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株式会社UCJ

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系

”世界各国の都市と都市をつなぐ、World Wide Web Shop”

企業について

世界中の企業垂涎の市場、中国。しかし、その未知の市場を知る手段を得ることができず、手をこまねいているだけ…という企業も多い。そんな企業に救いの手を差し伸べる企業が株式会社UCJ(United Cities Japan)だ。<br /><br />UCJは「インターネットを通して、日本企業が中国の消費者に対してダイレクトに商品を販売する」というユニークなショッピングモール、「UCモール」を運営している。ここを通じて、さまざまな業種の日本企業が無限の可能性を秘めた中国の消費者に向けて物販活動を展開。中国の消費者はクレジットカード決済もしくは、人民元で日本企業の販売する商品を購入できる。このUCモールはあらゆる企業にビジネスチャンスを与えてくれるチャネルとして注目を集めている。<br /><br />UCJの強みは、なんといっても中国における60万人超のクレジットカードホルダーたちの会員データベースを土台にしてUCモールを運営しているという点だ。この会員データベースは、提携関係にある上海のクレジットカード発行代行企業、上海UCの保有するもの。上海UCは中国全土のクレジットカード発行代行企業の中でも3指に入るほどの大手企業だ。<br /><br />中国では経済システムの違いからドメスティックな企業しかクレジットカード会社を運営することはできないため、日本企業がこうした中国のクレジット カードホルダーの情報を独自に得るのは至難の技。とはいえ、クレジットカードの普及率は3%しかない中国におけるクレジットカード保有者のほとんどは富裕層のため、クレジットカードホルダーの情 報を基に商取引を展開できれば、真に購買力のある消費者層に的を絞ってeコマースやプロモーション活動を効果的に実施できることになる。<br /><br />つまり、日本企業にとって喉から手が出るほど欲しい情報を提供しているのがUCJなのだ。また、このデータベースを基にしたマーケティングリサーチもUCJの主要事業のひとつとなっている。中国の消費動向情報をリアルタイムに日本企業に提供。購買力のある中国消費者のデータベースを基にしているため、極めて確度の高い情報を得られるとの評価を得ている。

「中国市場に興味はあるものの、どのようにアプローチをしていいのかわからない。未知の市場に多大なる投資をすることはできない、と二の足を踏んでいる。そんな企業にとってUCモールは低コスト、低リスクでテストマーケティングができる場であると高い評価を受けています」<br /><br />と語るのは、流暢な日本語を操る代表取締役CEOである楊 鳴一氏だ。<br /><br />楊氏は、中国人でなくてはできない分野にいち早く着目し、企業規模の大小は関係なくクロスボーダーな商取引が容易にできるような画期的ソリューションを考案したアイディアマンだ。<br /><br />2000年、日本の大学で金融学を専攻した楊氏。学生時代からeコマースを活用したビジネスを研究していた楊氏は、自身の考案したビジネスモデルを実現すべく、世界有数のコンサルティング会社からもらった内定を断り、起業することを決意した。<br /><br />台湾の消費者をメインターゲットとしたビジネスを展開したものの、当時、台湾ではクレジットカード決済が予想以上に普及していなかったため、会員情報が思うように集まらずに挫折……。一度は故国へと帰国した。しかし、バイタリティ溢れる楊氏は初心貫徹を決意。<br /><br />「自分のアイディアに自信をもっていました。だから、失敗にくじけず、もう一度やってみよう! と、上海を基点とした再起を決意したのです」<br /><br />自身の考案したビジネスの命は消費者データベースと決済手段だと再認識した楊氏は、中国の銀行と提携関係を結ぶことに成功、クレジットカード発行代行である上海UCを設立。その後、会社は急成長し、約3年で10万人超の会員情報の獲得に成功した。<br /><br />2004年、満を持しての日本での再出発。念願だった日本法人UCJを設立するに至った。そして2005年、60万人超という比類なき膨大な量のデータベースを土台としたUCモールの運営に乗り出した。<br /><br />前年比200%以上という驚異的な伸びをみせている中国のeコマース市場の波に乗って、UCJは成長を続けている。現在では、中国国内でのカスタマーサポートとプロモーション活動を担当する100%UCJの子会社を上海に設立。楊氏は東京と上海とを忙しく行き来するという、クロスボーダーな活躍を見せている。

UCJは今後3つの業務を柱として展開していくという。日本での新規ショップ(クライアント)開拓や上海の子会社と連携してのイベント企画を担当するマーケティング部門、日本企業に対するサポートをメイン業務とするショップサポート部門。そして、この10月からは中国進出を狙う日本大手企業をターゲットとしたコンサルティング部門も立ち上げ予定だ。急成長を続けるUCJにとって即戦力となるスタッフの増強は急務となっている。<br /><br />「役員には中国人、日本人、オーストラリア人がいます。UCJの特徴をひとことで語るなら、“国際色豊か”ということですね。職場には3カ国語が飛び交うことも。それに、日本のスタッフと上海の子会社のスタッフとは最低でも週2回はSkypeを通して会議を行いますし、業務リポートをはじめとした情報のやりとりも密に行っています。<br /><br />とはいえ、中国語は必須ではありません」。楊氏曰く、大事なのは語学力があるかよりも国際感覚があるかだという。会議には必ず通訳がつくため、まったく問題ないという。<br /><br />「中国人スタッフと日本人スタッフ、両者とも一定のルールは守って仕事は進めていますが、文化や考え方の違いを感じる場面も当然あるはず。そういった違いを受け入れられない人はストレスを感じるかもしれません」。<br /><br />だからこそ、国際的感覚が持てる人と働きたいという。「いかに効率的にコミュニケーションを図れるかが重要です。毎日のように中国のスタッフとコミュニケーションしなくてはならないのですから、嫌でも語学力はついてくるはず。中国語を勉強したい人には最適な職場じゃないでしょうか。中国に興味のある人なら、さらに楽しく働けることでしょう」と、楊氏は笑う。<br /><br />さらに「月にヘッドオフィスを置きたいくらいです!」この言葉は楊氏の今後のビジネスプランを象徴する言葉だ。<br /><br />UCJでは日本と中国の商取引に限らず、韓国、台湾など、東アジア諸国の消費者もターゲットとしてビジネスを展開していく予定だという。<br /><br />その後、さらにマレーシア、シンガポール、インドなど、経済発展の著しいアジア諸国全般を網羅していくことを目標としている。「今は東京が拠点となっていますが、東京にこだわりをもっているわけではありません。上海ももちろん、今後開設する各国のオフィスのすべてを同等に軸としていきたいのです」と語る楊氏のビジネスポリシーは「ローカルかつワールドワイドに」だ。<br /><br />ターゲットとなる国の文化、考え方の違いを理解することなしに成功は望めないという考えのもと、ワールドワイドでありながらも、画一的ではない、ターゲット国の文化、風土を考慮した最適なサービスの提供、プロモーション活動などを展開したいのだという。<br /><br />世界全体を一気に見渡せることができそうな場所、月にヘッドオフィスを……。楊氏のビジネスは中国市場と同様、無限の可能性を秘めている。

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企業情報

会社名

株式会社UCJ

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > ITコンサルティング

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > 広告・デザイン・イベント

資本金

7210万円

売上(3年分)

20073 6000万円(予測)

20063 800万円

20053 80万円

設立年月

2004年05月

代表者氏名

代表取締役 楊 鳴一

事業内容

・オンラインショッピングモール事業
・コンサル事業
・リサーチ事業
・オンラインプロモーション事業

株式公開(証券取引所)

非上場

主要株主

取締役陣 ネットエイジキャピタルパートナーズ株式会社 ほか

主要取引先

ネットショップ各社様、中国に関心のある企業様

従業員数

22人

本社住所

東京都 港区芝4-11-5 MSビル9F

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