株式会社 デイヴィッドプロダクション クリエイターの育成に注力し、キャリアを活かして中心的スタッフとして活躍できる会社
CGゼネラリスト
【CGゼネラリスト】スプリガン、JOJO、はたらく細胞、その他人気タイトル多数
企業について 2Dと3D、お互いの利点を上手く活用したアニメーションづくりを志向 株式会社デイヴィッドプロダクション(David Production Inc.)は、アニメーション映像の企画制作や、著作権開発・運用をおこなう会社だ。
アニメ動画配信の市場は世界的に拡大しており、デイヴィッドプロダクションはNetflixなど動画配信プラットフォームと業務提携することで、全世界が市場になった。
株式会社デイヴィッドプロダクション(David Production Inc.)は、アニメーション映像の企画制作や、著作権開発・運用をおこなう会社だ。東京都小平市に本社・制作スタジオを置くほか、高田馬場や田無にもスタジオがある。制作工程のデジタル化に力を入れ、2018年4月にCG部を開設。3DCGスタジオやデジタル作画室を新設し、ワークフローのクラウド化も進めている。 代表取締役社長を務める梶田浩司氏は、2000年2月から2006年11月まで、大手アニメーション制作会社、株式会社ゴンゾ(GONZO)で代表を務めた人物。志を同じくする仲間とともに、2007年9月にデイヴィッドプロダクションを立ち上げた(2014年から株式会社フジテレビジョンの100%子会社)。「アニメーションの力で地球の元気を創出します」をコーポレートスローガンに掲げ、クリエイター、制作、企画営業、管理の全部門が一丸となって、アニメーション作品の可能性を追求している。 代表作は、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ(2005年~2019年)、「はたらく細胞」(2019年~2020年)、「あんさんぶるスターズ!」(2019年)、「モンスターハンターストーリーズ RIDE ON」(2016年~2018年)など。2009年の「リストランテ・パラディーゾ」以降は、ほぼ元請として制作している。 主なクライアントは、メディア企業(テレビ局、配信会社、出版社など)や大手ビデオメーカーだ。タイトル選定やクリエイターのアサインをクライアントとともにおこない、制作を受託する。収益源は、制作受託益の他、制作作品の利用実績に応じた収益分配、権利運用の一部を担うことで発生する二次利用収益だ。近年は二次利用収益が拡大している。 アニメ動画配信の市場は世界的に拡大しており、デイヴィッドプロダクションはNetflixなど動画配信プラットフォームと業務提携することで、全世界が市場になった。そのため、よりハイバジェットでハイクオリティな作品制作に挑戦できる土壌が整った。3DCGアーティストにとって、とても魅力ある制作環境といえるだろう。
デジタル化により、クリエイターがより広い視点で仕事に集中できる GONZOは昔からデジタルに強い制作会社だが、梶田氏がデイヴィッドプロダクションを創設した当初は、アナログによるアニメーション制作のみに専念した。その理由は2つあり、アナログによる制作体制の構築・強化と、後進のアニメーターを育成するためだった。そこには、「まずは基礎をしっかりつくりたい」という梶田氏の確固としたビジョンがあった。 その後、2009年あたりからフルデジタル作画への移行が本格的にスタートする。デジタル作画室室長の宇治部正人氏を筆頭にチームを組み、機材・ソフトの選定や、ワークフローの見直し・整備を進めた。現在は、シンガポールのカカーニ社が開発した動仕補助ソフト「CACANi(カカーニ)」を導入。技術習得の初期でも必要な画力をソフトが補うため、オペレーションさえ覚えれば、早い段階でキャリア2~3年目の動画マンと同じクオリティが出せるようになった。 フルデジタル化のメリットは、大きく2つある。1つは、移動など時間的なロスとコストが減り、作業により集中できるようになること。情報の共有化も容易なため、連絡ミスや伝達ロスの減少も見込める。もう1つは、それぞれの部署に散らばるスタッフが、同一ソフト上で「同じ作品の素材をつくる」という意識が生まれることだ。原画、動画、背景、CGといったさまざまな部署間のシームレス化も進む。 デイヴィッドプロダクションでは、絵コンテのデジタル化も推奨している。絵コンテの段階からおおまかな「尺」を把握できるようになるため、「こんな素材つくれる?」「こんな絵を描ける?」など、クリエイター同士のスムーズな連携も強まったという。 今後も作画アニメーション技術のデジタル化を推進し、デジタル化した作画と3DCGを融合させた、ハイブリッド・ハイクオリティ作品の制作を継続的におこなっていく方針だ。また、原著作権を獲得して収益化することを目指し、オリジナル作品を開発も視野に入れる。
後進を育成し、次世代作業環境へのアプローチを探るCGセクション 2019年12月時点の従業員数は97名で、8割が中途入社だ。今回募集するCGセクションは、モデリング、リギング、アニメーション、エフェクト、コンポジットなど、CG映像制作全般を担当する。 応募にあたり性別、学歴、資格は問わないが、CGアーティストとして一定の制作経験は必須。求める人物像は、自主性が高く自律的に制作できる人、コミュニケーション力が高い人だ。これまでの中途採用者のキャリア例を見ると、大手CGスタジオや作画アニメスタジオCG部門からの転職者が中心。傾向としては、関わってきた作品数が多い人の入社が多い。 さまざまなバックグラウンドをもつ社員を中途採用しているため、デイヴィッドプロダクションの風土は多様性に富んでいる。中でもCGセクションは新規開設されたスタジオということもあり、多様性は最も高い。制作面はクオリティとデリバリーの精度を上げることを特に重視し、作品制作を最優先したスタジオ運営をおこなっている。 入社後は、重点的にOJTによるボーディングをおこなう。メインで使用する3DCGツールは「3dsMax」だが、使用経験のない人はトレーニングを受けながら業務に入る。社内には「先輩たちが根気強く指導してくれる」「先輩たちからしてもらったことを後輩にも」という文化が受け継がれている。 勤務時間は10:00~19:00(休憩1時間)で、休みは週休2日制(土日)、祝日、年末年始、ほか会社が定める日。正社員は年1回の昇給がある(会社業績・業務成績などによる)。福利厚生は各種社会保険、交通費(月1万6000円まで)、私服勤務可など。 デイヴィッドプロダクションは、「アニメーションの力で地球の元気を創出します」を理念に掲げる。アニメーション制作会社として面白い作品をつくることに全力をつくし、世界中に広がる視聴者が、作品を観て元気になってくれることを願っている。あなたの貴重なキャリアを活かしていく場所として、申し分のない環境だといえるだろう。
もっと見るexpand_more 社員の声 sms この企業には、まだ社員の声はありません。
ログインすると社員の声をリクエストすることができます。
{"id":113036,"name":"【CGゼネラリスト】スプリガン、JOJO、はたらく細胞、その他人気タイトル多数","clientName":"株式会社 デイヴィッドプロダクション"}