長く培われてきた栄養士のノウハウと思いを、テクノロジーの力で世界中の人に届ける
株式会社asken(以下、弊社)が開発・運営している食生活改善アプリ「あすけん」は、2020年12月現在、世界で500万人を超える会員数と収益を誇る日本トップクラスのヘルステックカンパニーに成長致しました。
設立は2007年で、株式会社グリーンハウスが100%を出資するグリーンハウスグループ子会社になります。グリーンハウスは創業70周年を超える大手コントラクトフードサービス企業で、受託運営している社員食堂・店舗数は全国2500を超え、管理栄養士/栄養士は1500人以上が在籍しており、食堂クライアントへの健康支援を中心に、栄養指導の分野では30年以上の実績を持っています。弊社はこのノウハウをITサービスに拡張し、社会の健康課題を解決するという理念から設立されました。
弊社には3つの事業の柱があり、
(1)B2C事業…会員数500万人を突破した食事改善アプリ『あすけん』の個人向け展開。個人の課金と広告収入。
(2)B2B事業…企業や健康保険組合などのクライアントに向けた、『あすけん』の団体契約。
(3)OEM事業…『あすけん』の食事管理システムを切り出したAPIなどの提供。
事業のすそ野は幅広く、アプリがメインでありながら個人課金・広告収入・法人契約・API利用料収入など多岐にわたるのが強みとなっています。特に(1)のB2C事業実績は、iOS/Android共にアプリストアにおけるヘルスケアカテゴリー部門では、長期にわたり売上ランキング1位を継続しており、株式会社NTTドコモ様の『dヘルスケアパック』にも採用されています。
『あすけん』の強みと事業・海外展開
『あすけん』は、食事を記録するだけで栄養士のノウハウが詰まったアドバイスが自動表示される機能がコアとなっています。特徴的なのは、バナナやカレー、ヒレカツといった一般的な食材・料理だけでなく、「セブンイレブンのサラダチキン」、「吉野家の牛丼」など10万種以上のメニューの栄養素データを保有していることで、これらのデータを組み合わせ、自動表示されるアドバイスのパターン数は20万以上になります。2016年6月にはソニー株式会社と提携し、料理の写真を撮影するだけでメニューを判別する「料理写真判別機能」を採用するなど、サービスの改善に意欲的に取り組んでいます。
この「アドバイスが自動表示される機能」は世界的に見ても極めて例が少なく、海外ユーザーからも高いフィードバックが多く得られています。
B2B事業の場合は単純なシステム売りにならないよう、企業の健康増進施策の提案を含めたコンサル営業を展開しています。2015年ごろから「健康経営」という言葉が日本でも広がり、トップダウンで従業員の健康増進に取り組む企業が増えていることも追い風で、『あすけん』の法人導入も急増しており、個人向け、法人向け、ともに成長し続けています。
また新たな事業展開として医療分野への参入も開始し、益々の成長が期待できるフェーズとなっております。
ベンチャー企業の面白さと、大企業の安定感のよいところどり
弊社は、健康に関わる事業を営む企業として信頼される会社であることを重視しており、常駐スタッフは28人程度という少人数組織で急成長事業に取り組むベンチャー企業的な刺激に満ちている一方、安定した親会社がついているため安心して働くことができます。
スタッフの平均年齢は30代半ば。男女比は6:4。中途入社が80%を占めます。
エンジニアは11名と少数精鋭で日々の開発および運用業務にあたっています。
社風としては、いわゆる“エッジが立った”雰囲気というよりは、色々な意味でバランスの取れた、多くの人にとって働きやすいと言えます。例えば「絶対に定時に帰らせる」あるいは「毎日、残業して働くのが当たり前」というような、極端なポリシーは持っておらず、1日の残業時間は人によるが平均1~2時間程度とワークライフバランスも取りやすいかと思います。
社内ではさまざまなキャリアを持った人が活躍、成長している。例を挙げると、スマフォアプリ開発未経験で入社してからAndroidアプリ開発を担当し、日本版・海外版それぞれをゼロベースから創り上げたエンジニア、ITのことを全く知らずに入社した栄養士が『あすけん』を通じてマスメディア露出が急増し、有名栄養士に成長したケースなど、業界や経験に関わらず大きく成長できる可能性に満ちています。
株式会社 askenの社員の声

30代後半
2020年09月入社

30代前半
2017年08月入社

30代後半
2013年11月入社