取締役兼CTO 中田氏

ビットポイントジャパンにジョインするまでの経歴は？

これまでSIerや事業会社にて、金融・EC・決済など多様な業界のシステム企画、要件定義、開発に幅広く携わってまいりました。現場の最前線で培った知見を活かし、プロジェクトの中核を担う経験も数多く積んでおります。 キャリアの転機となったのは、ブロックチェーン技術との出会いです。従来の中央集権的なデータ管理に対し、非中央集権の仕組みに大きな可能性を感じ、暗号資産交換業者への転職を決意しました。そこでブロックチェーンを基盤としたシステム開発を推進してきました。 また、実務の中ではセキュリティ強化やシステムの堅牢性向上といった課題にも真摯に向き合い、技術とマネジメントの両面からプロジェクトを支えてきました。 ビットポイントジャパンが次の成長フェーズに向けて挑戦を続けていることを知り、これまでの経験を活かして、技術面・組織面の双方からその成長に貢献したいと考えております。貴社の一員として、新たな価値創造に携われることを心より楽しみにしております。

ビットポイントジャパンでは、どんな仕事をしてきましたか？

ブロックチェーン技術を活用した開発に携わりたいという思いを持って入社しましたが、当初は主にマネジメント業務を担い、セキュリティ強化プロジェクトの推進や社内インフラの整備に取り組んでいました。 その後、開発部長に就任し、当社の強みである「ステーキング」機能の実装プロジェクトを主導。まだ前例の少ない中でのチャレンジでしたが、エンジニアたちとともに手探りで形にし、無事サービスとしてリリースまで導くことができました。この実績を評価いただき、現在は取締役兼CTOとしてシステム部門を統括しています。 成果を正当に評価する文化が根付いているのも、ビットポイントジャパンの大きな魅力のひとつです。エンジニアとして入社した私が、CTOとして経営に携わるようになったことは、その社風の象徴だと感じています。

現在、取締役兼CTOとして、どんな仕事をしていますか？

現在、取締役兼CTOとして、当社の技術戦略全体の策定・推進に携わっています。開発部門のマネジメントに加え、サービスの信頼性や安全性を高めるための技術的判断や、規制対応を含むシステム全体の最適化を担っています。 暗号資産取引の分野は、技術革新と法制度の変化がともに速く、プロダクト開発と経営視点のバランスが重要です。新しいルールへの対応や外部ソリューションの選定、社内体制の整備を通じて、事業の持続的な成長を支える役割を果たしています。 SBIグループの一員となった今、グループ内の知見やリソースを活用しながら、より高度なセキュリティ体制と柔軟な開発体制を構築し、業界全体の進化に貢献していくことを目指しています。

エンジニアが「暗号資産取引サービス」の開発に参加する面白さは？

暗号資産取引サービスの開発には、「攻め」のプロダクト設計と「守り」のセキュリティ設計、その両方の視点が求められます。ユーザー体験を高める機能追加やUI/UX改善を進める一方で、マネーロンダリング対策や新たな法規制への対応といった、安全性と信頼性を確保するシステム改修も欠かせません。 また、暗号資産はグローバルに展開される技術であるため、サイバー攻撃のリスクも世界規模。高度なセキュリティ意識と技術力が求められる環境は、エンジニアにとって成長の機会にあふれています。 日本は暗号資産に関する制度整備やインフラの面で、世界でも最先端を走っています。こうした技術と規制の両面で高い水準が求められるフィールドで開発に携わることは、エンジニアとして大きな挑戦であり、誇りを持てる経験となるはずです。今この瞬間も、次世代の金融をつくる最前線がここにあります。

ビットポイントジャパンにマッチするエンジニア像は？

暗号資産やブロックチェーンの知識・経験をお持ちの方はもちろん歓迎ですが、私たちが何より重視しているのは「新しいことに挑戦したい」という意欲です。技術スタックや業界経験が完全に一致していなくても、過去にシステム開発やサービス運用で何かに本気でコミットした経験のある方であれば、その力を存分に発揮できるフィールドがあります。 当社ではスキルチェンジも積極的にサポートしており、「未経験だけど挑戦したい」という方が、バックエンドやブロックチェーン領域へとキャリアの幅を広げています。 また、当社の開発現場は、金融システムにありがちな「レガシー」なイメージとは一線を画しています。セキュリティや可用性に配慮しつつも、新しい技術を柔軟に取り入れるカルチャーがあり、暗号資産特有のスピード感と革新性を体感できます。 ブロックチェーンは今、様々な分野で中核技術として注目されており、その活用の幅は日々広がっています。技術的好奇心のある方や、これからのWebの進化に深く関わっていきたい方にとって、当社は非常に刺激的な環境です。最前線で自分のスキルを試したい、そんな想いを持つエンジニアに、ぜひジョインしていただきたいと考えています。