グローリー株式会社

日々の生活において目にしている銀行等に設置されている「両替機」、スーパーマーケットなどにおける「レジつり銭機」、街角にある「自動販売機」・・・<br />1950年に国産初の硬貨計数機を大蔵省造幣局向けに開発・納入して以来、日本において≪<b>通貨処理機のパイオニア</b>≫として歩み続けている企業が『<b>グローリー株式会社</b>』である。<br /><br />同社は1918年の創業以来、さまざまな国産第一号を生み出してきた。<br />「銀行向け硬貨計算機」「たばこ自動販売機」「千円紙幣両替機」「硬貨選別機」など・・・・例をあげると枚挙にいとまがない。<br /><br />今では“キャッシュレス”の時代に対応する「ＩＣカード入金機」「ＩＣカード対応ターミナルロッカー」、そしてバイオメトリクス分野における「顔認証技術」「指紋認証技術」などの研究開発も進めており、新たなる『<b>便利</b>』、情報化社会における『<b>セキュリティ</b>』を作り出し続けているのだ。<br /><br />同社が保有する世界トップレベルの“コアテクノロジー”は、大きく2つ挙げられる。<br /><br />１、通貨を「数える」「見分ける」「束ねる」為の信頼性の高い 『<b>認識・識別技術</b>』２、複雑な処理業務を「より正確」「よりスピディー」にこなしていく製品を作り出す 『<b>メカトロ技術</b>』<br /><br />どこにも負けない2つのコアテクノロジーを融合させ、『<b>ＧＬＯＲＹを世界のトップブランドに！</b>』をグループビジョンに掲げ、『日本のトップメーカー』から『<b>世界のトップメーカー</b>』へ着実に歩み始めている。<br /><br />世界中どこでも『<b>お金のあるところにグローリーあり</b>』と呼ばれる日はそう遠くないかもしれない。

同社は2006年10月に販売子会社である『グローリー商事』を合併、さらに社名を『<b>グローリー株式会社</b>』と改め、新たにスタートした。<br /><br />この合併により、『技術力』という強みに加えて、「企画」　⇒　「設計」　⇒　「製造」 から 「販売」　⇒　「アフターサービス」　までの≪<b>製販一貫体制</b>≫をさらに強固なものとした。<br /><br />「自社内で一貫した体制を取る事により、お客さまの声をダイレクトに受け取ることが可能となり、今まで以上に、お客さまのニーズをより迅速に具現化できるようになりました。<br />そのため、より求められているモノを先読みし、研究開発を欠かすことはありません。年間100億円以上の研究開発費と人材を投じ、絶えず新規研究開発をし続けています。当社は <b>モノづくりにこだわる研究開発型企業</b> なのです。」と採用担当者 田中氏は語る。<br /><br />ニーズを取りこぼさないフィールドの広さもそうだが、<b>開発技術者集団</b>であることに間違いない。

前述したように、同社はなんといっても『<b>開発技術者集団</b>』である。では、同社が求めている「開発技術者」に必要な要素は何であろうか？<br /><br />「必要なのは、『創造力』『技術力』『センス』はもちろんですが、なにより大事なのは、<b>不具合や困難に直面したとき≪必ずやりとげてやる≫といったタフな精神をもっていること</b>だと考えます。また製品開発はチームで行います。自らの意見・提案が言えることも必要ですし、素直に意見を聞くことも必要です。」と設計技術者 生田氏は語る。<br /><br />付け加えて、「能力にもよりますが、30歳前半でリーダーを任されることも少なくありません。当社は自らの意見・提案が言える本当に風通しのよい環境です。」とも語られた。<br /><br />能力を活かしたい方には、この上ない企業である。

「当社を実際に見ていただければ、必ず魅力を感じていただけると思います。」と人事担当者 長谷川氏が自信を見せるように、同社の就業環境の充実度は高い。<br />例えば、研修制度については、社内の充実も図っているが、希望があれば社外セミナーの参加も奨励しており、もちろん費用は会社負担である(※)。<br /><small>（※会社により案内された研修、セミナーに限る。）</small><br /><br />また、社員の健康管理とアフターファイブの有効活用による心の健康を与えるために、毎週水曜日は『<b>ノー残業デー</b>』を作り、制度化しているのだ。<br />同社が優れているのは、この制度を15年以上前から実施しているという事実である。<br /><br />さらには、育児休業制度にも、子供が3歳に達するまでを限度として適用される、「育児短時間勤務制度」など充実を図っており、社員の離職率も極めて低いという。全体の離職率も約2％と低水準だ。<br /><br />じっくりと腰を据えて開発に携りたい人、仕事をしたい人にとっては最適な環境が整っているのではないだろうか。