株式会社ナイトレイ

主力サービスは、ロケーションインテリジェンス事業における旅行者/居住者分析サービス「CITY INSIGHT（シティ インサイト）」。独自のSNSロケーション解析データや、提携先である大手携帯キャリアの基地局データ・通信会社のGPSログデータなどのロケーションビッグデータ、大手カード会社の決済データ、官公庁や行政機関などの統計・調査データを収集・解析、調査データの提示に終わらず、データに基づく「課題の解決手段」をご提案。

創業から一貫してロケーションビッグデータの可能性を追求し、イノベーティブなソリューション開発による業務課題や社会課題の解決にチャレンジしています。

同社を創業した石川氏は、学生時代にインターネットと出会い「世界中と一瞬で繋がり、イノベーティブで便利なサービスが次々にリリースされ、かつドラスティックな変化が起こり続けているインターネットというビジネス領域で、自分もサービスを提供する側に立って社会的に価値ある仕事をしていきたい」との考えに至り、2005年にネットエイジ（現・ユナイテッド）に入社。
「まさに、自分がやりたかったWebサービスを次々に生み出す会社でした。独立して起業する人も多く、最適な環境であると感じたのです」と石川氏は述懐する。

前社では、マザーズ上場前から新規Webサービスの立ち上げや運営、インターネット広告事業などに従事。「日々、データを活用した事業の重要性を感じていた」と言う。前社での5年間で、ネットビジネスの組み立て方や収益化のポイントなどを習得し、満を持して、2011年1月にナイトレイを設立する。スマートフォンが普及し始め、テクノロジーの発展も背中を押したという。


事業領域を考えるに当たり、データの重要性と差別化のための独自性、および自身が子供の頃から地図好きであったことを考え併せ、現在の“ロケーション（位置情報）×ビッグデータ×テクノロジー”という３つをかけ合わせた領域に照準を定める。ビジネスプランを作成してVCから資金を調達し、まずは国内の旅行者の移動情報解析データの提供から着手。
「旅行者はどこに行っているのか、どこのスポットが人気なのかといったデータを、旅行雑誌などに提供することから始めました。そうしていくうちに、『こんなことはできないか？』と様々なニーズが寄せられるようになったのです。それに必死に応えながら、徐々に体制を広げていきました」（石川氏）

2014年頃からインバウンドが急増し始め、様々な企業や自治体などから「外国人旅行者がどこで何をしているのかがつかめない」といったニーズが寄せられるようになる。
「ナイトレイが解析できるならぜひ取引したいという声が相次いだので、インバウンド市場へのピボットを決め、2015年に『inbound insight』をリリースしたのです」（石川氏）
以来、3年強で登録ユーザー数は約7000社まで急増。

2020年9月には、現在の主力サービス「CITY INSIGHT」をリリース。日本人旅行者/居住者分析に特化したサービスだったが、「inbound insight」を引き続き、訪日外国人も分析できるようアップデートした。

大手自動車メーカーともタッグを組み、カープローブデータを活用するなど、今後も市場拡大が続く。

1. Location Intelligence
ナイトレイのビジョンを深く理解し、情熱を持って取り組みます
2. Ownership
全ての事柄を自分事として捉え意見や考えを積極的に発言し、会社やサービスの成長と発展に貢献します
3. Try and error
ミスを恐れず日常的に挑戦し続けることで、失敗と改善を繰り返して圧倒的スピードで成長していきます
4. Professional
常に周りから求められているアウトプットや期待値を理解し、それを上回り続けます
5. Team Work
チームで最大限の結果を生み出していきます

このVALUEは、同社のマネジメントの軸となっており、評価項目に組み込んでメンバーが常に意識するよう促すとともに、小まめなフィードバックを通じて浸透を図っている。


仕事の進め方としては、少数ということもあって、個人の裁量権を最大限尊重している。
育児中の社員も多く「短時間正社員制度」も導入。就業時間や就業場所についての考えも柔軟だ。急な病気や悪天候時などは、リモート勤務も可能とし、働きやすい環境を整備している。
また、社内ではコミュニケーションツールとしてSlackを利用。


同社が求めるエンジニア像は、技術よりもプロダクト志向が強いので、ユーザーの課題やデータについて理解を深め、いかに優れたプロダクトをつくるか、といった志向の方を募集。

伸び盛りのマーケットがあり、プロダクト／サービスの形が整いつつあり、提携先の大手企業との信頼関係もできている。そして何より、数多くのユーザーがついているのが特徴。

「まさにこれからブレイクさせていくフェーズにあります。会社の成長とともに自分も成長していける環境は間違いなくあります。絶好のチャンスだと確信していますので、ぜひアクセスしてください」と石川氏は呼びかける。