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シンバイオ製薬株式会社

  • 製造・メーカー系

上場を目指す

企業について

大手医薬品メーカーの持つ大型新薬の特許切れが続出する2010年問題や、低い成功率にも関わらず増大する研究開発費、増加の一途を辿っていた国民医療費の抑制など、医薬品業界を取り巻く環境は大きく変化しており、これに対応するため国内医薬品メーカーの多くはメガファーマ志向へとシフトし、吸収・合併による業界の再編成が進んでいる。そのような状況下で大手医薬品メーカーは大型新薬の開発に注力しており、一方で医療ニーズは高いものの、患者数が少ないために新薬の開発が見送られている「空白の治療領域」が生まれるという事態が起こっている。




医療業界に身を置く人間として、この置き去りにされた領域に何とか光を当てたいと思い創業を決意したのが代表取締役社兼CEOの吉田文紀氏であり、その志に共鳴した仲間と共に設立されたのがシンバイオ製薬株式会社だ。その理念は「共創・共生」。患者を中心に医師、科学者、行政、開発資金提供者が支え合い、共に手を取り合って新薬開発を行っていこうという同社の姿勢を表している。




同社が取り組む新薬の領域は、大手の医薬品メーカーが採算面で手を出しにくく、かつ治療が難しいとされている市場であり、その中でも特に難易度が高いとされる「がん・血液・自己免疫疾患」の3つの疾患分野。メガファーマのように大型新薬の開発を追及するのではなく、得意分野の新薬開発に一つひとつ取り組んでいくことによって日本初のスペシャリティファーマを目指す。

同社の特徴は研究室を持たない医薬品メーカーであること。医療現場のニーズを出発点に、基礎研究を行う世界中のバイオベンチャーから新薬候補を探索し、SAB(Scientific Advisory Board)として同社の活動に参画する第一線で活躍中の医師や研究者との協力によって新薬候補物を選別、一般的な新薬開発とは異なり基礎研究を一切行わないため通常では10~17年かかるという新薬の研究開発から承認まで期間を最短で5年以内で行うという素早い製品化を可能にする独自のビジネスモデルを構築している。グローバルネットワークから高付加価値の新薬候補を選別する探索能力、SABの確かな見識に支えられた高度な研究成果評価力、特定分野に精通した営業・マーケティング体制、高度なライセンス交渉能力、豊富な医薬品開発経験によるレイトステージ導入ノウハウ、欧米の臨床試験とのハーモナイズによる開発期間の短縮、製造・販売などにおけるパートナー企業との協力体制といった、数々の優位性が同社のビジネスモデルを支えているのだ。




独自のグローバルネットワークが可能にした「新薬サーチエンジン」(新薬候補抽出~ライセンス締結までの一連の流れ)により、2005年12月には開発品目第1号として抗がん剤「SyB L-0501(塩酸ベンダムスチン)」の契約と臨床試験が開始された。その後も2007年3月には制吐剤「SyB D-0701(AB1001)」が、2007年8月には新規抗癌性物質「SyB-0702(PEG-ZnPP)」の契約と臨床試験が開始が決定、その他にも複数の製品導入に向けて準備中だという。





今後も、がん・血液・自己免疫疾患の3つの分野に特化し、医薬品業界における卓越した経験と、ローコストな少数精鋭ファブレス(生産設備を持たない)経営によって、高確率でスピーディーな新薬承認を実現し、快進撃を続けていく予定だ。





急速な経済成長に伴う医療ニーズの拡大が予想されるアジア諸国においても日本と同様、がん・血液・自己免疫疾患という領域が「空白の治療領域」になりつつあるという。2009年現在、同社開発製品として、抗がん剤「SyB L-0501」、制吐剤「SyB D-0701」、新規抗癌性物質「SyB-0702」をアジア諸国で展開しており、今後導入する開発品についても各国で権利を取得していく予定としている。同社ではアジア諸国への取り組みを戦略上重要視しており、まずは中国、韓国、台湾、シンガポールを対象として着実に事業を展開していくという。環境面でも、2007年2月には人種的にも生活習慣の上でも差異の少ない両国間での症例や臨床研究の情報共有を行うことなどによって迅速な新薬開発を目指すため、日中両政府がアジア向けの新たながん治療薬の共同開発を行う旨の発表をするなど、政府レベルでの協力体制構築が行われており、同社のアジア事業展開を後押しする環境が整ってきている。
同社の夢である、アジア・パシフィック地域における、がん領域・血液領域に特化した最初(First in Class)でベスト(Best in Class)のスペシャリティファーマとなるべく、今後も積極的に事業展開を行っていく予定だ。




医薬品業界のプロフェッショナルが集った同社。定年を72歳としている同社だが、その背景には自らが習得した知識・技術を会社のため、人のため、社会のために還元してほしいという思いがあるという。
大手医薬品メーカーが敢えて手を付けない「空白の治療領域」に取り組むという同社の事業は決して簡単なものではない。しかし、誰かがやらねばならない仕事を自らに課し、新薬を待ち望む患者のために日々取り組んでいくことは、この上ないやりがいに繋がるはずだ。




最後に吉田氏からのメッセージを紹介したい。
「『共創・共生』の志に共鳴される多くの方々が私達の事業に積極的に参加されることを望んでいます。ぜひ私達とともに『空白の治療領域』に光をあてることを自らの職業人生の使命とし、飽くなき挑戦心を持って取り組んでいきましょう」





企業情報

会社名

シンバイオ製薬株式会社

業界

製造・メーカー系 > 医薬品・医療機器

企業の特徴
上場を目指す
資本金

18億9250万円

設立年月

2005年03月

代表者氏名

代表取締役社長 兼 CEO 吉田 文紀

事業内容

研究所を持たないバイオ医薬品メーカー

株式公開(証券取引所)

従業員数

-人

本社住所

東京都 港区新橋五丁目23番7号 三栄ビル8階

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