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学校法人東京音楽大学

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伝統と革新を、突き進もう!日本の音楽教育を支える“ワンチーム”の音楽大学

カジュアル面談歓迎

企業について

日本現存の私立音楽大学で最古の歴史を誇る、東京音楽大学。1907年に東洋音楽学校として設立され、2022年には115周年を迎えた。明治末期から長い歴史を積み重ね、日本の音楽教育と音楽研究を支えてきたのだ。その結果クラシック音楽をはじめ、幅広いジャンルの演奏者や歌手、教育者を多く輩出している。

こうした伝統がもてはやされるのは当然だが、魅力はそれだけではない。海外や時代の変化への鋭い着眼点も、同校のアイデンティティではないだろうか。

1907年に同校を設立した鈴木米次郎氏は、当時から海外に目を向けた教育を目指していた。
実際に、設立から5年後の1912年には初期の卒業生が海外へと進出。鈴木氏は、当時日本で注目されていた東洋汽船会社と提携し、アメリカ航路の船内オーケストラとして5名の卒業生を送り込んだ。
この挑戦は、同校の学生が音楽の世界で活躍するための大きな一歩となった。その後在校生や卒業生が、次々とオーケストラ団員として船に乗ったという。(参考図書:武石みどり監修「音楽教育の礎―鈴木米次郎と東洋音楽学校」)

他の国から離れた島国である日本。しかし同校では明治から大正にかけての時代から、グローバルな視点を取り入れていったのだ。そのため、今も同校にとって“海外は特別なもの”という意識はない。海外と繋がっていくことが当たり前だという価値観がある。日本にとどまらず、世界の中の1人として音楽を学んでいくのだ。

「もちろん国が違えば、言語をはじめ、民族や宗教、文化の違いがあります。しかしピアノの“ド”の鍵盤は、誰が弾いても同じ“ド”の音階が出ますよね。あとは、“どのように弾くか”が問われます。そこを切磋琢磨していくのです。音楽もコミュニケーションも、共通の思いがあれば、考えや表現の違いを尊重し、学び合える。本学には設立当初からそのような異文化コミュニケーションの精神はありましたね」(佐藤氏)。

いまや、音楽大学と留学は切っても切り離せない。しかし近年はコロナ禍の影響で、留学させることも、海外から留学生を受け入れることもできない歯がゆい時間が続いた。やっと再開すると、やはり大勢の学生が振るって応募してきたという。留学費用の補助額も例年より大幅に引き上げ、外国で学びたい学生を支援している。

このように海外に目を向ける“横軸”だけでなく、未来に向けた柔軟な“縦軸”のまなざしも、同校は持っている。

1907年の設立当初はピアノ、オルガン、ヴァイオリン、独唱、作曲の学科から始まったが、今では音楽ジャンルや時代の変遷に合わせて、専攻がどんどん増えている。それは実技的なジャンルだけではない。例えば、音楽を社会の様々な場面で生かすための「音楽文化教育専攻」や、音楽と英語と教養を融合させた「ミュージック・リベラルアーツ専攻」等もある。

そして2024年度からは、ICT技術と音楽を掛け合わせた「ミュージックビジネス・テクノロジー専攻」が開講。

かつては、五線譜に手書きでコツコツと音符を書いて作曲するのが常識だった音楽。しかし現代ではデジタル化が進み、ものによってはスマートフォン一つで作曲することも可能になってきている。ITとうまく手を取り合いながら、音楽の可能性を広げていくことがこの専攻の狙いだ。

「本学では伝統も誇りですが、それだけではいけません。新たな進化を遂げなくては、学生の将来や社会に貢献することは難しいでしょう。その一つとして、ITを駆使した音楽で活躍する人材も育てたいと、新たな道を切り開いたのです」(佐藤氏)。

また教育領域にとどまらず、直接的なキャリア支援にも積極的だ。

例えばキャリア支援センター。ここで展開されるのは求人情報だけではない。就職講座やワークショップ、キャリアカウンセラーによる個別面談等も用意されている。

こうしたキャリア支援には、学生一人ひとりの多様性を重視した姿勢が見受けられる。

4年間音楽を学ぶうちに、学生は自分の力量や可能性を知るようになる。中には、伸び悩んで途方に暮れる学生もいるという。

「成長はそれぞれですが、“自分には才能がない”という理由だけで、音楽の道を諦める選択はしてほしくないのです。大学に支えられながら、自分は何がしたいか、何に向いているかを見極め、納得して将来を選んでいくのです。結果的に、演奏家やアーティストではなかったり、音楽に直接関係のない業界だったりするかもしれません。しかし、自信を失って進む道ではなく、胸を張って進める道なら、本人にとっての正解なのではないでしょうか」(佐藤氏)。

長い伝統だけでなく、こうした創意工夫によって同校は今も大きく発展。少子化に悩む大学も多い中、同校では毎年310名の定員を優に超え、多くの願書が寄せられている。

このように学校の方針として“縦軸と横軸”を全うする同校。実は、組織としても“縦軸と横軸”を大切にしている。

まずは“横軸”を見ていきたい。

同校のオープンな姿勢は、学内でも生きている。
「小規模な大学である分、部門同士がフレキシブルに連携することは大きなカギを握ります。しかしこれまでは、職員の事務室が課ごとに分断され、報告連絡相談がスムーズにいきませんでした。そこで新しい中目黒・代官山キャンパスでは、全職員のデスクをワンフロアに設置。壁もないため他部門の様子も見えやすく、よりコミュニケーションが活発になりましたね。さらに少数精鋭が生きる環境になり、 “ワンチーム”の意識が強まったように感じます」(佐藤氏)。
この成功を受け、池袋キャンパスの事務室もワンフロアに改装したという。

この“ワンチーム”の組織に、同校の「音楽をとおして社会に貢献する」という理念に共感した人材が次々とジョイン。日本の音楽文化の繁栄や、学生の大きな成長を支えようと考える職員がそろっている。

その上で、次に触れたいのは “縦軸”だ。

志高い職員を支えるべく、同校は将来を見据えて組織体制を整えている。社会的な働き方改革を踏まえるのはもちろんだ。それだけでなく、開校120周年を迎える2027年に向け、より胸を張れる組織を目指している。

まずは労働環境の整備。なんと毎月行われるという「衛生委員会」。残業時間の状況を共有し、改善に努める取り組みだ。負担の大きい課や職員が浮上すれば、面談も惜しみなく取り入れながら解決していくという。

また、2024年度からは新たな評価制度がスタート。年功序列や上意下達で決まる評価やポジショニングは、令和時代のチームにはそぐわない。そこで同校では、本人による自己評価(第一次評価)と上司や周りからの評価(第二次評価)を総合的に判断するシステムを採用。最終的な評価と自己評価との差をなるべく縮めることで、さらなるモチベーションアップに繋がりそうだ。

個の力とチームワークを生かして絶えず発展する同校。職員に話を聞いてみると、のびのびと自分らしく働ける環境はすでに好評だ。そしてこれからもブラッシュアップは続いていく。

「伝統がある分、もし、そこに悪しき慣習があるのだとすれば、現代で頑張る人たちのために変えるべき。開講120周年に向け、本学のグランドデザインを職員皆で作っていきたいですね」(佐藤氏)。

伝統と革新を持ち合わせ、日々進化していく同校。学生だけでなく、職員もワンチームとなって、東京音楽大学という歴史の新たな1ページを作っていきそうだ。

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インタビュー

学校法人東京音楽大学のインタビュー写真
理事・事務局長 佐藤 敏明氏 中央大学法学部出身。私立高校法人の理事、事務局長経験し、定年退職後、東京音楽大学に、2017年7月入職、2021年事務局長、2023年理事就任。 プライベートでも、映画やクラシック音楽などの芸術鑑賞を嗜む。日本の音楽文化を支えられる同校の一員であることが誇り。

── まず、佐藤様のご経歴を教えてください

私立高校の職員として就職し、40年勤務して定年退職してから本学へ参りました。
高校までは、家族や周りは医学部を目指すのが当たり前という環境。しかし私は高校時代ラグビーに明け暮れていたこともあり、なかなかうまくはいきませんでしたね。そして受験の末に法学部を選びました。法学はとても面白くて夢中になりましたが、やはり難関の司法試験には苦戦。「自分に合った仕事は探せるのか……」と悪戦苦闘していましたね。

そんな中、自分にピッタリの職に巡り合えたと思います。医者でも弁護士でもない、“教育の道”です。当時司法試験の勉強を教わっていた、弁護士の先生が私立高校法... 続きを読む

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企業情報

会社名

学校法人東京音楽大学

業界

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企業の特徴
カジュアル面談歓迎
資本金

なし

設立年月

1907年05月

代表者氏名

理事長 丸山 恵一郎

事業内容

学校法人東京音楽大学
(大学院、大学、付属高等学校、付属幼稚園、付属音楽教室、付属民族音楽研究所)の運営

教職員数:約700名 うち専任事務職員80名
事務職員定年:67歳(2023年度現在)

株式公開(証券取引所)

その他

従業員数

80人

平均年齢

44.7歳

本社住所

東京都目黒区上目黒1-9-1

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採用担当 久保幸子
中目黒と池袋、都心に2キャンパスを構える本学、アクセスの良さも魅力です。音楽の知識は必要ですか?とよくご質問いただきますが、それもございません。ご応募お待ちしております。
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