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株式会社Gugenka

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系

“アニメキャラクター×XR”領域のリーディングカンパニー

自社サービス製品あり
グローバルに活動
カジュアル面談歓迎

企業について

株式会社Gugenkaは、新潟市を本拠地として、“アニメキャラクター×XR”の領域で事業を展開しているベンチャー。同社では、独自開発によるアプリの提供やメタバースイベントの運営、キャラクターやコンテンツの受託制作などを手掛けている。主なサービス内容は次のとおりだ。

●『HoloModels』
アニメ公式キャラクターのXRデジタルフィギュアビューワー。「初音ミク」「プリキュア」「進撃の巨人」といった人気アニメキャラクターの100タイトル以上をライセンスアウトし、3Dのデジタルフィギュアを作成して提供。
使用デバイスとしては、スマートフォンやXRヘッドセットのほかに、独自開発による小型サイネージ『HoloModeLink』によるクロスデバイスが特長。『HoloModeLink』は、好みのデジタルフィギュアやアバターを身近な場所に置いておくことができるスマホ大の専用ディスプレイで、クラウドファンディングを通じて2025年1月から提供される。

●『MakeAvatar』
自分オリジナルのアバターがスマホで作成できるアプリ。連携している「VR CHAT」「Virtual Cast」「VRoid Hub」「DOOR」といったメタバースで使用できる。

●メタバースマーケット『XMarket』
『HoloModels』『MakeAvatar』などを販売する、デジタルプロダクト専用のメタバースマーケット。2024年現在、グローバルに約10万アカウントを擁している。

●メタバースイベント
公式パートナーである「VR CHAT」においてアニメキャラクターの有料ライブや各社のバーチャルショップを楽しめる商業イベント『XWorld』の運営や、初音ミク公式バーチャルテーマパーク「MIKULAND」の総合プロデュースおよびワールド制作、日本の大手電気通信事業会社のソーシャルVR空間プラットフォーム「DOOR」におけるクリエイターイベント「クラフ特区」の主催など。

●受託制作
「東雲めぐ」「アリスクリューム」などのバーチャルキャラクターの3DCG、「進撃の巨人 獣の巨人戦」、劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」などのVR映像作品・ゲームのほか、XRアプリケーションやキャラクター、3DCG空間などのXRコンテンツの受託制作。

「XR領域で様々なサービスを提供している企業は少なくありませんが、主要な出版社やアニメ制作会社のほぼ全てと提携し、人気アニメ100タイトル以上をライセンスアウトしている当社は、“アニメキャラクター×XR”領域ではトップの位置にあると自負しています」と代表取締役CEOの三上昌史氏は胸を張る。

同社は、2005年4月に三上氏によって設立された。
三上氏は、新潟市のメディア企業でフリーペーパーのビジネスに携わった後、2005年に独立。主に県内企業に対してWebサイトの構築やSEO対策などのWebマーケティングサービスを手掛ける会社を創業する。事業を通じて映画配給会社と出合い、ハリウッド映画やアニメ作品などホームエンターテインメントのプロモーションを手掛ける。その中で、当時登場し始めていたARに着目し、プロモーション用のARコンテンツ制作も手掛けた。
「エンターテインメントの世界に関わっていくうちに、自社オリジナルのサービスを手掛けたいと思うようになったのです。特にARの可能性に引かれていたのですが、2013年に「Google Glass」がリリースされました。デジタルフィギュアと常に過ごせるような世界が目の前に来ると感じて、『HoloModels』をスタートさせたのです」(三上氏)。

「Google Glass」は素晴らしいものであったが、三上氏が思い描いた「デジタルフィギュアが空間にオーバーレイされ、常に一緒に過ごせる」といった世界には更なる技術革新を待たなければならなかった。
その後、XRのデバイスが進化するとともに市場も広がり始める。そこで、2021年にAR/VRアプリケーションの制作に特化する企業としてピボットし、社名もGugenkaに変更する。

「いま、Meta Quest ProやApple Vision Proの登場で、『HoloModels』をスタートさせた当初に思い描いていた世界が近づいていると言えます。しかしながら、これらのヘッドセットはまだサイズが大きく高価で、手が届きにくい状況です。けれども、進化したGoogle Glassのようなメガネ型のデバイスがもうすぐ登場するでしょう。その時は、いよいよ思い描いていた“好きなキャラと常に一緒に暮らせる”世界が実現できると思っています」と三上氏は話す。

同社としても、リモートデスクトップ技術を活用し、メガネ型デバイス越しにPC操作が行えるプロダクト開発に着手している。
「狭いPC画面にキャラクターが入るのでは仕事の邪魔になる場合もあるでしょう。このデバイスならば、ふとPCから視線を外した時に視野の隅にキャラクターがいるといった世界を創出できます。こうした“利便性”の追求も、今後の成長戦略として位置付けています」(三上氏)。

さらに、アニメキャラクターだけでなく、オリジナルのキャラクターやリアルな人間をモデルとしたデジタルフィギュアなども自由に取引できるプラットフォームの構築も視野に入れている。

そんな同社の可能性について、三上氏は次のように話す。
「今はエンタメ作品の配信プラットフォームが普及し、人気のある日本のアニメ作品が世界で同時にリリースされるようになりました。一方、フィギュアなどの関連グッズは、注文してから届くまでに時間を要します。これが『HoloModels』ならば、世界のどこでも作品と同じタイミングで入手可能です。日本のアニメタイトルに強い企業として、ビジネスチャンスは大いに広がっていくと確信しています」

同社のメンバーは約70名(2024年7月現在)。そのマネジメントポリシーは、リアルなコミュニケーションを重視するというもの。したがって、働き方は100%オフィスワークだ。その理由について、三上氏は次のように説明する。
「当社は先端的なエンターテインメントの創出を手掛けています。こうした仕事は、リアルに顔を合わせて行うことで、最も“おいしい”部分を味わうことができると思うからです」

効率化を目指してデジタル化を追求すればするほど、アナログで非効率な文脈が価値を持つことに気づかされる。特に、エンターテインメントはストーリー性が重視される世界。効率を重視して分業化し、離れ離れに作成したパーツを組み合わせてできるものではない。
「現在は70名程度という規模なので、こうした働き方ができるという面もあると思います。今後、規模が大きくなれば組織の在り方を再考する必要はあるでしょう」(三上氏)。

人事考課も、4名の役員の話し合いで決めている。評価のポイントは、スキルと貢献度の2軸。「なぜこの評価なのかという社員の質問に対し、明確に答えられる形で査定している。これで毎回全員に納得してもらえているが、基準を決めて制度化してもそれだけで100%納得させることは難しいのではないか」と三上氏は指摘する。

組織運営においては、役員と一般社員の2階層というフラットさ。とはいえ、「誰に相談したらよいのか?」といった迷いをなくし、自らの仕事ぶりを日常的に認めてもらうといった存在が必要だとして、一般社員の中から役職手当を支給するポジションとして「隊長」を選出している。

人材育成においては、主にCTO(カナダ人)が1on1で必要なスキルセットを確認し、その修得を会社が費用を負担して支援する形。「あくまでも本人の自主的な学習意欲を重視している」と三上氏は話す。
なお、スキルアップや視野を広げることを目的に、会社と競合しないことを条件に副業も認めている。

また、更なる社内コミュニケーション活性化も狙って、チームごとにブースを設けて作品を発表する社内イベントも開催。「学校の文化祭のように盛り上がっている」と三上氏は目を細める。
そんな同社が求める人材像は、同社のビジネスに必要不可欠な「新しいことへのチャレンジ精神」と「チームワーク」ができること。

“アニメキャラクター×XR”のリーディングカンパニーの同社。この領域に関心のある人にとっては、見逃せない募集と言えるだろう。

募集している求人

クリエイティブ職(ゲーム/マルチメディア)の求人(1件)

企業情報

会社名

株式会社Gugenka

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > AR/VR/MR

IT/Web・通信・インターネット系 > モバイル/アプリサービス

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > ゲーム・エンタメ

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、自社サービス製品あり、グローバルに活動
設立年月

2005年04月

代表者氏名

三上 昌史

事業内容

VR/AR/MRなど先端コンテンツを活用した日本アニメのデジタルグッズ販売と技術研究

株式公開(証券取引所)

従業員数

70人

平均年齢

33.1歳

本社住所

新潟県新潟市中央区南出来島1-10-7 出来島第一ビル3F/4F

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