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株式会社クレイ

  • IT/Web・通信・インターネット系

コードレビューでスキルアップ!「アジャイル開発」のフロントランナー

自社サービス製品あり
残業少なめ

企業について

Webシステムの開発エンジニアが、キャリア形成するのに適した会社がある。2007年の創業以来、高い技術力でクライアントが求めるWebシステムを開発してきた、株式会社クレイだ。

2019年現在、吉祥寺にオフィスを構えるクレイは、少数精鋭のエンジニア集団。大手企業からの直請け案件が大半を占め、HTML5やマルチデバイスにいち早く対応し、クライアントの先進的な開発のパートナーとして多くのWebシステムを開発してきたほか、システム開発のコンサルティングも手掛けてきた。

同社では、2013年ごろから受託開発に「アジャイル開発」の手法を導入し、「チーム開発」をメインに進めている。現在でもアジャイルで受託開発をする会社は少ないという。

「クライアントと開発パートナーと当社が、一緒に作るスタンスで仕事をしています。クライアントに定期的に報告をするのではなく、チームの一員として進捗状況をリアルタイムで把握してもらいます。開発メンバーとクライアントの担当者が直接やりとりをするので、無駄な伝言ゲームも発生せず、コミュニケーションがスムーズに運び、開発スピードが早くなります」(代表取締役・天野充広)

「クライアントも一緒に開発しているから、彼らの意向を組みながらも、開発ペースをコントロールすることができます。新たな要件が発生した場合も、どれを優先するかプロダクトオーナーであるクライアントに順序を決めてもらいます。あれもこれもではなく、どれからどの順番に開発を進めるかコンセンサスを取ったうえで開発が進むから、無理な開発がありません。故に、残業もほとんど発生しません。みんな19時には帰っています」(天野氏)

このような開発は、クライアントにも大きなメリットがあるという。

「お客様も開発前の段階で最適な要件を伝えるのは難しいものです。いろんなケースを想定して要件定義すると、当然必要度が低い機能まで開発することになります。それは、クライアントにとっては無駄なコストになるだけでなく、エンジニアにとっても無駄な開発になり、スケジュールが厳しくなります。アジャイルなら開発を進めながら要件を追加していきます。だから、双方にとって無駄が省けるのです」(天野氏)

最低限のやりたいことからはじめて、適時要件を追加すれば、クライアントにとっても実際にかかった費用を請求するだけで済む。しかも、不要な機能をカットしてスリムなシステムになるため、開発スピードがアップするだけでなく、ユーザーにとっても使い勝手がよくなるのだ。

クレイがシステム開発で重視しているのが「コードレビュー」。メンバーが書いたコードを別のメンバーが必ずチェックする。ある機能を作ったら、それに対して別のメンバーがレビューし、フィードバックをもとにコードを練り上げる。

「コードレビューを導入して、メンバーはレビューをもとにバグを減らし、コードを洗練させていきます。コードが美しくなるだけでなく、スキルアップにつながり、経験が浅い領域でもスキルを高めながら働くことができます」(天野氏)

しかも、プロダクトオーナーが決めた優先順位で開発するため、エンジニアは自分が得意な領域だけを担当することがない。ひるがえせば、いろんな分野の開発に携われ、自分の技術力のアップにつながるのだ。

「当社のエンジニアはフルスタックと呼ばれる、インフラの構築からバックエンド、フロントエンドまですべてをこなすエンジニアが大半です。開発パートナーもフルスタックのエンジニアが多く、仮にフロントエンド、バックエンドしか経験がなくても、少しずつ開発しながら学んでいける環境があります」(天野氏)

1つのコードを仕上げるのに、2倍の手がかかる「コードレビュー」は、一見すると無駄にも見える。しかし、システムの不具合が減るなどクライアントにとってもメリットは多いという。

「変なコードをそのままにしておくと、その後の開発で余計な手間がかかります。最初が少し歪んでいると、その後はずっとそれに合わせていかなければならないからです。手間がかかるというのは、コストがかかるということ。コードレビューは無駄に見えるかもしれませんが、実はトータルで見たときにコストダウンを実現する開発方法なんです」(天野氏)

アジャイル開発では、その後も自分たちが作ったシステムに関わり続ける。とりあえず動くシステムを開発して納品すれば終わりというわけにはいかないため、「コードレビュー」でコードをきれいに整えておく必要があるのだ。クライアントとチームとなっているため、コードレビューに関しても納得してもらえるのだという。

アジャイル開発、コードレビューだけでなく、最新技術を積極的に導入している点もエンジニアにとって魅力的な環境だ。

「使用する技術の選定はエンジニアに任せています。現場で働くエンジニアがみんなで相談して新しい技術をどんどん取り入れています」(天野氏)

アジャイル開発による受託開発と並んで、同社の事業の柱となっているのが自社サービスの開発。受託開発で培った経験を活かし、これまでにさまざまなサービスをリリースしてきた。中でも事業として軌道に乗った代表格が「DocBase」である。

ドキュメント共有ツール「DocBase」は、「情報共有の文化を作り、組織の成長をサポートする」をコンセプトに、2014年2月に開発がスタートした。自らの製品を自ら使うドッグフーディングによる開発で改善を繰り返しながら完成。現在は、IT企業を中心に活用されている。

「開発を進める中で『ちゃんとしたドキュメントを作らなくてはいけない』『情報が多すぎてまとめる時間がない』といった心理が、情報共有を困難にしていることに着目しました。そこで、全員で情報を育てるドキュメント共有ツールを開発しました」(天野氏)

最初はメモという形で情報を「DocBase」でチームと共有する。投稿されたメモはチームやグループ全員の共有のメモになり、メンバーが書き込むことでドキュメントを完成させていく。シンプルなUIとMarkdown記法を知らなくても書けるサポート機能、リアルタイムプレビューで読みやすく、きれいなメモを簡単に作成可能。編集履歴やコメントなどによって編集しやすく、特定のメンバーにコメントを促す機能や絵文字、グッジョブ機能によって、楽しくメモを育てていくことができる。

「DocBaseでは、細やかな権限管理ができます。当社がアジャイル開発を進める中で、社外のメンバーと簡単にドキュメントを共有するツールがほしくて開発しました。そのため、セキュリティも万全を期しています。情報と通信を暗号化し、万が一漏洩が起こっても解読は不可能。アカウントの不正利用を想定し、2段階認証も設け、仮にメンバーのパスワードが漏洩した場合でも、被害を食い止めることが可能です」(天野氏)

開発で特に苦労したのが、メンバー全員が同時にドキュメントを編集できる「同時編集機能」。この機能があれば、ミーティングの最中にメンバーが自由に書きこめる。Googleドキュメントで使われている技術だが、難易度の高い技術だと天野氏は言う。

「一般に使われているドキュメント共有ツールは、AさんとBさんが2人で同時に編集できません。互いの編集結果を保存する際に合わせる方式が主流です。しかし、技術的に難しいことにチャレンジしたい気持ちもあり、Googleドキュメントのようにリアルタイムで複数の人間が書き込める機能を盛り込みました」(天野氏)

「DocBase」の開発には、Elixir(エリクサー)という新しい言語を使ったというから、どこまでも技術に貪欲な会社である。新しい技術を積極的に使ってみたいエンジニアはピッタリの会社だ。

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インタビュー

株式会社クレイのインタビュー写真
天野充広 代表取締役 Webシステムの制作会社で働いたのち、勤めていた会社が解散することになり、フリーランスのエンジニアに。しかし、一人で働くのが寂しくなり、前職の同僚を誘ってクレイを創業。エンジニアを幸せにする会社を目指して、アジャイルを推進しエンジニアが自由に働けて開発に集中できる環境を整備。高い技術力を生かして自社サービスの開発にも乗り出し、ドキュメント共有ツール「DocBase」を開発。現在の趣味はサーフィン。

── クレイを設立した理由は?

フリーランスで働いていたとき、ネットワークエンジニアをしていて、運用・保守の仕事を多く請け負っていました。運用・保守を自動化し問題が発生したときだけ駆け付けるようにシステムを作ったところ、ほとんど家から出なくても仕事できるようになったんです。

オンラインゲームに熱中して、仕事用のモニターのほかに、デイトレード用とオンラインゲーム用のモニターを並べて、働いていました。そんな生活をするうちに、ほとんど人と話していないことに気付き、人としてこれはヤバいんじゃないのかなと思い直し、会社を作りました。

新しい技術にチャレンジできる会社ですが、うちの会社... 続きを読む

企業情報

会社名

株式会社クレイ

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > モバイル/アプリサービス

企業の特徴
自社サービス製品あり、残業少なめ
資本金

300万円

設立年月

2007年07月

代表者氏名

天野 充広

事業内容

ソフトウェア、システム開発
サーバ構築、運用
コンサルティング

株式公開(証券取引所)

従業員数

8人

本社住所

東京都武蔵野市吉祥寺南町2-6-10 富士パームビル 9F

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