領域に尖った「個」の集団で、クライアント事業のKPIまでコミットする
経営コンサルティングファームのスタートアップ、株式会社Regrit Partnersは、先端テクノロジーを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)を通じて、クライアントの事業変革を実現するプロフェッショナル集団である。
数あるコンサルファームの中で、同社はITとオペレーションを組み合わせたプロセス系の領域にフォーカスしており、社内独自の方法論を用いることで再現性ある価値提供を行なっている。
代表取締役社長の山木氏によると、同社と大手コンサルティングファームとの違いとして、提案やデリバリの完了で契約を終わるのではなく、クライアントのP&Lや事業部のKPIまでコミットするケースが多い点を挙げる。
また、大手ファームは規模が大きい反面、細部のニーズやスピード感には答えられない場合もあるが、同社はその点で強力な品質差を出せると語っていた。
実際、2017年8月にスタートしたばかりの同社であるが、2年経過した現在は製造業、保険業、小売業、商社などグローバル大手企業を主として、20社強のクライアントにサービスを提供している。
「既存コンサルファームでは実効性の面で満足できなかった企業から続々とオファーを頂いている状況となっております。」(山木氏)
今後の展望 ー 日本を代表する”人材輩出企業”へ
同社が目指す組織像は、平均的な能力の人材の集団ではなく、1つの領域により突出した能力を有した人材で構成されたプロフェッショナル集団だという。
「例えば、高卒でも凄腕エンジニアだったり、コンサル出身ではなくとも営業を自分なりの戦略をもって実行していた人材など、コンサル業界未経験者も数多く在籍しています。
ポイントは、プロフェッショナル同士が異能を認め合い、チームとして互いをリスペクト出来たり刺激し合える環境があると、結果的にクライアントへも最良の価値を提供しようという風土が自然と生まれることです。」(山木氏)
この同社の組織づくりは効果としても現れており、例えばIT出身のメンバーを中心に新規サービス/プロダクトの独自開発にも取り組むようになり、人的な魅力だけでなくサービス/プロダクト面でもクライアントへの魅力付けを行えるようになっている。
教育面もスタートアップながら、様々な取組みを行っている。
トレーニングマネージャー制度では、メンバーとマネージャー陣がペアとなり、カリキュラムも個人にあわせてカスタマイズして行っている。若手メンバーへの集団研修でも、経営からITまで、領域ごとのプロが講師を担当し、組織力の底上げを図っている。
同社では「仲間の成長にかける時間を惜しむな」という行動指針があり、部下の成長を上司の責任の一部とするポリシーとしている。
「個」の力を開発する方針を全社で実践しているのがユニークな点だ。
ビジョンについて、山木氏はこう語る。
「まずは、コンサルティングファーム発の新規事業を成功させることで事業を変革および牽引できる強いチームをつくりたいと考えています。
続いて、事業収益によって社内VC機能をつくり、新規サービス開発のチームを複数ハンズオンで育成していきたいと考えています。
最終的に当社から飛び出し事業を展開していく事が理想的な状況と考えており、結果として当社が“人材輩出企業”とも呼ばれるようになるよう構想を続けています。」
株式会社 Regrit Partnersの社員の声

20代前半
2019年01月入社
今はまだ駆...続きを読む

30代後半
2018年01月入社

30代後半
2019年06月入社