旅行業界に革新を起こす、世界で唯一のダイナミックパッケージの仕組みを構築
タイムデザインは、旅行業界にこれまでになかったプラットフォームを提供する会社。同社は、ダイナミックパッケージプラットフォームを開発・提供しており、これまでなかった切り口で古い体質の業界に対して変革をもたらそうとしている、世界でも珍しい旅行×テクノロジー企業です。
「いわゆる旅行会社の仕組みは、航空会社や宿泊施設から商品を仕入れ、プロモーションして販売するという流れが『業界のセオリー』。しかし、私たちがやってるのは、ホテルや航空会社等の事業者が従来型の旅行会社に頼らなくとも"公式サイト"上で、旅行に必要なあらゆる素材を組み合わせて販売することができるプラットフォームを構築することです」(代表取締役社長・高松祐三氏)。
旅行業界にあるルールでは、免許を持っていなければ「移動手段」と「宿泊施設」の商品を扱うことはできず、仮にホテルが自分たちで航空券も一緒に売ろうと考えた場合、免許・仕入・システムにおいて高いハードルが存在する。
これらのハードルを一気に越えられるプラットフォームとして、ホテルの公式サイトに対しては航空券を提供したり、航空会社の公式サイトにはホテルを提供したり、ない商材を呼び出し、組み合わせ、同時に予約可能な予約システムを提供している。
「我々が構築するプラットフォームには既に日本国内2000のホテル、すべての国内線航空会社、そして全国レンタカーなどの商材があります。多くの素材が集まれば集まるほど、組み合わせパターンが増え、提供できるサービスも増える。それが新たなシステム連携先をもたらすというプラットフォーム増大のスパイラルをもたらしています。
同時にホテルや航空会社などの各事業者が、従来型旅行会社に支払っていた手数料の削減も実現しています。流通システムの改善を図ることで、巡り巡ってエンドユーザーとなる顧客へも商品が安く提供できるようになると考えています。」(高松氏)。
世界的に見てもオンリーワンの発想である同社プラットフォームは、2016年春よりついに海外ホテル、海外航空券にその裾の尾を広げ、照準を世界にあてている。
「目指すなら、やっぱり世界で唯一のプラットフォームでしょう?多くの変革の中でもっともっと便利!や効率的!を生み出したいです。」(高松氏)
設立当初の苦労を乗り越え、「業界を変えるサービス」と期待される存在に
2018年で13期目を迎えたタイムデザイン。高松氏が25歳で設立した当初は、苦労の連続だった。
「沖縄のホテルなどに足を運び、商品の説明をするのですが、最初はとにかく評判が悪かった。旅行会社のセオリーが分かっていない、そんなことが業界で通用するわけがないと。悔しかったですね」(高松氏)。
今では星野リゾートをはじめとして、最近では名だたるホテルが導入をしており、国内2000ホテルの公式サイトで用いられている予約システムとなっている。
また、ホテルなどユーザーの意見を基に常に求められる機能向上を図ってきたため、他の追随を許すことなく、いまだオンリーワンのプラットフォームとして走り続けている。
2014年からは、ホテルだけでなく、航空会社向けのダイナミックパッケージの提供を開始。宿泊施設への手法の逆で、同社が持つ宿泊施設の素材を活用し、航空券を買う際に一緒に宿泊施設も購入できるようにした。
「われわれのようなベンチャーが国内を代表する航空会社の販売を支援するだけでなく、そのビジネスを共に提供させていただいていることに楽しさを感じます。」(高松氏)
同年には2社目の航空会社となるLCC春秋航空にも同様のサービスの提供を開始した。
資金調達の面では、2014年3月に、株式会社カカクコム、株式会社星野リゾートから総額2億円の第三者割当増資を実施した。その資金を活用し、国内のプラットフォームを更に強いものに、そして次なる拡張先として海外をターゲットとしている。
「ホテルにとっては、私たちの仕組みさえ使っていれば、全世界のお客さんを相手にできる、どの外部のサイトにも頼ることなく、自分たちのサイト上で展開していける。目指すは、海外でもそういうプラットフォームになることです」(高松氏)。
前例のない仕事ができる喜びと、それを仲間と一緒に取り組める喜び
同社で働く最大のメリットは、「他にない、業界の常識を覆すような自社サービスを手がけられる醍醐味が得られること」だろう。
「たとえばお客様のホームページ上にUIを作っていく際も、特定の人が全部を仕切っているわけではありません。世の中にはないサービスがゆえに前例がなく、社内のみんなで意見を出し合い、時に実際に使ってみながら作り込んでいきます。ものづくりを楽しめる環境があると思いますよ」(高松氏)。
企業文化については、「壁を作らないこと」を何よりも重視。部所ごとに壁で仕切ったり、集中しやすさや効率を重視して部屋を分けるなどといったことはしたくないと考えている。
「すごいサービスを作るというミッションの中では、誰でも思いを持って発言することが良いことだと思ってます。事業を生み出すという視点では開発オリエンテッドな発想が大事、でも事業を運営しサービスレベルをあげるという視点ではオペレーションオリエンテッドな発想が大事になったり。そういう視点が集まってバランス感の高い、強いサービスを一緒に作っていき続けられるチームならば、どんな変革やチャレンジだって乗り越えて楽しめると思うんです。」(高松氏)。
現在の社員数は27名。外部からの常駐メンバーを入れると30名ほどいます。開発をすべて内製できるように体制を切り替えた。今後も全体体制の半分をエンジニアにしてどんどんサービスを拡張させていきたいと考えています。
CIOの佃義彦氏も、「チームとして楽しく仕事ができる環境は用意しています。常に滞留することなくいろいろなものが流れていて、しかも特定の人とだけ仕事をするような環境ではないですから、あらゆる刺激が社内で得られるはず」と話してくれた。
前例のない仕事をしているという満足感や喜びは大事だ。さらにそれを、大好きなメンバーと一緒にできることは、さらなる喜びとなるだろう。
「組織をもっとよくしていこうという気持ちになれば、積極的に意見するようにもなるもの。そういう意味で、すごくいいチームがつくれているなあと感じています」(高松氏)。
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株式会社 タイムデザインの社員の声

30代前半
2015年08月入社
そして、作っ...続きを読む

30代前半
2014年10月入社
自社サービスであり、コールセンターも自社内に持っ...続きを読む

20代前半
2014年10月入社