自分の可能性を広げていきたい人には、ぴったりの職場だろう。

企業情報

会社名

株式会社イー・トラックス

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > Webマーケティング・ネット広告

サービス系 > その他サービス系

資本金

4,000万円

設立年月

2000年08月

代表者氏名

早崎 伊知郎

事業内容

1. 超初心者から資格取得者向けパソコン教室のフランチャイズ事業(フランチャイザー)
2. 超初心者から資格者向けパソコン教室の運営
3. 生涯学習用教材開発、及び、提供
4. 中高齢者向けインターネットコンテンツ開発、及び、提供
5. 精密機械器具のメンテナンス、修理店舗の運営

株式公開(証券取引所)

従業員数

90人

本社住所

京都府京都市中京区烏丸蛸薬師西入ル橋弁慶町227 第12長谷ビル6F

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