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株式会社Skeed

  • IT/Web・通信・インターネット系

「Winny」の意思を受け継ぎ、「自律分散配信」と「高速ファイル転送」に強み!

自社サービス製品あり

企業について

「自律分散配信」と「高速ファイル転送」をコアテクノロジーとして、独自のプロダクトを開発・提供している、株式会社Skeed(スキード)。大手SIerのSCSK株式会社(東証1部上場)のグループ会社だ。同社の主要プロダクトは次のとおり。

●SkeedOz
最新プロダクトの、IoTの情報流通を支えるP2P自律分散処理基盤。独自の自律分散技術により、大量のデータをクラウドなどに集約・処理することなく、末端の各装置を自律的に連携・機能させることができるIoT基盤だ。これにより、“情報の地産地消”を実現する。キャリア契約が不要で通信料金がかからず、センサーや中継機器も廉価なもので済むので、低コストである点が強み。

特長としては、サーバーやネットワークの一部に障害が発生しても、残りのリソースによる迂回経路で自律的にサービスを継続する“ゼロ・ダウンタイム”、情報の地産地消により、トラフィックの偏在による監視や制御、スケールアップのコストを不要とする“ゼロ・マージナルコスト(限界費用)”、全体を制御/管理する装置がなく、環境変化に応じた設定が不要な“ゼロ・コンフィギュレーション”の3点が挙げられる。

主な活用シーンとしては、地域の高齢者や子供の見守り、ペットの所在確認や活動記録、エリアの気象情報の収集および災害予防、観光・商業施設における人の流れや混雑状況などの収集、近隣の道路状況の車間交換、農場における飼育動物の管理など幅広い。

●SkeedSilverBullet
大容量・高速ファイル転送ソフトウェア。従来のTCPベースのプロトコルに代わる独自開発の「SkeedSilverBulletプロトコル」により、長距離通信や低品質回線における伝搬遅延を解決、TCPの最大70倍以上のスピードで大容量・多数のファイルを転送できる。セキュリティ面でも、アメリカ国家安全保障局採用のグローバルスタンダードな暗号技術を導入。さらに、他の通信トラフィックと共存しつつ空き帯域を用いる高速ファイル転送技術(特許取得)により、常に帯域をモニタリングして最大限の効率を発揮するといった特長を持つ。

●SkeedCast
インターネットやWAN越しに多数のユーザーやデバイスにファイルを配信する。ピークトラフィックのオフロードを独自の自律分散技術で実現。

高速ファイル転送ソリューションのユーザーは約250社・30,000ID以上。映像制作会社やポストプロダクション(撮影後の編集制作会社)を中心に、ゲーム開発会社や放送局など、大量のデータを取り扱う事業会社が多い。「韓国からの素材データの転送時間を100分の1に短縮できた」「衛星回線や専用線が不要となり、コストを大幅に削減できた」といった評価の声が寄せられている。

同社は2005年4月、ファイル転送ソフト「Winny」を開発した金子勇氏(元東京大学情報基盤センタースーパーコンピューティング研究部門特任講師・2013年没)を中心に、「Winny」の商用化を目的に創業された(当時の社名は株式会社ドリームボート)。

2002年に発表された「Winny」はP2P技術を応用した画期的なファイル転送ソフトとして爆発的に世界中に広まったものの、著作権法違反の悪用が続き、社会的にイメージを落としてしまう。これによって、画期的な技術であったP2P技術を手がける開発会社がなくなり、結果的に現在まで同社がP2P技術における日本随一の存在であり続けている。

同社が最初にリリースしたのは、「SkeedCast」。「Winny」の自律分散配信技術を使って映像コンテンツなどの大容量データを1対多で効率的に配信できるようにしたプロダクトだ。また、ユーザーから「1対1で高速配信できるものもほしい」とのニーズを受けて開発したのが、高速ファイル転送技術を活用した「SkeedSilverBullet」だ。さらに、世の中にIoTが進展すると、「SkeedOz」を開発して業容をさらに拡大することになった。

こうした独自技術による成長可能性、潜在力、革新性が高く評価され、同社は過去Google、Yahoo、Uber、Salesforce.com、YouTube、eBayなども受賞したスタートアップ企業の登竜門として名高い「Red Herring Top 100 Global」を受賞している。

社名の「Skeed」とは、北欧神話における神々の船「スキードブラニール」から取った。魔法のような匠の技によってつくられ、ほかのいかなる船より大きく、速く海と空を自在に駆けることができる“夢の船”をなぞらえた(創業時の社名「ドリームボート」から改称)。この社名には、「グローバルなインターネット上のコミュニケーションを加速する最高のソリューションの提供者」という理念も込めている。

2019年7月現在、同社の社員数は14名。ほとんどがエンジニアだ。

「当社は近年SCSKのグループ会社となりましたが、それとは異なる創業当時からのエンジニアを大切にする社風は変わらずにいます。エンジニアに対しては、社外の勉強会やセミナー、展示会には就業時間中であっても積極的に行くことを奨励しているなど、エンジニアが開発業務を行いやすい風土だと思います」(取締役CINO(最高イノベーション責任者) 北林氏)

手がけているのは100%自社プロダクトであるため、開発スケジュールは自らが柔軟に決められる点は魅力だろう。

一方、ビジネス面でのSCSKとの結びつきは強い。IoT向けの「SkeedOz」の場合、営業先となる事業会社がSCSKの顧客と重なるときには「SkeedOz」の営業はもっぱらSCSKが担っている。

SCSKは、システム開発業界において“働き方改革”の先頭を走る存在として知られているが、リモートワークも導入されていて、連携を密にした活動のためにSkeedのオフィスで一部の仕事をするSCSK社員もいるという。Skeedでも、一部でリモートワークを取り入れているほか、徳島県美波町にサテライトオフィスも構えている。

「サテライトオフィスに1~2週間滞在し、オフタイムに目の前の海で釣りを楽しむなど、生活環境をガラッと変えて仕事に打ち込むこともできます」(北林氏)

そんな同社が求める人材像について、北林氏は次のように話す。
「小規模の開発型企業として、物事に柔軟に対応できること、自から率先して行動できる方だとありがたいですね」

“天才プログラマー”と呼ばれた金子勇氏が開発し、世界的にも注目された「Winny」のDNAを引き継ぐ同社。その技術のエッセンスを身につけ、インターネットを加速するサービス開発に従事できるチャンスがここにある。

企業情報

会社名

株式会社Skeed

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

IT/Web・通信・インターネット系 > IoT・M2M・ロボット

IT/Web・通信・インターネット系 > その他IT/Web・通信・インターネット系

企業の特徴
自社サービス製品あり
資本金

2億2500万円

設立年月

2005年04月

代表者氏名

代表取締役CEO 明石 昌也

事業内容

■分散コンピューティング技術やネットワーク
■制御技術などを用いたソフトウェアによる、ネットワークソリューション
■データマネジメントソリューションの製品の企画、開発、販売

株式公開(証券取引所)

主要株主

SCSK株式会社

従業員数

14人

本社住所

東京都目黒区目黒一丁目6-17 Daiwa目黒スクエア5F

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