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パウダーフーズフォレスト株式会社

  • 製造・メーカー系
  • 商社(卸売)・流通・小売り系

コーヒー市場にイノベーションを。世界のバリスタも採用のドリップド・コーヒーパウダー「INIC coffee」で躍進

自社サービス製品あり
シェアトップクラス

企業について

パウダーフーズフォレスト株式会社は、愛知県名古屋市に拠点を構える食品メーカーである。コーヒーやフルーツなど、パウダー状に加工した食品の開発・製造を行い、全国の百貨店や雑貨店、インテリアショップ、リゾートホテルのショップなどへ直接卸している。2012年9月にメインブランド「INIC coffee」を発売以来、着実に成長を遂げ、現在の販売店舗数は、約4,000店舗(2021年7月現在)に達し、今もなお拡大中である。

メインブランドの『INIC coffee』は、同社が“ドリップド・コーヒーパウダー”と呼ぶ新ジャンルのコーヒーで、文字通り「ドリップされたコーヒーの粉末」を意味する。ドリップコーヒーを独自の製法で粉末状に加工してスティック型のパッケージやボトルに閉じ込めている。熱湯だけではなく、冷水でも5秒で溶ける手軽さと、ドリップコーヒーのコク深い味わいを両立した製品である。

コアターゲットに据えるのは35歳から50歳までの女性だ。カフェのような美味しくて香りのよいコーヒーを手軽に飲みたいという層である。代表取締役社長・森永照久氏が語る。

「飲み終えた時に、もう一杯飲みたい、あるいはまた飲みたいと思える味作りをしています。女性が近所のブーランジェリーでパンを買ってきた時に、洗い物を増やさずに手軽に飲める。そういったシーンを想定して開発しました」(森永氏)

こういった狙いが、雑貨店やインテリアショップ、リゾートホテルのショップといった売り場の来店層にはまった。それぞれの取扱店舗で、固定客がつき、リピーターが増えたことで定番ブランドとなり、アイテム数も増加。パッケージにスヌーピーをあしらった「PEANUTS coffee」、チョコレートを配合したデザートコーヒーなど、バリエーションを増やしている。

この他、ドリップド・コーヒーパウダーの製法を用いたフルーツパウダーやベーキングパウダー、シーズニングなどのブランド「KUKKU」、国産フルーツを使った無添加ジュースブランド「JUICY Co.」など、コーヒー以外のオリジナル商品も展開。さらに地方の特産品を使った地域限定の商品開発をするなど、ベンチャー企業ならではのチャレンジングな取り組みで、業界全体に評判を轟かせている。

森永氏は地方国立大学の農学部出身。生物資源科学を学び卒業後は大学院へ進学。修了後も研究者として、食品メーカーに原材料を提供する素材加工メーカーへ入社し、後に企画営業に異動。そこで、旧来型の流通構造の中で翻弄される食品メーカーの実態を知ることとなった。

「旧来の流通に頼っている限り食品メーカーはデフレから脱却出来ないと痛感しました。そこでダイレクトマーケティングの手法を駆使し、よりお客様に近いところで、お客様が納得して手放せなくなるような商品を提供したいと考え起業しました」(森永氏)

“ドリップド・コーヒーパウダー”は、インスタントコーヒーの価値が現代の成熟した生活者ニーズに合わなくなっていることを実感したことから生まれたアイデアだ。研究職時代は毎日、午前と午後に必ずインスタントコーヒーを飲んでいたが、企画営業に異動となり、外出時にコーヒーショップで飲むドリップコーヒーに慣れていくと、インスタントコーヒーでは満足出来なくなっていった。

「コンビニのコーヒーなど、現代の生活者は手軽に美味しいコーヒーを飲めるようになりました。その一方で現代人の生活はますます忙しくなっています。淹れ立てのドリップコーヒーのコクと香り、美味しさを、家庭で、いつでも、より手軽に楽しめる。朝起きてわざわざコンビニまで行かなくても、さっと溶かすだけで美味しいコーヒーを飲んで1日をスタートすることが出来る。そんなコーヒーを作りたいと考えました」(森永氏)

2012年9月に販売を開始するにあたって、まず注力したのが実店舗への営業である。ブランド価値を保つため、問屋は通さずあくまで直販にこだわった。雑貨店、インテリアショップなどを中心に展開したのはターゲット層に確実に届けるためだ。

「我々にとってはコーヒーを飲む全ての機会が競合です。単にスーパーの品揃えの一つとしてではなく、一般生活者のライフスタイルにおける選択肢の一つとして、しっかり認知していただけることが目標です。国内のコーヒー業界のマーケットは約2兆9000億円。まだまだ伸び代はある。この伸び代こそが我々の宝です」(森永氏)

今では「INIC coffee」を象徴する「女の子が描かれたパッケージ」は、女性の間で広く認知され、売上もしっかり利益を確保出来るところまで来た。その一方で、増え続ける取引先に対しフォローが追いついていない状況である。そこで同社は、全国の販売先とより密接な関係性を築くことができるよう、営業体制を強化していく考えだ。

同時に次の成長エンジンとして重点的に取り組むのが、ダイレクトマーケティングの強化だ。創業当時から自社サイトを通じ、定期購入を含めた通信販売を行い、全体の15%程度の売上を計上するまでに育って来た。さらにデジタルマーケティングチームを増強し、今後5年間で、現在、取引先の小売店を通じて得ている金額と同等の売上規模を目指していく計画である。

2012年2月に森永氏が1人で創業した同社だが、現在は従業員が40名にまで増えた。2018年度以降は毎年新卒採用も行っている。さらに、商品開発を含む生産管理部、営業本部、デジタルマーケティング部などの各部門を牽引していけるような人材を募集中だ。

創業当時から組織化を進める上で意識してきたことは、社員一人一人が自責で動き、前のめりに仕事に取り組むチームだ。さらに、当事者意識や推進力、やリ抜く力を醸成していくため、社員のチャレンジも積極的に後押しする。営業先や仕入れ先への提案、商品やサービスなども、次々にボトムアップ型で生まれたアイデアが次々と形になっている。

「私が見極めるのは、社員が本当にやりたいと思い、ワクワク感を感じているかどうか。もし失敗してもその結果を誰よりも受け止めるのは本人達です。それが社員のさらなる成長に繋がれば良いと考えています」(森永氏)

組織の歯車としてではなく、自分で考えたことを自分の力で形にすることが出来る。それはベンチャー企業ならではの魅力である。コロナ禍以前は、森永氏自身、海外に出向き、国内同様ダイレクトに市場を開拓してきた。すでにシンガポールやインドネシアでは同社製品が販売され、米国への展開も始まっている。活躍の舞台はグローバルな規模にまで拡大しているのである。

「現在、あらゆる業界で従来の常識が覆るようなイノベーションが進行しています。コーヒーのマーケットでは、我々がそのイノベーションに該当する存在になっていくでしょう。やり方次第では、世の中を変えることすら可能だと信じています。もちろんコーヒーだけにこだわるつもりはありません。ビジネスチャンスをしっかり掌握し、世界中の人々をワクワクさせるようなことを一緒にやっていきましょう」(森永氏)

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企業情報

会社名

パウダーフーズフォレスト株式会社

業界

製造・メーカー系 > 食料品・日用品・雑貨・文具

商社(卸売)・流通・小売り系 > その他商社・流通・小売系

企業の特徴
自社サービス製品あり、シェアトップクラス
資本金

1,000万円

設立年月

2012年02月

代表者氏名

代表取締役社長 森永 照久

事業内容

パウダーフーズフォレスト株式会社は名古屋市の食品メーカー。お湯でも水でもサッと溶ける手軽さと、淹れたてのドリップコーヒーのコクや香りを両立させたドリップド・コーヒーパウダーブランド「INIC coffee」を中心に、フルーツパウダーなどの商品を独自に開発・販売する。現代女性のライフスタイルにフィットした製品が人気。販売店は雑貨店やインテリアショップを中心に国内だけで4,000店舗に達し、さらに拡大中だ。シンガポールやインドネシアでも販売を開始し、米国への出荷も決まった。今後はよりダイレクトマーケティングに注力し、コーヒー市場に新しい価値観をもたらすイノベーションを加速させる。

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

40人

本社住所

〒465-0021 愛知県名古屋市名東区猪子石2-1607

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