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株式会社丸三

  • 製造・メーカー系

自由な発想と新しい発見のあるモノ創りで、手にする人にわくわくを届ける、楽しみクリエイトカンパニー

残業少なめ

企業について

株式会社丸三は、大分県別府市に本社を置き、京都支店との2拠点体制で、雑貨小物の企画・製造・卸売・販売を行っている会社だ。創業は1937年4月。創業85周年目を迎えた2022年には、企業理念を一新し、“85年目のスタートアップ企業”としての事業展開へ舵を切っている。

雑貨小物の中でも、同社が軸足を置いているのは、“お土産”の市場だ。全国の土産問屋を通じ、観光地や宿泊施設等の土産店に卸される物産品に特化したビジネスを展開している。

同社は得意先からのOEMも請け負い、インバウンド向けのお土産を展開している会社だが85周年を機に注力し始めたのが、修学旅行向けご当地土産『タビオドル』と、水族館土産『推しいろ水族館』の2ブランドだ。

いずれも企業理念を一新した際に策定した“楽しみクリエイトカンパニー”というアイデンティティーや、“自由な発想と新しい発見のあるモノ創りで、手にする人にわくわくを届ける。”というミッションを体現するブランドで、小中学生の女子をメインターゲットに据えて企画した雑貨小物を揃える。富士山や奈良公園の鹿、沖縄のシーサー等、各地域を象徴する物事や、水族館の生き物をキャラクター化して、各アイテムにあしらう。まるで、ファンシーショップの売り場を彩る小物雑貨を思わせるデザイン、商品ラインアップが好評だ。

キーホルダーやストラップ、ペンケース、ショッピングバッグといったお土産品の定番アイテムもあるが、“楽しみクリエイトカンパニー”を標榜する同社を象徴する売れ筋アイテムとなっているのが、おみくじシリーズやヘアクリップ等のアイテムだ。

これらの商品を企画しているのは、代表取締役・三ヶ尻安秀氏だ。大分本社、京都支店に勤務するデザイナーの意見やアイデア等も取り入れながら商品化している。

「おみくじシリーズは、例えばペンギンが出てきたら人気アップ、イルカが出てきたらラブ度アップ等、運勢を占えるというコンセプト。買ったその場で友達と一緒に、“何が当たるかな?”等と、わいわい言いながら楽しんでもらえる。ヘアクリップ等の身に着けて楽しめる商品も人気です。とにかく旅を楽しんでもらうことに特化した商品作りを目指しています」(三ヶ尻氏)。

2020年に発生したコロナ禍の影響で、一時は大打撃を受けたが、この2ブランドがヒットしたことで売上は回復。生産体制も見直して、内製化率を下げ、海外工場へのアウトソーシングを増やしたことで、利益構造も改善している。これら2ブランドの好調を受け、2024年2月のギフトショーでは新ブランドとして動物園土産『推しいろ動物園』を発表することが決まっている。さらに今後は、インバウンド領域でも同様のアイデンティティー、ミッションを踏襲した商品作りを進める等、チャネルの多角化を図る計画である。

同社は時代に合わせ、業態を変化させながら発展してきた会社だ。初代の三ヶ尻頼幸氏が、創業の地・別府で豆腐店を開いたところから始まり、戦後の復興期に別府の観光業が急成長を遂げた時期に土産店へ転身している。

土産店を始めた当初は、別府の地場産業である竹細工等の民芸品をはじめ、仕入商品を中心に品揃えし、繁盛していった。やがて小売と並行し、問屋業をスタートした際に独自性を持つために始めたのが、オリジナル柄をプリントしたタオルの製造である。高度経済成長期の到来とともに観光ブームが押し寄せる中、仕入品、オリジナル商品共に飛ぶように売れ、同社の土台を築いた。

観光ブームが落ち着いた後は、土産問屋一本に業容を絞り事業を拡大していった。2代目・有江氏が注力したのは、細部にこだわりを持たせた和雑貨の製造・卸だ。現在も製造・販売するちりめん雑貨や、和柄をあしらったコスメグッズ等を自社で製造し、全国の観光地へと販売。2002年のインターナショナルギフト・ショーでは、準大賞を受賞する等、メーカーとしての立ち位置を確立してきたのである。

さらに2009年6月には、国内有数の観光地でもあり、土産品のメーカーや卸問屋業が盛んな京都市に製造部兼営業所として京都支店を開設する等、順調な発展を遂げ、2015年には3代目・安秀氏に経営が引き継がれている。

創業以来、経済情勢や社会の変化に合わせて業態を変えてきた同社だが、オリジナルなものづくりへのこだわりは一貫している。大事にしてきたことは、あくまでも自分達が心から楽しめるものこそが、顧客の心を動かすという信念だ。コロナ禍で土産物を扱う企業にとって逆風が吹く中、“85年目のスタートアップ企業”としてアイデンティティーを再構築した際も、その信念を引き継ぎ、言語化している。

「コロナ禍を機に経営理念を作った時、出てきたのが“楽しみを作る会社”です。その楽しみを最も必要としているのは誰かと考え、若い世代、特に小中学生の女の子をメインターゲットに据えました」(三ヶ尻氏)。

冒険だったのは、水族館という新しい販路の開拓だ。水族館土産市場への参入は、従来通りの営業ができない中、自社のノウハウを生かして何ができるかを整理する中で出てきたアイデアだ。ただ、既にあるようなものを作っても入り込める余地はない。着目したのがちょうどブームとなっていた“推し活”だった。好きなアイドル等が身にまとうファッションや髪の色にちなんだカラーを、水族館グッズに取り入れた。

「未知なる市場でしたので不安もありました。本当に戦っていけるのか悩みましたが、2022年秋のギフトショーに出してみたところ好評で、以降、右肩上がりで伸び続けています。これらのブランドや商品は私一人で考えたことではなく、社員の意見やアドバイスも参考にして生まれたものです。ただ、今後“楽しみクリエイトカンパニー”として販売チャネルを広げていくためには、社内リソースの拡充が課題です」(三ヶ尻氏)。

現在、同社の社員は、大分本社と京都支社を合わせて14名。各業態に販路を持つ卸問屋を担当する営業担当、デザイナー、製造スタッフ、商品管理、事務といった社員で構成されている。「旅先で楽しんでもらえるお土産作りを目指す“楽しみクリエイトカンパニー”」というアイデンティティーを確立するための採用活動を強化中だ。

「私自身、ものづくりが大好きで、ファンシーショップを覗いたり、海外の展示会等を巡ったりして、アイデアを温めています。今後は社員全員で企画からものづくりに参加する会社にしたいと考えています。企画やデザインを含め、一緒にものづくりを楽しんでくれる方を求めています」(三ヶ尻氏)。

特に求めているのはプロダクトデザインの経験者だ。小中学生の女子をターゲットとしたファンシーグッズのデザイン経験者、企画やマネジメントの経験者を積極的に採用している。

同社は20代から50代まで幅広い世代が活躍する会社だ。小規模なこともあり、部門間の連携も密に取れている。デザイナーも営業と一緒に客先や展示会に同行して、顧客やユーザーの声に触れる機会を設ける等、一体感のある事業運営を行う。“楽しみを作る会社”を標榜するだけあって、社員一人ひとりが日常を楽しむことに対して前向きに取り組む。大分本社、京都支社共に、明るい性格の社員が揃う、雰囲気の良い職場だ。

「特に意識して採用してきたわけではありませんが、性格の良い社員が揃っています。人間関係を理由に退職する方はまずいません。風通しの良さは、大分だけで営業していた時代から変わっていません」(三ヶ尻氏)。

長い歴史の中で自然発生的に雰囲気の良い社風が定着してきた同社だが、今後は明文化されたステートメントに沿った組織作りを進めていくことになる。“楽しみクリエイトカンパニー”として、社員に対しては自ら楽しんで仕事に取り組む姿勢を求めてはいるものの、そのためには会社の仕組みを変えていく必要性を、三ヶ尻氏自身が感じている。今後は、既存の社員や新しく迎える社員も交え、新しい時代の同社に相応しい仕組み作りに着手していく計画である。

「当社は残業ゼロで土日祝日も完全に休みです。プライベートや勉強の時間を確保できることに魅力を感じてご入社される方もいらっしゃいます。育児休業や復職制度を含めた社内制度もしっかり整備しています。私達と一緒に真剣に、楽しみながらお土産作りをしていただける方をお待ちしています」(三ヶ尻氏)。

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企業情報

会社名

株式会社丸三

業界

製造・メーカー系 > 食料品・日用品・雑貨・文具

製造・メーカー系 > 食料品・日用品・雑貨・文具

製造・メーカー系 > 食料品・日用品・雑貨・文具

企業の特徴
残業少なめ
資本金

1,000万円

設立年月

1937年04月

代表者氏名

三ヶ尻 安秀

事業内容

楽しみクリエイトカンパニー
「あげる楽しみ」「貰う楽しみ」「使う楽しみ」を届けて、みんなを楽しくする会社

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

14人

本社住所

大分県別府市汐見町3-27

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