ハルモニア（旧社名：空）株式会社

【ダイナミックエコノミー™という社会ビジョン】
移動、買い物、レジャー、物流 がなめらかにめぐる、スマートな都市・経済・社会を実現する。

ダイナミックエコノミー（動的経済）とは、従来の一定生産、画一販売、余れば廃棄というスタティック（固定的）な経済に代わって、製造、流通、販売といったビジネスのあり方をダイナミックに繋ぎ直すことで、柔軟なマッチングを促し、限られた資源を最大限に有効活用させる経済の仕組みのこと。ハルモニアの目指す社会ビジョンを表している。

ダイナミックエコノミーの実現のためには、「流動」「連動」「変動」という３つのキーワードでビジネスを捉え直すことが重要だと考えます。

・流動：長期間の業界慣習で硬直化したバリューチェーンや、取引関係、雇用関係を、より柔軟で流動的なあり方へと変えること
・連動：縦割りの部門構造やレガシー化したシステムによって分断された情報をリアルタイムにつなぎ合わせ、製造、流通、販売のアクションを連動させること
・変動：大量販売を前提に一定であった製造量や価格を、需要の変化に合わせて変動させること

【なぜプライシングから取り組むのか】
私たちハルモニアは、「プライシング」とはインセンティブ（お得感）の設計であると捉えています。インセンティブが変われば、ポジティブな形で人や企業の行動変容が起こります。例えば移動、買い物、レジャー、物流といった領域でこのメカニズムを活かすことで、人や企業の選択を変え、渋滞や食品ロスといった社会課題の解決を目指す取り組みが世界で行われてきました。

私たちは、プライシングのダイナミック化を起点に、リアルな世界における”人の動き、モノの動き、車輌の動き”を変えることにフォーカスし、時間や資源のムダが最小化されたダイナミックエコノミーの実現を目指しています。

【プライシング変革支援】
ホテル業界で培った実績と知見を元に、交通、レジャー、小売り、物流業界など、プライシングの改善を目指す企業をトータルサポート。価格体系の見直し、リサーチやワークショップの実施から、新しいテクノロジーを用いた価格戦略の立案、ダイナミックプライシングシステムの提供まで。自社、顧客、社会課題の解決に取り組む企業の皆様のパートナーとして、成功へと伴走します。

===== Case プライシングシステム導入 =====
本格的なダイナミックプライシングを始める企業へ、戦略のブラッシュアップ、システム要件の整理を行い、カスタマイズされたダイナミックプライシングシステムを提供。

Step 1 リサーチと議論（３ヶ月）
プロジェクトの目的や将来像を理解し、新しいプライシングのあり方を整理する。企業に蓄積された価格に関係するデータ分析や、現状のオペレーション調査、消費者調査などを通じて、戦略の方向性と具体案について事業全体での合意を形成する。

Step 2 カスタマイズ開発（3〜6ヶ月）
デザイン、エンジニアリングチームが入り、設定した戦略と新しいオペレーションにあわせたシステムや操作画面を実装する。クライアント企業のIT・システム部門とも密な連携を行い、改善を繰り返す。

Step 3 運用支援（１年〜）
運用開始後も、プライシングと販売結果の振り返りを継続して行い、必要に応じて戦略や機能のアップデートを支援する。CSチームが伴走しながら、プライシング担当部門の成長と自立を共に目指す。


【ダイナミック変革支援】
事業環境の急変や人々の価値観のシフトに応え、自らのビジネスのあり方や提供価値を機動的に変化させる力が求められる時代。ハルモニアはデジタル・トランスフォーメーション（DX）の先にあるダイナミック・トランスフォーメーションの実践者として、パートナーとして、ビジネスの変革を支援。デジタル技術を用いた新規事業の立ち上げや、データ経営を実践するための組織開発・研修の支援など、クライアント企業のミッションとチャレンジに合わせ、カスタムメイドのサポートを行います。

===== Case 研修・ワークショップ =====
ビジネスのデジタル化や、データ経営の実践を目指す企業へ、まずはデータに強い人材を揃えるための組織開発として研修・ワークショップを提供

Step 1 カリキュラム設計（１ヶ月）
企業の抱える経営課題・組織課題を整理し、変化を起こすために必要なカリキュラムを設計。経営者、マネージャー、メンバーそれぞれの思いをインタビューしたうえで、ハルモニアの持つ知見やケーススタディをベースに研修内容の調整を行う。

Step 2 研修・ワークショップ（３ヶ月）
コンサルタントやデータアナリストが講師役となって、データ分析の基礎や事業への活かし方の研修を行う。学びをより実践的なものとするために、クライアントの実際のデータを用い、課題の特定と改善施策の立案を行うワークショップに参加者が取り組む。

Step 3 マネジメントプレゼンテーション
実際のデータ分析から得られた示唆や、そこから導き出した改善施策をまとめ、プログラムの総括として経営層にプレゼンテーションを行う。ファクトに基づく提案と議論を経験し、データ経営の効果を参加者双方が実感する。