『価格.com』『食べログ』『求人ボックス』『キナリノ』他多種多様なサイトで消費生活をサポート
株式会社カカクコムは、1997年の設立以来、人々の消費生活をサポートするインターネットメディアの運営企業として持続的な成長を遂げてきた。
同社を代表するサービスは、パソコンや周辺機器の価格情報サイトから、ショッピングの総合情報ポータルへと進化を遂げた購買支援サイト『価格.com』である。月間ユーザー数約5,000万人、月間ページビュー数は約5億6,946万PVに達し、国内最大規模を誇る。同社の収益の柱は、同サービスにおける集客サポート、販売サポート、広告サービスだ。『「買ってよかった」をすべてのひとに。』というブランドビジョンを達成するため、更なるスピードを上げてユーザー本位のサービスを作りだしていく。
また、グルメ・レストランのクチコミサイト『食べログ』の成長は、同社の事業経緯を語る上で特筆すべきトピックである。2005年にリリースされた同サービスは、先行サイトの良い点を取り込みつつ、ユーザ視点で改良を加え急速に機能を進化させ、月間ユーザー数1億1,877万人、月間ページビュー数は20億4,870万PVのサイトへと成長。さらに2015年5月より掲載店の限定ランチをどこでも500円で食べることができる有料サービス「食べログ ワンコインランチ」を開始。東京都に加え、新たに全国主要エリアのランチ掲載を開始し、これにより、会員が利用できる店舗数は、全国1,000店超となる。新たな収益の柱として、同サービスの存在感は増している。
(渋谷パルコDGビル)
“くちコミ”投稿の仕組みをいち早く取り入れ成長
『価格.com』『食べログ』の他、同社が運営するサイトは、高級ホテル・旅館の宿泊予約、新築マンション検索、フォトコミュニティサイト、賃貸物件検索など、幅広い分野にまたがっている。また、旅行のクチコミサイト『フォートラベル』、総合映画情報サイト『eiga.com』などをグループに加え、さらに保険のコンサルティングをおこなうカカクコム・インシュアランス、外国為替証拠金取引オンラインサービスを提供するカカクコム・フィナンシャルを立上げるなど、同社は提供サービスのジャンルを拡大し続けてきた。その間、2003年10月に東証マザーズへの上場、2005年3月には東証一部への上場を果たしている。
同社の事業の根底にあるのは“ユーザが、ある選択をする際に必要となる情報を交換するためのプラットフォームづくり”である。同社は創業以来、ユーザ本位の購買支援サービスを創出し、ユーザにとって最適な意思決定をサポートし続けてきた。
その中で同社の競争優位性を生み出したのは、国内におけるインターネットの普及段階においていち早く“くちコミ”の重要性に着目し、中立性の高い情報提供を実現したことである。創業の翌年にはクチコミ掲示板の前身となる『Windows98特設掲示板』を設置し、サイト利用者によるくちコミ投稿を促して意見交換ができる場を提供している。その先見性とスピード感のある事業展開が、同社の競争優位性を生み出したのである。
健全な経営基盤を背景に自己実現を叶える組織づくり
今後の事業展開として同社が掲げるのは以下三つの成長戦略である。
●ショッピング領域で利用者No.1に
価格.comを中心に、情報量の充実とユーザビリティの向上により、ショッピング領域での利用者No.1 の地位を築く。
●グルメ領域での収益化加速
グルメ領域で利用者数No.1を不動のものとし、食べログを中心としたグルメ領域での事業化を加速する。
●新しい事業の柱の育成
不動産、旅行など成長余力の高い事業を育成し、『価格.com』『食べログ』に次ぐ第3の事業の柱とするとともに、新たな収益モデルの成長を進める。
そして“自己実現を叶える組織づくり”を経営方針の一つに掲げ、全ての社員がその能力を十分に発揮して活躍できるよう、OJT、階層による研修、職種による専門研修の3つの軸で人材育成プログラムを整備。それに加えて、意欲があれば社歴や経験に関係なく仕事を任せる社風のため、主体的に動くことで個人の成長スピードが加速する環境が揃っている。それが数々のサイトを創出し収益化してきた源なのだ。
健全な経営基盤を背景に、新しいビジネスの創出にチャレンジできる。それがカカクコム社の魅力である。
株式会社 カカクコムの社員の声

30代前半
2015年11月入社
私の所属しているフロントエ...続きを読む

20代前半
2018年04月入社
「ゼネラリス...続きを読む

30代前半
2017年08月入社
現在は、サーバーサイド兼アプリエ...続きを読む