株式会社ソルトワークス

株式会社ソルトワークスは、2008年に北海道・札幌で創業。現在まで250以上のWebサービスをリリースし、誰もが持っている“日常”にちょっとした幸せやサプライズが生まれるようなWEBサービスやアプリを提供している。インターネットを通じてより多くの人に直接届けたいから、扱うサービスはBtoC(一般ユーザー向け)のもののみ。

ソルトワークスの一番の特徴は、企画から開発、運営まですべて自社100%という点だ。特に北海道では珍しいかもしれないが、エンジニアリング、クリエイティブ、マーケティングなどプロフェッショナルの力を結集させて画期的なプロダクトやサービスを生み出している。これからも大好きな北海道を拠点として、Webの力で世に向けて自分たちのサービスを展開していきたい。

ソルトワークスの始まりは、広告代理店出身の創業者が自身の経験を活かし、新たなビジネスを模索する中で誕生した。特に、プリント事業は多くのユーザーに支持され、成長の原点となった。

その代表的なサービスが、デザイナーズ年賀状作成アプリ『つむぐ年賀』や、デザイナーズ年賀状作成サービス『年賀家族』。『つむぐ年賀』は、2017年から4年連続でAppStoreの「今日のAPP」に選出されるほどの人気を誇り、自社デザイナーが手がけた豊富なテンプレートやスタンプを活用しながら、手軽に高品質な年賀状を作成できる点が支持されている。

また、『年賀家族』では独自の加工技術“ナジーム”を導入。ベースとなる画像にパーツの画像を自然に馴染ませることで、よりリアルな合成を実現。このように、プリント事業の成功を通じて、ソルトワークスは“デザインとテクノロジーの融合”を大切にしたサービス開発を進めてきた。

その後、現代の多様なニーズに応えるためにマーケティングを強化し、新たな事業領域への挑戦を続けている。その一環として、大手企業とタッグを組んだ『コンビニフォト！』を展開。加工した写真を全国のコンビニで手軽に印刷できるサービスで、思い出の写真をシールやカードとして形にできるため、多くのユーザーに利用されている。

さらに、2025年には次世代アクリルキーホルダー作成アプリ『MiTE KiiTE』をリリース予定。交通系ICカードやタッチ決済に活用されているNFC（近距離無線通信）技術を搭載した“機能付きアクリルキーホルダー”を作成できるアプリで、推し活ブームの広がりとともに需要が高まる市場へ参入する。

ここ数年は徹底的な市場調査や収益予測を行いながら、事業成長の見込みがあるサービスを次々と形にしている。これからも、ユーザーにとって価値あるサービスを生み出し続けることを使命とし、メンバー自身もワクワクしながら挑戦を続けていく。

試行錯誤の中から発展要因を見出してきた同社には、メンバーの自主性を尊重し、自由度の高い環境で創発が生まれる仕組みを大切するカルチャーがある。例えば、「この会社なら、ワクワクできる自分の考えをカタチにできるかも」と思ってもらえるようなユニークな制度も多い。例えば、社内ではお互いをあだ名で呼び合う“ニックネーム制度”。役職に関係なく無くフラットに意見交換ができる関係を推進するために取り入れられ、コミュニケーション活性化につながっている。また、社内公募制度「SALTQUEST」を通じて、スタッフが自ら挑戦し、プロジェクトを立ち上げる文化を育む。こうしたアイデアと形にするチャンスがあるからこそ、年次や職種に関係なく、スタッフ一人ひとりが本気で意見をぶつけ合い、"自分たちのサービスを作ること"に対して真剣になれるのです。

また、リファラル採用が全体の約5割を占めるなど、社員が「この会社を推したい」と感じられる職場づくりに力を入れている。成長意欲を持つ仲間とともに、新たな価値を創造し続けることができる環境がある。

加えて、クリエイターの働きやすさを重視したオフィス環境も魅力だ。執務スペースと、会議室やフリースペースが分かれてメリハリのある空間になっている。フリースペースを多く有することでプロジェクトや職域を越えたコミュニケーションが気軽にとれるようにとミーティングスペースが充実。もちろん個人の作業場もクリエイターが集中できるように配慮されていて、個人のデスク間を仕切るパーテーションや、一人ひとりに用意される横幅160cmのワイドデスクと、疲れにくいセイルチェアなどスタッフに好評だ。一日の大半を過ごす場所だからこそ快適で楽しい空間でありたい、そんな思いも、ここから生まれてくる“ワクワクする”サービスに繋がっているのかもしれない。