ミテネインターネット株式会社

IT/Web・通信・インターネット系

健全な財務基盤の下、変革と飛躍を目指すITインフラソリューション企業

自社サービス製品あり

カジュアル面談歓迎

企業について

東証スタンダード市場に上場する三谷商事の社内に開設されたインターネット推進室を母体に、2002年1月に独立。

独立以降、コンシューマー向けのISP事業からBtoB向けのソリューションビジネスへと事業転換し、ストックビジネスで手堅い成長を遂げながら安定した財務基盤を築いてきた。

現在は回線事業、クラウド事業を中心に、北陸3県の他、東京、名古屋、大阪、福岡へ市場を拡大。

自分で考えて実行したいという人には良い環境を提供し、成長したいという意欲に応える風土が築かれており、あらゆる職種の社員に活躍するチャンスがある。

ストックビジネスで築いた事業基盤。事業領域とエリアの拡大推進

ミテネインターネット株式会社は、福井県福井市に本社を置き、自社データセンターを軸としたITインフラソリューション事業を展開している会社だ。建材、エネルギー、情報IT等、多角的な事業を展開し、東証スタンダード市場に上場する老舗商社・三谷商事グループの中核事業の一翼を担う存在であり、手堅いストックビジネスで強固な事業基盤を築いている。

同社は、1996年に三谷商事社内に設立されたインターネット推進室を母体とし、2002年1月にスピンアウトして設立された。元々は福井県内におけるインターネットサービスプロバイダ（ISP）事業からスタートしたが、徐々に法人向けにシフト。回線事業、データセンターでのハウジング、クラウド基盤の提供、自社アプリケーションの開発・販売等のサービスを拡大してきた。2007年には東京事務所を開設し、現在は北陸3県以外にも、東京、名古屋、大阪、福岡をはじめ、全国に営業先を広げている。

取引先は、民間企業、大学、地元自治体等、幅広い業種業態に及ぶ。特に従業員100名から1,000名までの中小企業がメインターゲットだ。北陸3県をはじめとする地方都市や郊外と、東京23区に代表される都市部、それぞれの市場性やニーズに合わせ、インターネット回線やクラウド基盤、セキュリティソリューション等の幅広いサービスを組み合わせながら、ITに詳しい情報システム専任者を置けない企業が抱える問題や課題の解決を支援している。

同社が強みとしているのは、地元福井におけるビジネスで培ったお客様に寄り添う提案力だ。特に顧客から最も高く評価されているのが、カスタマーサポートの丁寧さである。2024年に実施した顧客アンケートでも、最も高く評価されたポイントである。地方では、BtoBサービスでも問い合わせ時の連絡手段には電話が多用される。コンシューマー向けのISP時代から引き継いできたサポート力が、顧客の安心と信頼に繋がり、契約継続率を高める要因となってきたのである。

このような安定した事業基盤を背景に、同社は未来に向けた事業展開に舵を切り始めている。
現在、好調なクラウドのマーケットをしっかり押さえる一方で、近年ニーズが高まっているセキュリティの領域で、新規事業の開発を進めている。来年度の正式リリースを目指し、お客様のご協力を得てプロトタイプの検証を行っている段階である。また、今後は従来以上に積極的なエリア展開を行う計画であり、これまで地元福井でのビジネスで培った“地方での戦い方”を生かし、東京、名古屋、大阪、福岡等の地方都市でのシェア拡大を狙う。

発展を目指しミッション、バリューを策定。具現化に向け体制強化

ミテネインターネットでは、近年、様々な改革に着手してきた。最初に取り組んだのはミッションと行動指針の策定である。長年にわたる事業経緯の中で固定化した不文律を紐解き、明確な指針を示すことで、行動の一致を図った。

約半年間、社内で検討を重ねて2023年4月に完成したのが、“お客様ゴトを自社ゴトに”というミッションだ。その中には“お客様の課題を自社の課題と捉え、一人でも多くのお客様へ最善の解決策を、安心とともに提供し続ける”という思いが込められている。これまでの良いカルチャーを引き継ぎながらも、限られた地域に閉ざすのではなく、より広い範囲に価値を提供するため、新規開拓にも注力していこうという決意表明だ。

また、そのミッションを達成するための行動指針として掲げるのは、“サキザキ”、“ワクワク”、“ワイワイ”、“コツコツ”という四つのバリューだ。

ミッション、バリューの策定に続いて、そのミッションを達成するため、管理会計の強化、マーケティング・営業戦略の策定、経営判断や業務改善に必要な情報の見える化等にも取り組んでいる。今後は、計画を具体的に推進していくための人員体制強化が課題だ。

社員の自己実現も“自社ゴト”。新しい風を吹き込む同士を募集中

同社は、インターネット回線やクラウド環境の運用保守、カスタマーサポートを担う技術部と、営業部、経営管理部の3部門で構成される組織だ。福井と東京を合わせた従業員の数は20名と、少数精鋭の事業体制だ。福井県の県民性を反映し、おっとりとした雰囲気ながらも、一人ひとりがコツコツと堅実に与えられた責任を果たす社風が定着している。

その一方で、社員一人ひとりの多様性を生かすマネジメントを意識してきた。お客様の課題同様、社員の自己実現をも“自社ゴト”として捉え、共に歩むことを大切にしている。

20名の社員のうち、勤続年数が10年を超える社員は60%と、定着率の高さを誇る。産休育休からの復帰率は100%に上る。その要因となっているのは、健全な財務体質に加え、一人ひとりの主体性を重んじる企業風土だ。30代、40代合わせて70%と中間層が厚い背景にあるのも、若いうちに成長したいという意欲に応える風土が築かれているからだ。

ミッション達成に向けた課題が浮き彫りになり、具体的な行動を起こすフェーズを迎えた同社。営業、技術、コーポレート等、あらゆる職種の社員に活躍するチャンスがある。