情報技術を活用して業務自動化を推進し、顧客のビジネスを変革する

純国産RPAソリューション『ロボオペレータ』を自社開発・自社販売している同社。

ITの専門家に依存することなく、スマホのような簡単・シンプルな操作で、誰もが安心してロボットに仕事を任せられる革新的なRPAソリューションを創造・開発している。
RPA(Robotic Process Automation)ソリューション『ロボオペレータ』、および管理・統制ソフトウェア『ロボマネージャ』を自社で企画・開発・販売している株式会社PKSHA Associate。株式会社PKSHA Technology(東証グロース上場)の子会社であり、2023年1月1日には社名を「株式会社アシリレラ」から「株式会社PKSHA Associate」に変更した成長企業だ。
RPAとは「人間の代わりに業務をこなす自動化ツール」だ。決まった手順の定型業務や繰り返し作業等、人が行うと手間のかかる作業を自動化する。
「働き方改革」が叫ばれているが人手不足は深刻で、現場の業務量はますます増大し、個人の努力・工夫による生産性向上は限界に達しようとしている。しかし頼みの綱であるITソリューションの多くはブラックボックス化し、ITの専門家なしでは業務変更に対応できず、かえって現場の疲弊に拍車を掛けてしまっている。
そこで必要となるのは、ITの専門家に依存することなくスマホのように誰もがすぐ利用でき、自分の仕事を安心して任せられるRPAだ。現場の一人ひとりが、人に寄り添うソフトウェアロボットと共に業務を効率化・自動化していくことで、働き方改革は即効性のあるものとなる。
同社は革新的なRPAを創造・開発し、大企業だけでなく、予算やIT人材が潤沢ではない中小企業にも広く利用されるRPAソリューションの提供を目指す。
代表取締役を務める沼畑幸二氏は、1985年に大学卒業後、コンピュータ関連会社に入社。製造業の自動化システムの設計・開発・導入を手掛け、ERP部門のトップを経験した。
その後、米国ネット系コンサル会社のテクノロジー担当副社長として日本支社の立ち上げに貢献。その後は総合コンサルティング会社に移り、エグゼクティブ・パートナー、マネジング・ディレクターとしてグローバルビジネスソリューション、テクノロジーコンサルティング、イノベーション&アライアンスの責任者として活躍し、2015年3月に同社を設立した。
シンプルな操作で業務自動化を実現する純国産RPA『ロボオペレータ』

予算や人材が潤沢な大企業だけでなく、中小企業でも気軽に導入できる契約形態も特徴。

導入実績は1,600社、3,700ライセンスと業界トップクラスの実績を誇る。
RPAソリューション『ロボオペレータ』は、様々な状況・業務の“繰り返し業務”に活用されている。金融・メーカー・小売等、幅広い企業に導入され、2021年4月時点で1,600社(※)、3,700ライセンス(※)を提供。業界トップクラスの導入実績を誇る。
※無償トライアルは除く
『ロボオペレータ』と一般的なRPAの一番大きな違いは、設定の難易度だ。『ロボオペレータ』は基本機能を覚えれば簡単に使いこなせるのに対し、一般的なRPAは膨大な機能を把握する必要があり、ユーザー側のハードルが高い。そのほか、定番アプリはもちろん独自開発システムでも対応可能な柔軟性や、1カ月1ライセンスから契約でき(一般的なRPAは年間契約)、買取も可能な契約形態も優位性となっている。
ITの専門家が主導してRPAを導入すると、業務棚卸に時間がかかったり、使い方も難しかったりする。『ロボオペレータ』は、ロボットを作成するためのプログラミング知識・技術は不要。純国産なのでUIは日本語表記で、かつ、クリック・キーボード入力等はシンプルな操作で業務を自動化できる。担当者がスムーズに導入・利用できれば、IT専門家の手間も小さくなる。
『ロボオペレータ』の数が増えてきたら、管理・統制ソフトウェア『ロボマネージャ』の出番だ。複数の『ロボオペレータ』をコントロールする“現場監督”役のソフトウェアで、複数の『ロボオペレータ』を管理・制御して自動化業務をより効率化する。今後は管理する『ロボオペレータ』やスクリプトを管理者ごとに設定できる機能を追加する予定で、これにより部門外からのロボットの監視・実行を防止できるようになる。
同社はソフトウェアメーカーなので、エンドユーザへの直接販売は原則行っておらず、パートナー(販売代理店)を経由して販売している。販売代理店の数は130社(OEM先や二次代理店を含む)ほどで、販売パートナーの開拓や既存パートナーの取引拡大を、アリシレラが企画から実行まで一気通貫して行っている。
エンジニアが成長するための効率的かつ合理的な開発環境を提供

開発チームは少数精鋭で運営され、裁量を持って企画から開発まで関わることができる。

1,600社のユーザに、自分が開発した機能を届けることができる。
2021年11月時点での従業員数は13名で、平均年齢は33歳。エンジニアの人数は一桁台だ。2020年にジョインした20代の若手エンジニアも活躍しており、彼が開発した機能にはユーザーから喜びの声が多数届いている。
少数精鋭で開発を行っているため、一人ひとりの作業領域は広く、裁量も大きい。そのため製品のコンセプトに合った新機能や既存機能改善の提案が自由にできる。実装内容については開発チーム内で十分に話し合い、あるべき姿を考えた上で、責任を持って設計・開発・テストを進めていく。
リモートワークを推奨しているが、オフィスへの出勤も可能だ。オンラインでいつでも相談できる環境なのでチーム内の風通しもよい。チームコミュニケーションツールでは雑談が活発に行われている(#ごはんチャンネル、#アクティビティ等)。定期アクティビティは、ゴルフ、サイクリング、BBQ、卓球、野球観戦等。オンラインシャッフルランチも毎週実施している。そのほか、社員旅行、ゲーム大会、誕生会等のイベントもある。
標準の勤務時間は10~19時だがフレキシブルに変更可能。休みは完全週休2日制で、年末年始や夏季の連休もある。手当は通勤手当、残業手当、通信手当等。賞与は年2回で夏・冬に支給される(業績連動)。副業もOKだ。
開発者には最新ノートPCと1,920x1,200以上のディスプレイが支給される。AWSやAzure等の仮想環境も用意する。関連スキルの習得・情報収集を推奨しており、書籍、社外勉強会、カンファレンス等の費用を補助する制度も完備。オフィスには無料の自動販売機もある(コーヒー、炭酸水、お茶、ジュース、水等)。
採用では人柄を重視する。ソフトウェア開発の高度な専門性を持つ少数精鋭エンジニアチームの一員として、会社や製品の成長を自分ごととして楽しんでいきたい人を歓迎する。また親会社のPKSHAには、画像認識や自然言語処理等の各分野を極めたエンジニアが在籍しており、そういったスペシャリストとの交流を通してスキルアップを図れる。
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