設立間もない会社ながらも大手新聞社や大手メーカーからの受託案件拡大中!
株式会社イクスイは2015年4月に設立された会社だ。母体の株式会社カスガ堂はSIerとして 20年以上の実績があり、より技術を特化させた技術者集団として設立されたのが同社である。現在はカスガ堂で築き上げた顧客やノウハウを受け継ぎ、旅行業界向けのパッケージソフト開発や新聞社向けの業務アプリケーションの開発をはじめ、大手メーカーの物流系業務システムや医療系システムの開発などを手掛けている。 設立間もないながらも、顧客の信頼を着々と獲得し、現在は持ち帰り案件も拡大している。新しいメンバーとともに自社開発に注力していく予定だ。
「当社はカスガ堂の既存顧客からの案件が多いので、スタートアップ企業のようにガツガツ新規開拓する必要がありません。まだ設立したばかりですが、売り上げなどが安定しており、そこが強みですね。また、常駐しているメンバーの仕事ぶりが評価され、常駐先から自然と新規案件が入ってくるようにもなりました。その新規案件を自社で請け負い、受託開発する流れが今は主流になりつつあるので、その流れに乗って、持ち帰り案件をどんどん増やしていきたいと思っています」(執行役員 米田 重治氏)
同社の持ち帰り案件で最も多いのが大手新聞社向けアプリケーション開発だ。大手新聞会社のグループ企業であるIT会社と直接取引があり、大手新聞社の部数報告システムをはじめ、情報可視化システムや新聞配達店舗社員の登録システムなど多岐に渡る業務開発を手掛けている。また、旅行会社向け基幹業務系システムの企画から保守、旅行保険会社向けのシステム開発なども受託開発の一部である。
「当社で開発している旅行会社向けBTM(ビジネストラベルマネジメント)は出張の手配などを効率的に行うパッケージで航空券等の手配から進捗管理など、トータルに管理するシステムを開発しています。大手旅行会社や海外出張のある企業が主な取引先です」(米田氏)
一方、常駐案件は医療系と物流系が主で、医療系では実消化システムやレセプト管理システムの開発、地域医療連携システムの開発から導入・運用支援などを行う。物流系では、誰もが知る大手メーカーとはカスガ堂時代から長年の取引があり、その流れから必然的に物流系業務システムの開発が同社でも強い領域になっている。
このように、若い会社であるにもかかわらず、安定した経営環境がすでに整っているのはカスガ堂という大きなバックグラウンドの存在が大きい。
イクスイ社員は現在8名。
グループ総数としては32名。
20年の実績を誇るカスガ堂を母体に安定した経営を実現!
カスガ堂グループは、カスガ堂、ティーエスピーインターナショナル、イクスイの3社で成り立っている。技術はカスガ堂とイクスイ、事務処理や営業的な部分をティーエスピーが担当し、3社連携しながら組織強化を図っている。
「開発業務に特化した部隊をつくりたいという思いからイクスイが立ち上げられました。今まではカスガ堂の既存顧客ありきでやってきましたが、今後は当社独自の新しいサービスを提供していきたいと思っています」(米田氏)。
カスガ堂の創業当時から大手メーカーとは取引があり、お客様社員よりも詳しい人間がいることは同グループの強みでもある。お客様対応の丁寧さはカスガ堂、イクスイどちらにも言える企業体制で、その堅実な姿勢は仕事ぶりにも反映され、顧客の信頼を着々と獲得していった。
「カスガ堂経由で物流系システム開発が強い領域になっていますね。具体的には、大手メーカーの物流系グループ会社で荷物の配送やピッキングリストなど、物流に関わるシステム開発を行っています」(米田氏)。
長い間、取引が続けられるのは信頼できるサービスを提供してきた結果である。また、同社としては高品質・低コストで供給することを武器に事業拡大を図っている最中だ。
「当社はまだ小さな若い会社です。だからこそ、大手企業にはできないことを実現していきたいと思っています。小さな会社だからこそできることは高品質なサービスを安く提供していくこと。それを武器にコスト面でイクスイを選んでいただいてるという事実はあります。品質はしっかりしてるけれど低コストで提供する、そこがお客様に評価されているポイントでしょう」(米田氏)。
高品質なサービスを低コストで提供できるのは、社員のヒューマンパワーこそがその源だ。そのひとつとして、優秀なプロジェクトリーダーの力量も挙げられるだろう。未経験者にとっても至れり尽くせりの同社であるが、経験者もよりスキルアップして、リーダークラスになるための教育制度や社員を育てるバックアップ制度が充実している。
残業が多い業界のイメージを覆す、技術者に優しい環境。
最終的には優秀なプロジェクトリーダーを育て上げることがミッションだという同社。
「社員にはどこの会社に行っても通用する人間になってもらいたい。また、そういう社員が進んでとどまる会社にしたい」という社長の思いもあり、社員のスキルアップを応援する教育制度や資格奨励金制度にも力を入れている。
「社員自らテーマを選定し、有志による勉強会を開催しています。技術好きな社員が集まっているので、新しい技術や知識を身につけようという向上心のある社員が多く、自発的に勉強会などが開催されています。また、国家資格をはじめ、OracleマスターやITILなど資格取得をバックアップする制度もあります。物流系の仕事では英語を使ったコミュニケーションのやりとりもあるので、TOEICの点数600点以上で手当が出るなど、社員のスキルアップを応援する環境は整っています」(米田氏)。
若手社員向けにはメンター制度があり、ベテラン社員がリモートで新人の指導をすることもある。そのような学習時間や勉強会は「どこの会社でも通用するスキルを身につけて欲しい」という社長の願いから、実務時間としてつけることも可能だ。
「当社ではエンジニアのイメージとは全く違う働き方ができると思っています。基本的には『残業が少ない』『休みが多い』『休日出勤もなし』という環境ですが、社員には徹底して成長して欲しいので、スキルアップするための学習時間は仕事に必要な時間という考えで、給与にも反映するよう配慮されています」(米田氏)。
残業が多いイメージのIT業界だが、残業も少なく、ワークライフバランスを重視する人にとっても大きな魅力だ。
「一番忙しい人で月40時間くらいの残業量で、そこまでいかないメンバーがほとんどです。定時で帰る人もいますし、有給も取りやすい」(米田氏)。
最後に、同社で働くメリットと求めている人材像について、米田氏に聞いた。
「スタートしたばかりの会社なので、当社のコアメンバーとして、一緒に会社を成長させていけることが当社で働くメリットだと思います。入社したら、ぜひとも会社のコアメンバーとして携わって欲しいです。求める人材像としては3つの意識、『問題意識』・『目的意識』・『当事者意識』を持つ人がいいですね」(米田氏)。
安定した環境でエンジニアとして伸び伸び成長できる魅力的な環境である同社。働き方を見直していきたい人にとってみれば、働きやすい環境ではないだろうか。
株式会社 イクスイの社員の声

40代前半
2015年04月入社
相応の責任が発生しますが、その分やりがいは...続きを読む

20代後半
2016年09月入社

20代前半
2016年10月入社