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HITOTSU株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系

日本の医療を黒字化する。医療従事者が創業した医療DXスタートアップ

上場を目指す
自社サービス製品あり
カジュアル面談歓迎

企業について

医療業界横断コネクトツール『HITOTSU Link』、医療機器・資産管理システム『HITOTSU Asset』といった医療DXサービスを開発する、HITOTSU株式会社。「医療にかかわる人々を、ひとつに」というビジョンの下、2020年3月に誕生した。

創業したのは現在の取締役会長である田村光希氏。実は、田村氏自身は臨床工学技士いう資格を持ち、新卒から大阪の総合病院で7年勤務した。病院内外でのコミュニケーションや業務・物品管理をはじめ、医療現場には関係者を長年悩ませてきた課題が沢山あるという。自らが体感した課題を解決し、医療業界を変えたいと創業に至ったのだ。

2022年末から参画している現CEO・佐藤公彦氏も、形は違うものの、医療業界に触れてきた人物だ。佐藤氏は大学・大学院でのアルツハイマー病研究を経て、Boston Consulting Group (BCG) に参画し、製薬企業・ 医療機器メーカー・大学病院等に向けたヘルスケア領域での戦略コンサルティングに7年間従事し、この業界を支えてきた。

「当社のミッションは『日本の医療を黒字化する』。医療財政の逼迫は、間違いなく日本という国が抱える最大の課題の1つです。だからこそ、田村の業界を変えたいという想いに強く共感しました。また私はアーリーフェーズのバイオベンチャーでCEOとして全社ターンアラウンドを実現した経験があり、プロダクトや組織をイチから作り上げるフェーズにも役立てると感じました」(佐藤氏)。

また佐藤氏参画直前には、数々の金融システム開発を手掛けてきた取締役CTO・宮知秀氏も仲間入り。医療経験者である田村氏、エンジニアの宮氏、そして経営のプロである佐藤氏。三者三様の力を掛け合わせ、医療業界に大きなインパクトを生み出そうと動き出したのだ。

「事業戦略は私が中心となって考えますが、それを形にするのは宮の率いるエンジニア陣。そして、そのプロダクトに込めた機能や思いを医療現場に伝えるのは私より田村の方が長けています。それぞれの得意分野を存分に発揮する体制が確立できていると感じますね」(佐藤氏)。

2023年1月に晴れて、1st product "医療機器・資産管理システム『HITOTSU Asset』"がリリース。しかし当初は売上拡大ではなく、とにかくプロダクトの磨き込みに務めたという。田村が病院訪問して面談した臨床工学技士の声や、HITOTSU Assetのユーザーからシステム内のチャットで寄せられる生の声を反映し、この1年で計164回アップデート。こうしたユーザー目線の改善が絶えず行われている。

特に目を引くのが、エンジニア陣と現場の医療従事者の声が近いことである。2023年8月には「オンラインレビュー会」と題し、X(旧twitter)で全国の臨床工学技士に声かけをし、バーチャルワークスペース上でHITOTSU Assetの新機能のレビュー会を実施した。HITOTSUユーザーも非ユーザーも総勢50名の医療従事者が参加し、現場の意見を収集することで、システムのさらなる改善ができた。さらに2nd プロダクト "医療業界横断コネクトツール "HITOTSU Link" で、全国の臨床工学技士とチャット環境でつながっており、現場の声をいつでも気軽にきけてすぐ返答が返ってくるのも、エンジニアとして魅力的な環境だとCTOの宮氏はいう。「HITOTSUは全国の医療現場にサポーターがいて、いつも応援してくれるんです。」そういって創業者の田村氏は笑顔を見せる。

2023年12月には、創業から3回目の資金調達を完了。医療業界全体に変革をもたらそうとする視座の高さ、それを実現できる経営陣、そして医療現場からのプロダクトの支持が、投資家に高く評価された。

同社のサービスについて、詳しく触れてみよう。

まず、創業者の田村氏の原体験を元に開発した1st product『HITOTSU Asset』は、医療機関内の医療機器・資産を管理できるシステムだ。
患者の治療に使用する医療機器は、使用に際する準備・メンテナンス・点検が毎回必要で、院内に数千以上存在する機器の管理は臨床工学技士と呼ばれる医療従事者たちが一手に担っている。従来、機器管理は臨床工学技士が自作のファイルメーカーで行ったり、院内オンプレミス型の高額な機器管理システムを使うことが多かったが、この『HITOTSU Asset』は定額/低額のクラウド型で提供するものだ。「今、どの機器が使える状態にあるのか」ということも、医療機関内の複数人がリアルタイムで管理・把握できる。臨床工学技士がメインに利用するが、その対象ユーザーは院内スタッフ全てを含み、院内のニーズを広くカバーする。

そして同社の2nd productであり、コアproductである『HITOTSU Link』は、医療業界特化型コミュニケーションツールだ。こちらでは、医療機関と代理店や医薬品/医療機器メーカー等の取引企業がチャットでやりとりすることができる。病院でのメインのコミュニケーション方法である電話や訪問は手間もコストもかかる上、「言った言わない」は日常茶飯事。そうした口頭コミュニケーションのデメリットを気軽に解消できるのが『HITOTSU Link』だ。

業務用チャットツールはHITOTSU Link以外にも勿論あるが、4つの強みを活かし業界標準プラットフォームのポジショニングを獲れると佐藤CEOは意気込む。
1.病院は全て無償で利用可能(企業から、病院との接続料をもらうモデル)
2.外部とも1ツールでやりとり(
3.HITOTSU Assetと連携(医療機器の利用状況を1クリックで連携)
4.医療業界特化ならではの機能(業務日報、取引業者一斉連絡、発注など)

「今まで医療業界では、書類一つ渡すにも企業が現場へ訪問していました。企業側の手間はもちろん、現場も忙しい手を止めて応じなければなりません。私達のサービスでは、それが解消できるのです」(佐藤氏)。

実際にユーザーからは「確認の手間が省け、業務効率化が叶った」といった声も上がっている。業務効率化に伴い、余計にかかっていたコストカットも実現。システムの使用料もかなりリーズナブルとあって、大学病院や地域中核病院を中心に、ユーザー数は着々と増えている。

「一つひとつのプロダクトの機能は“点”と“点”かもしれませんが、私達のミッションは、あくまでも医療業界全体への貢献です。現状の2サービスにとどまらず、あと5つのプロダクト構想をもっています」と佐藤氏は意気込む。

「さらに、日本の医療現場で無視できないのは、災害時の対応です。特に人工透析患者には2日に1回の透析が必要で、有事には深刻な問題です。それが例えば、近隣の医療機関同士で、『クリニックAで透析が不可能になってしまった』『病院Bでは行えるので活用してほしい』といった情報共有ができればどうでしょうか。救える命が間違いなく増えます」(佐藤氏)。

実は佐藤氏の出身は、令和6年能登半島地震の被災地の一つである石川県七尾市。生まれ故郷が被災した身として、医療現場を支えるという使命感はますます大きくなったと話す。

「我々はクラウドの特性を活かし、人と人をつなぎながら、日々システムを進化させていく。日本の医療に携わるあらゆるプレーヤーの業務生産性を上げ、利益創出体勢を構築していく」とも佐藤氏は断言した。あらゆる場面で医療現場の負担を少しでも減らせる優秀なサービスが、今後も生まれそうだ。

新しいプロダクトの開発はもちろん、既存プロダクトのブラッシュアップも絶えず続ける同社。現在どんなメンバーが活躍しているのだろうか。宮氏はこう答えた。

エンジニア部門だけをとっても、実に様々なメンバーが活躍している。学校でコンピューターサイエンスをしっかり学んだ完全理系エンジニアはもちろん、文系領域からキャリアを積んだ人もいる(宮氏も文系出身)。また同社らしくて面白いのは、元臨床工学技士のエンジニアもいること。現場で医療関連システムに触れたことで開発に興味を持ち、転身したという。

また社内全体として、大手企業出身のメンバーも多数。佐藤氏はこう話す。「大きな組織だと、新しいことに挑戦するにも慎重になりますよね。ですが当社では、私がOKを出せばその瞬間からスタートを切れます。このスピード感を心地良く感じてくれるメンバーが集まっています」

提案の瞬間にスタートできるとは、かなりの勢いだ。この行動力を支える基盤は、同社の四つのバリューにも秘められている。

■Draft a Draft…たとえ粗くても、素早くたたき台を作ることにこそ最大の価値がある(要約)
■Set Priority…大胆に優先順位を付けて、大切なことにフォーカスしよう(要約)
■Boost Your Team…一緒に働く仲間がもっと成果を出せるように知恵を絞ろう(要約)
■Enjoy Chaos…アーリースタートアップとして、変化を自分達の特権だと思って楽しもう(要約)

「やはり、このスタートアップの過程を面白いと思えるかが重要ですね。」と佐藤氏は笑う。自分達がイノベーションを作り出すプロセスの楽しさ、そしてその先では、自分達のイノベーションで社会に貢献する誇らしさも味わえるだろう。この両輪が、大きなやりがいだという。

もちろん、メンバーが生み出した成果はしっかりと評価。中でも特徴的なのは、社内表彰制度『HITOTSU Award』だ。社員は個人だけでなくチームも対象となり、業務委託メンバー等の関係者もノミネートされる。また受賞者は、佐藤氏から“感謝”のコメントとトロフィーが送られる。「褒める、讃える」ではなく、「感謝する」というスタンスも面白い。ちなみにこのトロフィーはスタイリッシュな上、なんとスタッキングできる形式。思わず毎年集めたくなりそうだ。

最後に佐藤氏は、これから迎えたい仲間についてこう語った。
「医療業界での経験や、医療業界に対する思い……といったものは問いません。ですが求めているのは、医療をはじめとした“社会課題”に対する目線と、それを解決しようとする姿勢です。そこに強い思い入れがあり、仲間と共に何かを成し遂げたい方には、とても刺激的な場所ではないでしょうか」

それぞれの経験をテコに医療現場を変えようと動き出した経営陣と、その姿勢に賛同して集まったメンバー達。医療業界、ひいては日本社会にできていた陰へ、優しく光を照らす存在になりそうだ。彼らが医療業界をHITOTSUに繋ぐ世界の実現が待ち遠しい。

募集している求人

エンジニア・技術職(システム/ネットワーク)の求人(5件)

インタビュー

HITOTSU株式会社のインタビュー写真
代表取締役社長CEO 佐藤 公彦氏

── 医療DXを掲げるスタートアップ”HITOTSU”を引っ張る佐藤さん。ここまで、どんな道のりでしたか

【HITOTSU入社以前】
実は、幼稚園の頃から「野口英世のようなをお医者さんになりたい」と思っていました。ですが、「血」が大の苦手であることに中学で気づき、そこからは病気の研究を志望しました。大学・大学院ではアルツハイマー病の研究にのめり込み、社会に出てからは「ビジネス・経営サイドから医療へ貢献したい」と思うようになったんです。
そこで、ビジネスパーソンとしてのスキルを身に着け、経営視点を持てる経営コンサルティングファームで、ヘルスケア領域に携わることにしました。ボストンコンサルティンググループ(BCG)で7年間、製薬企業、医療機器メーカー、医療機... 続きを読む

企業情報

会社名

HITOTSU株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、上場を目指す、自社サービス製品あり
資本金

1億円

設立年月

2020年03月

代表者氏名

佐藤 公彦

事業内容

医療DXサービスの開発・提供
1)医療業界横断コネクトツール HITOTSU Link
2)医療機器・資産管理システム HITOTSU Asset

株式公開(証券取引所)

非上場

主要株主

経営陣 Beyond Next Ventures Spiral Capital Angel Bridge 三菱UFJキャピタル Plug and Play Japan エンジェル投資家

従業員数

18人

平均年齢

35.9歳

本社住所

東京都渋谷区渋谷2-19-15 宮益坂ビルディング609

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