「ブランドについて積極的に関わり、発言・推奨する熱量の高いユーザー」を“アンバサダー”を定義。企業がアンバサダーとより良い関係を築く為のサービスを展開
『全ての企業やブランドが“アンバサダー”と繋がり、一緒に価値や体験を共有することで成長する』
アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)では、「自発的にブランドについて発言し、周囲の友人に推奨する熱量の高いファン=アンバサダー」を見つけ、繋がり、活性化することを目的とした「アンバサダープログラム」を推進しています。
これは、企業が継続的に成長するためには、“熱量の高いファン”を増やし、生活者に体験や価値を伝えてもらう活動を続けることが大切である、という考え方に基づいています。
私自身、友人や知人のおススメで商品を購入したり、身近な詳しい人に聞いてサービスを選択した経験がたくさんあります。反対に、自分の好きな商品やブランドを友人におススメした結果、納得して商品を選択してくれた時の嬉しい気持ちは強く記憶に残っています。
おそらく、このメッセージを読んでいただいているみなさんも“アンバサダー”の影響を受けて何かを選択したり、ご自身が“アンバサダー”となり、誰かに何らかの影響を与えた経験があるのではないでしょうか。
このような実体験が、1人ひとりのアンバサダーの力を信じ、「アンバサダープログラム」を推進する私の原動力になっています。
企業発信から生活者発信の時代に
20世紀、マスメディアの時代における情報伝達や消費行動プロセスは、TVCMなどのリーチ広告が主な手段でした。この時代は企業から発信される情報の信頼度も高く、これはとても効率がいいモデルでした。
21世紀、ソーシャルメディア時代の情報伝達や消費行動プロセスは、「発信力のある個人」からの情報が生活者の意識を動かしたり、行動に影響を与えます。生活者は企業からの情報よりも、身近な人からの情報を信頼することが、調査からも明らかになっています。
アンバサダーに着目することで、このShareの層を戦略的に作ることができ、クチコミを蓄積させて資産化するマーケティングが可能になります。
アンバサダーの啓蒙にも力をいれています
顧客視点のマーケティングを実現したアンバサダープログラムの考え方を軸に、マス・マーケティングと両輪で機能させる、もう一つのマーケティング、真の顧客視点戦略についてまとめた書籍を発売しています。
また、アンバサダープログラムを実現する為に自社開発した「アンバサダープラットフォーム」を提供しています。