2100社の仕入れ先、4800社の卸先!専門性も併せ持つ創業45年の総合商社
1974年に設立された株式会社ドウシシャは、流通業界で長く存在感を示してきた商社だ。独立色の強い事業部制を敷いており「生活家電・A&V」「インテリア・収納用品」「ブランドバッグ」「時計・ジュエリー」「ライフスタイル雑貨」「ファッション雑貨」「ファッション衣料」「食品・お酒」「ギフト」と幅広く商品を取扱う。
多様化する消費者のニーズを的確に捉え、新しい価値観や潜在需要を掘り起こすのが、同社のビジネスの根幹を支える思想。「ニッチ市場でNo.1シェア」を狙うことで確実な収益を上げ、会社を成長させてきた。
「専業商社が多い中、衣食住いろんな商品を取り扱っているのが当社の強み。収益基盤を一つの業界に絞らないことで、社会の構造の変化も乗り越えられます。事業部制にして独立色を強めることで、専門性も同時に合わせ持ち『より良い商品を、より安く、より専門的に提供できる体制』を構築してきました」
2100社のメーカーから商品を仕入れ、4800社の小売業者に卸しているドウシシャ。1974年10月に日用雑貨品を主力商品とした卸売業を大阪でスタートさせ、事業領域を拡大し成長を続けてきた。2001年3月には東証一部上場を果たした。
ドウシシャのもう一つ強みが「メーカー機能」。自社のオリジナル商品を企画・開発し、それを小売店に卸している。
「消費者の『あったらいいな』を企画として自社で製品化するのが、他の商社との大きな違いです。小売店に卸す商品に自社製品を入れることで利益率が上がるだけでなく、消費者のニーズをとらえた商品ラインナップで、小売店の売上アップにも貢献できます」