グローバル企業からの直契約・長期案件。ディスカッションを重視したプロジェクト進行でお客様の課題の本質にアプローチ。BtoB企業の魅力を120%伝えきる!
イントリックス株式会社は、企業のインターネット活用を支援する会社だ。ターゲットは大企業、なかでもBtoB企業に特化し、主にWebサイトの戦略的な活用を支援している。
同社の業態について代表取締役社長の気賀氏は「Webコンサルティングと呼ぶのも微妙だし、インテグレーターとも違う」と言う。コンサルティングでは、いわゆる上流工程だけを手がけるイメージで、インテグレーターといえば、今度は設計・構築が中心のように聞こえるからだ。イントリックスは、グローバルに活動する企業のWeb活用を俯瞰的な目で眺めて戦略を立て、実際に手を動かす構築までを一気通貫して手がけている。社内にはクリエイティブだけでなく戦略寄りの人やシステム寄りの人など、各分野に専門性の高いメンバーがいて、チームを組んでプロジェクトを動かしていく。
ターゲットを「大企業」と謳っているのは同社が、コーポレートサイトやブランドサイト、各国のサイトなど数百にもおよぶWebサイトを運用しているようなグローバル企業の案件に特化しているからだ。同社が手がけるのは、単にWebサイトのデザインを格好よくするといった表層的な話ではなく、その会社のデジタル接点を俯瞰した上で、将来も見越したWebの活用のあり方を検討、企画、構築するという極めて壮大なスケールの話だ。そのような事業展開をし、さらにこの壮大なプロジェクトに対するコスト負担力のある会社となると、自ずと大企業に絞られる。
そしてイントリックスの掲げるもう一つのキーワードがBtoBだ。「BtoB企業とデジタルの親和性は非常に高い」。これが気賀氏の持論だ。大型の機械や精密な部品、素材など一般の人にはあまり馴染みのない製品を扱うBtoB企業。その製品とそれを本当に必要とする人を結びつけ、非常に細かい性能や機能などの情報をもれなく伝える有効なツールが、Webをはじめとするデジタルツールだ。膨大な点数の製品の仕様や設計データを整理・分類したり、高い技術力を有する企業イメージを体現したデザインを開発したり、また社内の様々な部署がWebサイトを通じたコミュニケーションを行うためのツールを導入したりなど、BtoB企業でのWeb活用には多面的な支援が求められている。
リーダーから伸びしろ採用まで、求めるポジションも多彩!楽しい雰囲気のなか成長する社員達が集結。
現在40人のメンバーが在籍している同社。そこで気になるのは、「この独特で高度なサービスを、一体どんな人がやっているのか?」ということだろう。クリエイティブ部門にはWeb制作のそれぞれの領域で経験したメンバーがそろっており、どの社員からも自社サービスの品質に対する強い自負が感じられる。さらにストラテジー部門にはBtoB企業の営業職が、マーケティング・テクノロジー部門にはSIerのPM・PL職からの転職者が在籍するなど、クリエイティブ中心のWeb制作会社ではあまり見ない人材が多いことも同社の特徴だ。
「BtoB企業のWeb活用は教科書の無い世界。過去の成功体験にとらわれず、その時々で最善と思われる解を出せる人材をも求めている」。気賀氏は求める人材像をそう表現する。これは戦略や戦術の策定だけでなく、情報設計やデザイン、実装方針などあらゆる仕事に当てはまるという。その発想力を持つ人が、この会社に来て社長の考えにふれ、周りのメンバーからも刺激を受けるなかで磨かれ、大きな力を発揮するようになるのだ。
同社ではメンバー同士のコミュニケーションを活発にするために、所属部署に関わらず席もあえてバラバラにしている。その成果だろう。ミーティングでは活発な議論のなかにも、時に笑いがあふれるなど、楽しく和やかな雰囲気と抜群のチームワークが感じられる。
また毎年の合宿や会社設立記念パーティーといったイベントも多い。メンバーが持ち回りで幹事を務め、楽しく盛り上げる。研修的な活動では、BtoB企業への理解を深めるための工場見学なども好評だ。その楽しい様子の一端は、同社サイト内のブログ「ゆるやか広報班」でもうかがい知ることができる。このような伸びやかな環境下で育まれる自由な発想が結集し、同社の独自のサービスを生み出しているのだ。
「BtoB企業のデジタル支援といえばイントリックス」というブランド確立を目指す。
イントリックスのコーポレートサイトには、同社が手がけてきた事例がずらりと並ぶ。それは日本の名だたる企業ばかりだ。営業専任の担当がいない同社だが、その実績や、気賀氏が至るところで発信するBtoB企業のコミュニケーション論がフックとなり、次々と問い合わせがくるという。ひとたび支援した会社のリピート率も極めて高い。独自のノウハウで確固とした立ち位置を築いているのが、イントリックスという会社だ。
そのような同社の展望を紹介しよう。イントリックスという社名には、「日本のINDUSTRYをINTERNETでINNOVATEする」という意味を込めた。素晴らしい技術を持つ日本の企業の価値を、インターネットを通じて世界に広めることをミッションとしている。
その広大なミッションの下、やりたいこと、やるべきことは無限にある。まず1つ目は、「BtoB企業のデジタル支援といえばイントリックス」というブランドを確立することだ。それは今、手がけている受託サービスの延長上で実現できることだろう。
そしてその先にあるさらに大きな目標は、BtoB企業全体を支援することだ。BtoB企業の総合ポータルサイトをつくったり、あるいはBtoB企業向けのWebサービスやプロダクトの提供という方向もあるかもしれない。
加えてもう1つは、デジタル人材の育成だ。「デジタルをフルに活用するには、その企業を本当に深く理解しているクライアント内部の人間がデジタルを使いこなせれば一番いい。そのような人材を育てることも、その会社のデジタル活用を支援する重要な要素でしょう」と気賀氏は言う。
世の中に星の数ほどあるWeb制作会社では、常にギリギリの予算とスケジュールで「こなす」という感覚で仕事にあたる会社も多いだろう。しかし、イントリックスの仕事は、それとは対極の世界だ。じっくり考え、戦略を組み立て、アウトプットに落とし込んでいく。そういう姿勢で仕事をしたい人、そして何より日本のBtoB企業への尊敬と、それを世界に伝えたいという熱意がある人。そんな人は是非、イントリックスを訪ねてほしい。取材中、「今はデジタルの数%しか活用できていない」と気賀氏は何度も口にした。そこには無限と言っていいほどの可能性と大きな夢があるに違いない。
イントリックス 株式会社の社員の声

40代前半
2014年06月入社

30代前半
2012年04月入社

40代前半
2013年04月入社