美容業界の未来に貢献することが同社のミッション。現在は、ヘアサロン向けのASP業務管理システム「FRONT for salon(フロントフォーサロン)」の販売事業とWEB制作事業を手掛ける。また、グループ会社である株式会社グラマラスではアイブロウやアイラッシュの直営サロンの運営やフランチャイズの展開、株式会社グラムキューブではヘアサロンのセールスプロモーション業務を行っている。
業界初のASPサービス「FRONT for salon」
ビズグラムの主力事業は、業界初のヘアサロン向けASP業務管理システムである自社開発システム「FRONT for salon」だ。
加えて、この「FRONT for salon」システムには、2つのオプションを用意。まず1つ目のオプション「FFSポイントカードシステム」。既存のメンバーズカードの場合、サロンの利用客は、ある一定のポイントが貯まった時点でポイントを交換するという仕組みが一般的だが、それを見直し、貯めたポイントの還元を随時可能にすることで、利用客はヘアサロンに複数回通わなくともポイントのメリットを享受でき、ヘアサロンにおける課題であった新規客の再来店を促すことに結びつくというもの。 2つ目のオプションである「FFS携帯サイトシステム」は、同社の携帯サイト上で利用客は各自のポイントや来店履歴を確認することができ、ヘアサロン側は顧客に対してメールを送信できるというもの。また、広く活用されているフリーペーパーやクーポンマガジンなどの紙媒体と組み合わせた活用も提案。紙媒体は月ごとの出稿費用がかかることに加え情報量や期限に限りがあるが、同社の携帯サイトのQRコードを紙媒体に掲載し携帯サイトと連動することで、多くの情報提供が可能となり、一般顧客が自分の携帯の“お気に入り”に携帯サイトを登録することによって、紙媒体に毎月出稿しなくとも情報提供が継続されるというわけだ。 こうしたオプション機能を活用することによって、ヘアサロン側は顧客の囲い込みを図ることができる。
バージョンアップが無料の「FRONT for salon」は、既に約1,000社によって利用され、売上高は1億円を突破している。解約する企業がほとんど無いという事実は顧客満足度の高いサービスである証であろう。