「NEXTユニコーン」トップ20入り!相互にシナジーを発揮する事業ポートフォリオの確立で急成長
株式会社イングリウッドは小売業に特化し、エンドユーザーへスムーズに商品を届けるためのDX ソリューションを提供する企業だ。
欧米を中心に厳選した商品や自社PB 商品などの販売を行うBtoC 事業と、メーカーや小売企業の商品販売を全方位から支援するBtoB 事業の両輪で展開する。
BtoB 事業では多くのソリューションチャネルを持ち、日々ブラッシュアップを続ける。その領域は多岐に渡り、EC コンサルティングから商品企画、デジタル広告、モール運用、卸、物流、IT 人材育成にまで至る。まさに、バリューチェーンの全工程を網羅しているといえる。蓄積した知見と日々得られるデータを活用して、クライアントの利益最大化にコミット。ビジョンである「OMO(Online Merges with Offline)により商品とユーザーの関係をデジタルで滑らかにする」の実現に向けて、全力で取り組んでいるのだ。
直近3 年の増収率は374%を記録し、「NEXT ユニコーン」のベスト20 位にランキングされるなど急速な成長を遂げる同社。さらに勢いを加速するべく、原動力となる人材を広く募集する。
同社の創業は2005年。30万円の資本金をもとに、米国で仕入れたスニーカーを日本で卸してEC でも販売するというスニーカー事業が源流だ。その後、ファッション/美容/食品/ヘルスケアとアイテムを増やしながら卸とECを拡充して、売上を伸ばし続けた。
そして自社EC サイトの運営やEC モール各社での販売、越境EC で培った経験・ノウハウを基に、BtoB のEC ソリューション事業を開始する。自らが商品を売る上で痛感した課題とそのソリューションをBtoB 事業に還元することで、売上・利益を急激に拡大させていったのだ。
BtoC プロダクト事業では、顧客のLTV データ/MD データ/商品ごとのCVR データを研究し、商品販売における全工程の最適化を進め、さらにエンドユーザーとクライアント双方の顧客接点から得られるデータを基に、デジタルMA ツール/AI 搭載CRM/MD 最適化システムなどAI 技術を用いたテクノロジー・ソリューションチャネルを続々と開発している。それらをBtoB ソリューションに活用することで、さらに高精度かつスピーディーに進む状況となった。
こうしてBtoB 事業、BtoC プロダクト事業、自社によるAI 研究開発が相互にシナジーを発揮する体制を構築する。
冒頭に示した急成長の背景には、このように緻密に練り上げた成長戦略と、それを着実に実行していく組織力があるのだ。
2005年創業。テクノロジー×商品を軸に日本、アメリカ、中国に展開。
アグレッシブな姿勢を崩さず勢いを加速し3年後の売上1000億円達成を見据える
最高人事責任者である取締役CHRO 上河原圭二氏は、同社の競争優位性について次の要素を挙げた。
「BtoB、BtoC、AI 研究開発が相互にシナジーを発揮する事業ポートフォリオ。事業全体を根底で支える人財、知見・ノウハウ。社員1人当たりの売上高1 億円を生み出す組織力。それを可能にする独自の社員教育制度です」。
急激な拡大も納得の強みばかりだが、同社は安穏とすることなくブラッシュアップを続け盤石な基盤固めに努める。そればかりでなく新規事業の立ち上げ、テクノロジー・ソリューションチャネルの開発加速、海外展開、M&A とアグレッシブに攻め続けているのだ。経済産業省の分析によると、日本の小売市場規模は約150 兆円という圧倒的に大きな規模だ。そのなかで国内 BtoC EC 市場は約12.2 兆円。国内EC 化率が世界水準まで向上した場合は、約27.3 兆円が見込まれる。
同社は小売市場の全体像を見ながら、成長戦略として「小売DX 推進」を打ち出した。可能性が広がる大きな海で、3 年後に1000億円の売上達成を目指す。
その実現のためにはナレッジ・テクノロジー・チャネルを磨きつつ、さらにその数を増やすことが必須だ。
具体的な道筋はこうだ。
現状BtoB 事業で支援する顧客は年商20~200 億円規模のメーカーや通販事業者が多い。同社はBtoC 事業でテストマーケティングを重ねた上で、商品開発や販売、リサーチや値付けなどに関するナレッジやデータを活用するシステム化を進める。低コストで利用可能なAI 搭載ツールを提供してDX 化を推進することで、素晴らしい商品を持っているのに売り方がわからないといった課題を抱える中小企業も支援したいと考える。システム化によって、中小零細規模の企業へも支援幅を広げようという構想だ。
一方の大企業向けにはシステマティックに進める部分を取り入れつつも、これまでと同様にEC コンサルタントが価値を発揮する支援という両面を考えている。
このようにしてAI のR&D と社内でのノウハウ共有を一層進めると同時に、物流倉庫やEC カートシステム会社などのM&A を積極的に実施する。社内外で連携・機能の強化をはかり、非連続的な成長を目指しているのだ。
またBtoC プロダクト事業でも、攻めの姿勢を見せる。
時流を読み解き、より多くの消費者の課題解決をしたいとの思いから食品領域に参入した。同社初となる食品サブスクリプション事業の展開もそのひとつだ。2021 年6 月にサービスを開始した、一流シェフによる栄養バランスに優れた冷凍総菜の定額制お届けサービス『三ツ星ファーム』は、ハイペースな成長を見せる。予想以上の反響に、一時は新規のユーザー獲得をストップするほどだったと嬉しい悲鳴を上げる。
急拡大する同社の勢いが伝わる。それだけに求める職種は多岐に渡り、プレイヤーばかりでなくマネジメント志向の人材も必要だ。
「幅広い事業を展開する当社では、社内におけるナレッジの共有を意識的に行っています。共有されたナレッジを体得することでキャリアと経験の幅が格段に広がり、ビジネスパーソンとして3 倍速で成長できます。またtoB からtoC、コンサルタントから商品開発担当など、希望に応じたキャリアチェンジがしやすいのも当社ならでは。マネジメントや経営層のポジションも今後ますます増えるでしょう。会社の成長と個人のキャリア形成が密接にリンクし、相乗効果を発揮するフェーズです」と上河原氏は、このタイミングで参画する醍醐味を語った。
イングリウッドでは新規事業にも積極的に挑戦している。
大手広告代理店で執行役員を経験した後、2019年4月に最高人事責任者としてイングリウッドに入社。
1社で10社分のノウハウが得られる「最速で最高の成長を遂げたい」「市場価値を高めたい」が叶う環境
社員1人あたりの年間売上高が1 億円越えという極めて高い生産性の秘密は、仕組化された能力開発にある。同社の独自カリキュラム『ビズデジ』だ。
社員は所属部署に関わらず、ビジネス商流と事業計画ファイナンスの2 つを中心に、デザイン/マーケティング/コマース/システム開発の各分野を横断的に学ぶ。講師は代表取締役をはじめCFO、COO などビジネスの最前線に立つ面々だ。実務とリンクした超実践的な内容が特徴で、受講して終わりではなく、スキルが落ちていないか、実務と紐づけられているかの確認が継続的に行われる。
短期間でDX 人材としての知識を学べるビズデジは社内の人材開発ばかりでなく、クライアントのDX推進への理解や内製化支援の仕組みとしても活用される。また、他社が受講できる教育プログラムとしてサービス化して提供も行っている。一見すると、人材開発事業は異なる事業領域にも感じるが「小売市場全体を見ての価値創造」という観点で考えると納得だ。
社内に目を戻すと、デザイン/ファイナンス/プログラミングなどを各プロフェッショナルから学ぶ勉強会の開催や、業務・キャリアの悩みを先輩社員/マネージャー/取締役が全面的にサポートするメンター制度で、社員の成長を促す。もちろん仕組みを享受するばかりでなく、主体的に学ぶ姿勢が大事なことは言うまでもない。
社員の能力開発と共に同社が大切にするのが、知見・ノウハウの共有だ。そうすることで、1 社にいながら10 社分ほどのノウハウが貯まり市場価値の高い人材に成長できると考える。「最速で最高の成長を遂げたい」「市場価値を高めたいという」と望むならば、最適な環境だ。
同社の優れた教育カリキュラムや制度は、コミュニケーションというベースがあってこそ効果を発揮する。同社の役職はあくまでも役割だとの考え方で、職位を問わないコミュニケーションが常である。例えば新入社員が役員を誘ってランチに行く、新卒社員が代表の隣の席に座り教えを請うといった場面がよく見られる。経営層は率先垂範の意識が高く、社員と向き合い共に課題解決を進めようとの考えが根付いている。
急拡大中の同社では、新入社員が加わることが日常的である。そのため各人のパーソナリティを知ったり共通項を見出したりする目的で行われているのが、朝の10 分間スピーチだ。
業務での経験や学生時代の部活の話、出身地などテーマは自由。ここでのスピーチ内容が後に会話の糸口となり、部門を超えたコミュニケーションに一役買っている。
ビジネススキルばかりでなく、人間的な魅力や個性を大事にしたいという同社には、多彩なバックグラウンドを持つ人材が集う。多様性が会社の幅を広げるという考えだが、ビジョン/ミッション/バリューに関しては完全に一致させて共に成長を目指そうと呼びかける。ざっくばらんに会話するカジュアルな面談も可能なので、関心を抱いたならばぜひ気軽にコンタクトを取って欲しい。
株式会社 イングリウッド の社員の声

20代前半
2019年04月入社

20代前半
2018年04月入社

20代前半
2019年04月入社
クライアントの商品などを任されていますが自分の...続きを読む