いわゆる一般的な金融システム開発会社と比べた時、フィデックス株式会社の強みは何ですか?
私たちは自分たちの事を、金融システム開発会社ではなく、フィンテック企業だと思っています。 金融機関の業務効率化や安全確実なシステム稼働を求めていく「金融システム開発会社」に対して、顧客視点から利便性の高い体験と金融の民主化を目指す「フィンテック企業」とでは目指す方向性が大きく違うと考えています。 システムを作るだけに留まらないフィンテック企業は、一般的な金融システム開発会社からは異なることが多いです。 これは開発手法や体制にも現れれており、銀行などの従来の金融機関がウォーターフォール型の手法を用いることが多いのに対して、アジャイル開発を軸としています。企画の段階から開発者は関わり、サービスインしてからも各部署と連携してリリースを繰り返していきます。 2025年のリリース回数は1000回に迫り、小さなリリースを何度も繰り返しながらサービスを高めていくという文化と体制が特徴的です。 また、顧客体験の創出という面でも、エンターテインメント性を取り入れた開発を行ってきました。金融機関ながら独自のガチャ機能を取り入れり、アバターの着せ替え機能といった開発もしてきました。これは保守的な金融業界ではチャレンジングな企画と開発だったと捉えています。 金融というイメージからガチガチに凝り固まったシステム開発しかできないだろうと思っている人がいるかもしれませんが、当社であれば、スクラム開発やエンターテインメント性の高い企画など、柔軟な思考から生まれる開発と企画の経験を積むことができると思っています。
社員の意見を柔軟に取り入れていると聞きましたが、具体的な例はありますか?
働くということは、1日の大半を職場で過ごすことになります。 その環境を整えることが会社としてできる最も大きな支援だと思っています。 この環境には、人間関係(ヒト)と社内環境(モノ)があると考え、両面を整える取り組みを行っています。 例えば、無料の自動販売機やオフィスコンビニを導入しているのも社員の要望から生まれた環境づくりの一つです。外へ出なくても安価にご飯を食べられることが嬉しいという声もあり満足度の高い取り組みの一つです。 また、人間関係の面では意見を出しやすい雰囲気づくりにも力を入れています。毎月チームで食事会を行い、半期ごとの慰労会や豪華賞品を懸けた忘年会等、会社全体でイベントを開きます。部活動もありますね。バスケ部やゲーム部なども定期的に開催されているようです。 こういった部署を跨いだ交流の機会を通じて社員同士がお互いの理解を深めることで、少しでも普段から言いたいことを言えるようになればと環境づくりに取り組んでいます。
社員への思いが強いように思いますが、“こうあってほしい”という考えはありますか?
フィデックスに合流するまでに最低20年以上もの間それぞれの生き方をしてきて、様々な価値観を持った人が「今偶然」集まっていると思っています。仲間の異なる意見でさえも尊重できる人であってほしいです。多様性が受け入れることが、創造性を高めることにつながるとも考えています。 コミュニケーションを自ら主体的に取ってほしいとも思っていますし、居心地の悪い状況こそ積極的にコミニケーションを取ってもらいたいと思っています。ちょっとした不満をため込んでしまうと、ある時爆発してしまい、大事になるものです。そうなる前、小さい不満のうちに口にしておけば大爆発は避けられたかもしれません。 早めに相手に伝えておけば、相手が理解する機会を与えることになったかも。社内の人間関係のいざこざの7割は、コミュニケーションで解決できると思っています。ちなみに、それでもどうしようもなかった3割については、私が部署を替える等の仕組みで解決します。 話を戻しますが、コミュニケーションを取りやすい環境づくりが、創造性や調整性、そして自主性などの当社の7つのクレドに沿った価値観を高めていくものと考えています。
長谷川代表もエンジニア出身ですが、それが経営においてプラスに働くことはありますか?
現在は一線を退いていますが、現場にも立ってきたことで、エンジニアがどこで苦労するか分かっているのは大きいです。 問題に早く気付くことができますし、先回りして問題が起こらないように対処することができたことも少なくなかったと思います。 私自身、前職の経営陣が営業畑出身であることで、現場を理解してもらえず苦しんだ経験があります。ある案件について悩み、最速で見積もって「一ヶ月ほどでできます」と伝えたら「明日にはできないの?」と聞かれたり……。その理由を説明するだけで大変でした。上の人間にエンジニアへの理解がない、もしくは薄かったりすると、余計に時間や労力がかかるものです。そういった負担を避けられるのはメリットだと思います。 ただ、既に現場を離れて数年経っているため、私の経験と現状が乖離している部分もあります。そのことは自覚して、エンジニアの声をしっかり聞きながら環境を整えていこうと思っています。
最後に応募者へのメッセージをお願いします。
私達は、「まだ誰も見たことのない“10年後の金融”を作る」、「革新的な金融サービスをもっと身近にする」ことを掲げて事業に取り組んでいます。フィンテック業界は現在でも、60兆円規模と言われていますが、まだまだ発展途上の余白が多分にある領域です。10年後には1京円になると言われている業界です。当社も開発等を通じて培った知見やノウハウをベースに、システム開発だけではなく、ビジネス展開においても日々チャレンジしています。 その実現を一緒に目指していきたい人、クレドに共感してくれる人を待っています。フィデックスであれば、きっとチャレンジングな環境、チャレンジすることの醍醐味を提供できると思っています。
