株式会社Cygames

株式会社Cygamesは、スマートフォンゲームやコンシューマーゲームの開発を手掛ける、サイバーエージェントグループの大手ゲーム会社だ。これまでリリースした主要タイトルは、次のとおり。
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●『グランブルーファンタジー』（2014年3月リリース）
スマートフォン／PC向けソーシャルゲーム。「ブラウザでどこまでできるか」という限界に挑戦し、盛大な演出をつくり込んだ。2025年6月にユーザー数が3,800万人を超えるヒット作となる。

●『プリンセスコネクト！Re:Dive』（2018年2月リリース）
スマートフォン／PC向けソーシャルゲーム。2015年にリリースした『プリンセスコネクト！』の続編として、前作と差別化するために"アニメRPG"という新ジャンルを創出した。

●『ウマ娘 プリティーダービー』（2021年2月リリース）
スマートフォン／PC向けソーシャルゲーム。クオリティの高いアートワークと競走馬への愛に溢れた作品。2024年1月には2000万DLを記録し、多くのユーザーに愛されるコンテンツになった。

●『Shadowverse: Worlds Beyond』（2025年6月リリース）
2016年に対戦型オンライントレーディングカードゲームとしてリリースされ、様々な形式でのeスポーツ大会の開催、プロリーグの発足、リアルカードゲーム化など多様な展開を見せてきた『Shadowverse』。その後続タイトルである『Shadowverse: Worlds Beyond』は、「すべてが進化した『Shadowverse』」として、全世界同時にリリースされた。
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また、これらのコンテンツを世界中のユーザーに楽しんでもらえるよう、2017年には 初の海外拠点となる現地法人を韓国に設立。それ以降、台湾、イギリス、アメリカ、シンガポールにも現地法人を設立し、世界各地でのマーケティングやブランディングに力を入れている。

同社のビジョンは「最高のコンテンツを作る会社」である。“ゲーム”ではなく“コンテンツ”としているのは、ゲームだけでなくアニメやコミック等の周辺のエンターテインメント領域にまで広げていくという意志を込めていることによる。現に、処女作の『神撃のバハムート』からアニメ化が行われている。

ゲームをはじめとするコンテンツづくりのポリシーは、どのコンテンツもユーザーに「最高に面白い！」と思ってもらえるよう、徹底的にこだわって制作することだ。この「最高のコンテンツづくり」の考え方としては、まず、今の時代に合った、ユーザーから求められている要素を取り入れることが挙げられる。ゲームにおいてはジャンルを意識し、そのジャンルごとに何が求められているかというポイントを外さないことが重要だという。

もちろん、ジャンルごとの面白さを把握するためには、多くのゲームをプレイし、どこがどのように面白いと感じられるのかを掴む必要がある。そのため、Cygamesは普段からゲームを遊ぶ文化が根付いている。


また、同社のゲームづくりのこだわりは、"クオリティ最優先"という姿勢に表れている。「決していいことではないが、リリースが1年遅れることはザラ」であるそう。そもそも完成度が低く面白くないゲームを出しても意味がなく、それまでの作業がムダになってしまうからだ。決して80点で妥協せず、あくまでも100点の理想形を目指して粘り抜く。その結果1年遅れても、ヒットに繋がると同社は知っているのだ。

同社の風土づくりの基軸となっているのは、次のミッション・ステートメントだ。
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●みんなでたくさんゲームをやる
誰よりも面白いゲームを作る人は、誰よりもたくさんの面白いゲームをプレイしているはずです。せっかく会社に人が集まっているのですから、仕事中でもプライベートでもみんなで楽しくゲームをしてゲームの話をしましょう。
スタッフみんなで楽しくゲームをやる会社サイゲームス。

●常に「チーム・サイゲームス」の意識を忘れない
最高のコンテンツは1人で作るのではなく、みんなで力を合わせて作るものです。みんなの能力を合わせることで1人では作れない最高のコンテンツを作りましょう。
自分の為ではなく、チームの為に仕事をする集団サイゲームス。

●最強のブランドを目指す
スタッフが日々発信するあらゆるものが、Cygamesブランドを高める、また低める可能性があります。ひとつひとつの仕様書、イラスト、ソースコードといった制作物はもちろん、電話の受け答え、お客様の前での立ち振る舞い、スタッフのモラル、そのすべてが会社のブランドイメージに直結します。大切にしましょう。ブランド人の集合体としてのブランド企業サイゲームス。
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このミッション・ステートメントの狙いについて、同社の役員はこう語る。

「自分自身でたくさんのゲームを経験し『面白い！』『凄い！』という肌感覚をゲームづくりに活かしてほしいと思っています。そこで“みんなでたくさんゲームをやる”と掲げています。“常に「チーム・サイゲームス」の意識を忘れない”は、最高のコンテンツは一人ではつくれないので、どんな時でもチームを意識してほしいという思いです。『頼み事をしても、嫌な顔をされたことがない』とよく聞きますね。“最強のブランドを目指す”は、コンテンツだけでなく、会社としても“最高”を目指すということです。コンテンツが最高でも、スタッフのモラルや立ち居振る舞いのレベルが低ければファンが離れてしまうと思います。だからこそ、会社としてのレベルも高めてCygamesを“最強のブランド”にしよう、ということです」


Cygamesは「最高のコンテンツを作る」というビジョンと3つのミッションステートメントを通じて、世界中に最高のコンテンツを届けていく。この想いに共感された方は、ぜひ一度話を聞いてみてほしい。