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株式会社フライングライン

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系

未来の本を創る――新たなビジネスモデルで出版業界のイノベーションを目指す!

自社サービス製品あり

企業について

"未来の本を創る"というビジョンを掲げ、新たなビジネスモデルで出版業界のイノベーションを目指す株式会社フライングライン。

同社は、大手有名出版社をはじめ80社以上が利用する出版社Webサイト専用のCMS『HONDANA』を中心に、書評でつながる読書コミュニティ『本が好き!』、またWeb上のあらゆる場所から本を起動しワンクリックで読むことを可能にするプラットフォーム『YONDEMILL』など、出版業界に新風を吹き込む革新的なWebサービスの開発に取り組んでいる。

テクノロジーの進化によって、今、激しい変化波にさらされている出版業界。2014年度には電子書籍市場は1,000億円を超え、2017年度には2,000億円規模にまで拡大することが予想されている。
国内の電子書籍市場は、大手オンライン書店が相次いでサービスを開始してから、順調にその規模を拡大しているように見える。しかし一方で、まだまだ業界のデジタル化においては課題が残されている部分や、手付かずの領域が残っているのも確かである。

代表取締役社長の鐘ヶ江弘章氏は次のように語る。
「現在の電子書籍市場の売上の7〜8割が実はマンガで占められています。学術書や、一般書の中でも比較的ニッチなジャンルの本に関しては、デジタル出版が浸透していないのが現状です。
理由のひとつとして、既存のオンライン書店がそのような本を売るのにあまり適していないことが挙げられます。まず、売れ筋ではないニッチな本は、広大な売り場の中で埋もれてしまい、なかなか見つけてもらえません。そして、幸運にも見つけてもらい、読んでもらえたとしても、その読者に関する情報は開示されません。これは、マーケティング戦略上、大きな問題となります。
本格的にデジタル出版に取り組むにあたって、販売ルートをそのような形で全て依存することは、出版者にとってリスクが大きいです」。

こういった現状に対し、新たなプロモーションの選択肢を提案するために生まれたのが『YONDEMILL』というサービスだ。
『YONDEMILL』は、出版者(企業・個人含む)が自身のHPやSNSなどWeb上のあらゆる場所を媒介にして電子書籍を直接読者に配信できるサービスだ。
専用アプリなども必要とせず、Webサイトを閲覧できる端末であれば、読者はリンクをクリックするだけですぐに本を読み始めることができる。

出版者にとっては、料率が高く競争の激しいオンライン書店で販売しなくても、出版社や個人のメディア、SNSを駆使することで、興味のある読者にダイレクトに書籍を提供することができる。

「Webによるコミュニケーションが浸透した現代では、出版者自身がその本に関心を持ちそうな潜在読者と直接つながっていることも多いです。『YONDEMILL』 では、そのようなチャネルを活かして、効率的に本を流通させることができます。また、サイトに訪れたユーザー情報を分析することで、マーケティングやプロモーションに活かすことも可能です」(鐘ケ江氏)。

既に50以上の出版社や個人の著者に活用されているという同サービス。コンテンツの数も順調に増え続けているなか、今後さらに市場に良質なコンテンツを掘り出し、読者に届けていきたいと考えている。

『YONDEMILL』を軸として同社が目指すもの、それは"本がWebを進化する"というコンセプトだ。鐘ヶ江氏は、このコンセプトを実現するのは3つの"本の未来像"だという。

まず1つ目は"本とWebの境目がなくなる"こと。
「出版社しか生み出すことのできないような、紙の本でしか流通していない質の高いコンテンツは今も大量に存在しています。出版社や著者がWebをうまく活用してデジタルの形でそれを収益化ができていないのです」と鐘ヶ江氏は語る。

そこで同社は、今、本にしかない知識や情報をWebに融合し、よりアクセスしやすいものにしていく戦略を練っている。

「例えば『YONDEMILL』では、出版社や著者が独自の『読み放題プラン』を提供することができます。これまで一冊の本として販売するのが難しかったコンテンツも、『読み放題プラン』では提供しやすくなります。これはリアル書店はもちろん、従来のオンライン書店やプラットフォームではできなかったことです」(鐘ヶ江氏)。

紙の本とWebの境目をなくす仕組みをつくることで、今までになかった新たな作品が生まれていくだろうと語る同氏。それこそが創作者を支え、豊かな文化をつくることにつながっていくと考えている。

2つ目は"出版社と読者が直接つながる"ことだ。
例えばリアル書店では平積みにされている本は人の目に触れる可能性は高いが、書棚に1冊か2冊並んだ本を背表紙だけを手がかりに買ってもらうことは非常に難易度が高い。しかも出版社は誰が買ったかという情報を手にすることができない。先に述べたように現状のオンライン書店の仕組みも、情報が手に入らないという点では同じである。

一方、『YONDEMILL』を活用すれば出版社や著者が直接、販売戦略に関わることができる。流通業者を介さずに電子書籍を提供することで、紙の書籍とは比にならない鮮度で質の高い情報を提供することもできる。これは従来の出版業界にはない新たなビジネスモデルだ。

「Webを活用することで出版社が直接読者とつながり、読者のニーズを掴むことができれば、出版社のコンテンツ開発力はさらに高まります。読んでみたい、と思うコンテンツがこれまで以上に生まれてくることになるでしょう」と鐘ヶ江氏は語る。

そして3つ目が"購読権の経済が成立する"こと。
物としての形のない本には"購入して所有する"という概念がなく、代わりにそのコンテンツに"アクセスして読む"という権利を売買する経済になる。
「ネットで検索すれば様々な情報を無料で手に入れることができる今、プロがいかに編集に力を注いで作ったとしても、デジタル化されたコンテンツが正当な対価を得ることは難しい状況です」と鐘ヶ江氏。
同社は、どんな媒体であっても価値のあるコンテンツにしっかりとした対価が支払われる成熟した社会を作っていきたいと考えている。

「例えば、既に事前に権利を販売しそれを元手に作品を創るといった、ファンド形式の新たな出版システムも生まれてきています。出版社や著者が適正な報酬を得て、創りたいものを創ることができれば、出版業界はもっと面白くなると思います」(鐘ヶ江氏)。

今は出版社とともにコンテンツとプロモーションを一緒に考える段階だが、将来的には同社の仕組みを出版社や著者自身がフル活用して、読者に刺さるコンテンツを自由に生み出して、効果的なプロモーションを実行してもらいたい、と鐘ヶ江氏は語る。

「紙からデジタルへとメディアが進化している今、本に対する価値観も大きく変わりつつあります。"未来の本"を創るという仕事は、この時代だからこそ挑戦できるミッションです。こんなチャンスは数百年に一度しかやってきません」と鐘ヶ江氏。

元々学生の頃から起業の想いがあった鐘ヶ江氏。システムコンサルティング会社を経て起業する際に、"出版、広告"の分野を主戦場に選ぶのは自然だった。というのも実は鐘ヶ江氏の家業が"出版広告"を専門に取り扱う広告会社であり、業界の悩みを肌身に感じていた。そして、実際にサービス提供し始めた今、その広いネットワークは非常に強い武器となっている。

既存のサービスとは一線を画したオリジナリティで勝負している同社のサービスは、掲げるミッションが大きい分、システムとして実現させていくのも非常に難しく課題も多い。しかしだからこそ、エンジニアにとってはひとつひとつが工夫のしどころであり、非常にチャレンジングで取り組みがいのある環境であることは間違いないだろう。

パートナー会社や仲の良い個人のエンジニアと開発チームを組むことが多い同社。オープンな開発手法で、企画の段階からエンジニア同士でアイデアを出し合い、最先端の技術も積極的に取り入れているという。
そんな同社が最も大事にしているのが、同じ目標に向かってしっかりとビジョンを共有し、常に最適なチームで挑むことだ。

「チームの一人ひとりがプロ意識を持って同じ方向を向いていれば、メンバーが社員であっても社外の人間であっても関係なく良いものができると考えています。難しいことに取り組んでいることはわかっていますが、進むべき方向は見えていますし、知恵を絞って進んでいけば必ず実現できると確信しています」と語る鐘ヶ江氏。

同社は現在、このような開発体制やノウハウを生かし、開発チームのコアとなり社内の立場からチームをリードしていけるような新たな技術者の参画を求めている。
「"未来の本のかたち"を作っていくことは、時間はかかりますが非常に面白くやりがいのある仕事です。このビジョンに強く共感して下さる方と是非お話をしたいです」(鐘ヶ江氏)。

エンジニアとして大きな課題に取り組みたい方、本が好きだからこそ問題意識をもって業界を変えていきたいという意欲のある方は、このチャンスに同社の環境に飛び込んでみてはいかがだろうか。

企業情報

会社名

株式会社フライングライン

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > 放送(テレビ/ラジオ)・音楽・芸能

企業の特徴
自社サービス製品あり
資本金

1000万円

代表者氏名

代表取締役 鐘ヶ江 弘章

事業内容

Webを活用して書籍・出版物を広めるサービスの展開

株式公開(証券取引所)

従業員数

3人

本社住所

東京都中央区銀座8-11-11 TK銀座8丁目ビル6F

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