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株式会社イシダ

  • IT/Web・通信・インターネット系

「はかり」からグローバルな「製造・物流現場のトータルソリューションカンパニー」へ

企業について

株式会社イシダは、製造・流通小売業をトータルに支援するシステム機器を提供するメーカーだ。
一般に社名はあまり知られていないが、同社の産業機器は、スーパーで売られている肉や魚の計量・包装、菓子メーカーの工場でのパッケージングなど、幅広く利用されているため、どんな人も必ず一度はお世話になっている。

同社の創業は、1893年。2008年で、実に115周年を迎える。モノの重さを計る「はかり」からスタートした同社。次々に「世界初」「日本発」の計量に関わる新技術を生み出し、計量というコア技術を発展させることで、ついには顧客である製造業や流通小売業者の製造・物流ラインをトータルで効率化・高付加価値化するに至った。現在は、多くのナショナルクライアントにとってなくてはならないビジネスパートナーだ。

社員数1240名あまりと規模こそコンパクトだが、実は同社の機器は国内でのシェア70%、海外でも60%を獲得している。同社は、はかりの技術から発した、製造・流通小売のトータルソリューションの分野におけるグローバル・リーディングカンパニーなのだ。

同社のコア技術である「はかり」。従来は計量のためだけの道具であったが、現在ではエレクトロニクスやコンピュータ技術との連動により、様々な情報を集約する情報端末機に進化している。同社の数多くの製品群の中でも特にエポックメイキングだったのが、世界初の「組み合わせ式高速自動計量機・コンピュータスケール」だ。

このコンピュータスケールは、形・重さがばらばらなピーマンを同じグラム数ずつ計量したい(定量計量)という農協の要望に応える形で開発された。その画期的な技術はあらゆる定量計量が必要な分野に歓迎され、現在では、野菜やスナック菓子だけでなく、水産加工品、畜産物、乳製品、加工食品などの食品から、医薬品や薬剤、工業部品など、多岐にわたる分野で使用されている。

コンピュータスケールの「計る」技術を核にして、前後の製造工程、すなわち、計る前の原材料を「搬送」する装置、計ったものを「包装」する装置、包装したものを「検査」する装置、「ラベル貼り」をする装置、「箱詰め」する装置、「配送」する装置、「データ処理」をする装置・・・という具合に、すべてを提供しているのがイシダの特徴だ。生産ラインのトータルな効率向上を実現することで、製造業に貢献している。

また、製造された製品を物流ラインに乗せるシステムにも、同社の技術は及ぶ。受注から値付け、検品、出荷まで、トータルで管理することで、少量・多品種型にシフトした物流に対応するシステムを開発している。さらに、スーパーやコンビニなどの流通の現場では、対面販売での計量、POSシステム、ラベルプリンタ、バックヤードでの計量・包装・値付け機、POPシステム、レジシステム、そして売り場での電子棚札システムなどを提供し、「トータルストアオートメーション」を実現している。

製造工場のライン、そして流通・小売現場でのトータルソリューションは、すべて、同社の独自の技術に支えられている。顧客との深い関係から、一歩先の業務システムを実現する技術力が、イシダにはあるのだ。

その優れた技術は、同社の主力工場であると同時に、生産・開発・サービスの中枢拠点である滋賀事業所で生み出される。高い品質管理体制を誇る事業所内に設置された「テクノロジカルセンター」では、約250名の開発・設計スタッフを中心に、次代の研究開発が行われている。

これまでにも、「コンピュータスケール」から始まり、「検査」分野では業界で初めて、遺伝的アルゴリズムを利用したX線異物検査技術を開発したほか、最近のスーパーで見かけることが多くなった電子棚札も、同社の技術が生んだ革新的なソリューションなのだ。 

「それぞれの機械を統合して、お客様の生産・流通現場に合ったトータルコーディネートをし、経営の改善に貢献していきたい。お客様の “パートナー”として存在するのが、私たちの立ち位置だと思っています。」との人事部の西村氏の言葉を裏付けるように、
「我々のお客様の先には、さらに一般消費者であるお客様がいらっしゃいます。最近では、少量・多品種の商品構成が多く、納期も最小限に設定されているため、少しでも機器が止まるとお客様のビジネスに多大な影響を及ぼします。我々が負う責任は重いです。」と語る麦島氏。

同氏は、機器類の設置・調整からアフターメンテナンスまで、顧客先に納めた製品がうまく稼動するようにオンサイトサービス担当者だ。

機器類は顧客に合わせて細かくカスタマイズがなされており、それがパフォーマンスに影響を及ぼすことがある。素早く問題を解決するためには、問題の切り分けを行う洞察力を磨くのはもちろんのこと、顧客との日ごろのコミュニケーションや、自らの技術力の向上、最速で作業をするための段取り力、他の社員のノウハウをも吸収する情報力が必要だという。

「もともと、機械が大好きな上、現場の担当者に大きな裁量権が与えられるイシダでなら、顧客のニーズに合わせて自分好みの機械を作ることが出来るのが非常に面白い」と熱く語る。

社員ひとりひとりが、イシダという伝統の重みある看板と誇りを背負い、生き生きと働いている様子が、同氏を通して伝わってくる。それは、日本はもちろんのこと世界でシェアNo.1を獲得する製品を提供し、それによって顧客の発展に貢献しているという自信に立脚しているのだろう。若手社員達の表情が印象的だ。

今後、工程前後の関連装置を互いに強く連携させ、さらなる合理化とシステム化を推進していくという同社。その先には、各工程で発生するデータをサーバで集積・管理し、経営戦略に役立てる「インテリジェントシステム」の開発も視野に入っている。

50カ国を超える国で利用され、日本でも高いシェアを誇る“イシダ”ブランド。世界中の多くの企業が、同社の技術に頼っている。その責任の重さをこれからも受け止め、さらに加速し進化していく業界に一歩先んじて技術を提供していくべく、同社の挑戦は続く。

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インタビュー

株式会社イシダのインタビュー写真
東日本流通システム部 次長 千木良 忠 氏 1988年入社。前職では、大手電機メーカーでPOSやレジシステムの営業を担当。20年間、営業畑で、主に流通小売業の顧客の最前線に立ち、イシダにおけるPOSシステムの事業化にも寄与。

── 御社で働くやりがいや魅力を教えてください。

一つには、計量器という特化した分野で大きな強みを持つメーカーであるということです。この分野に関しては、世界的に当社の製品がアドバンテージを持っており、それを広めていくこと、それによってあらゆるお客様のビジネスに貢献していることが誇りとなります。
また、市場分析からお客様へのアプローチまで、すべてを一貫して手がけることができるのは、非常にやりがいがあります。
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企業情報

会社名

株式会社イシダ

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

資本金

9963万円

売上(3年分)

2007542.6億円

2006507.1億円

2005505.5億円

設立年月

1948年10月

代表者氏名

代表取締役社長 石田 隆一

事業内容

計量技術をコアとして、世界の食品・流通業界向けにモノの情報と流れを制御する多彩なシステムの開発・製造・販売を行なっています。
コアテクノロジーは、「計量技術」。特にプラント用の自動高速計量システム(CCWシリーズ)は、世界シェア60%であり多くの食品メーカー様の工場でフル稼働しています!
その他、スーパーマーケットや百貨店で使用される電子棚札システムなど最先端の商品を世に送り出しています。
「人材こそ財産」「三方よし」の理念のもと、イシダでは社員がいきいきと活躍する環境があります。

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

1295人

平均年齢

38歳

本社住所

京都府 左京区聖護院山王町44番地

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