『ITスキル標準』の導入で次なる飛躍を目指す
東京に本社を置く株式会社エス・アイ・エスは、1985年、大阪で汎用システムの開発を主体とするシステム開発会社として設立されました。当社の事業規模が拡大する契機となったのは1994年、当時関西地域では珍しかった、日本オラクル社との代理店契約の締結です。その数年前からリレーショナルデータベースの世界標準である『Oracle』に着目し、技術の蓄積に取り組んできた当社は、これを機に、オープン系ソフトウェアの開発主体へと事業内容を転換を果たしました。
それ以来、製造業の生産管理システムをはじめ、サービス・流通業や公共・通信・交通分野など幅広い業界における事務系アプリケーション(『Oracle』を用いたシステム、GUIツールを用いたクライアントサーバーシステム、オープンソフトウェアを用いたWebシステムなど)の開発、基幹業務システムのオープン化支援などの実績を重ねてまいりました。
また、当社は自社製品の開発にも取り組み、これまでに複数の業務用ソフトウェアをリリースしております。特に、経済産業省が策定した『ITスキル標準』に準拠した、企業の組織力強化・人材能力向上をサポートするツール『SSI-ITSS』は、様々な企業の《社員のスキル実態を把握したい》《企業戦略に基づきIT人材の育成を進めたい》《社員のキャリアプランを明確にしたい》といったニーズに応え、導入数を着実に増やしております。
同時に、同ツールのASP導入支援や、ITスキル標準の企業導入を中心とした人材育成のサポート事業にも着手し、システム開発に次ぐ新たな事業の柱として育て、収益の拡大と会社の認知度アップを目指しています。