社長からのメッセージ
従来のコンサルティング会社の多くの仕事は効率化を目指すものです。
右肩上がりの時代においてはそれが社会に対する貢献になりましたが、少子化が進み既存ビジネスの既存マーケットで大きな成長が望めない時代には効率化だけを追求するのではなく、新しい製品、新しいビジネス、新しいマーケットを作り出し、新しい雇用を生み出し、新しい社会モデルを作りあげていかなくてはなりません。
新しい製品、新しいビジネスを作りだすには、戦略立案、プロセス設計、システム構築だけでなく製品を実際に設計する技術者、顧客を動機づけ購入に導く営業マンといったコンサルタントとは異なった多くの人々の働きが必要になります。いくら素晴らしい戦略を描いたとしてもそれを現実としていく人間がいなければ絵に描いた餅で終わってしまいます。
我々はコンサルタントだけでなく、エンジニア、ビジネスマンが一つのTEAMとして、もしくはコンサルタントでありエンジニア、エンジニアでありながらビジネスマンといったハイブリッドな人材を擁していくことで、従来のコンサルティング会社のサービスの枠を超え、顧客の真のパートナーとして製品・サービスを創出し社会へ貢献していきます。
コンサルティングアプローチ
顧客に対して、「仕組み」と「中身」
2つのアプローチからコンサルティングサービスを展開しています。
エイムネクストは、主に製造業やサービス業の顧客企業に対して、『仕組み』と『中身』、
2つの視点から、顧客企業をより良くためのサービスを提供しています。
また、私たちのコンサルティングのスタイルは、顧客企業と共に『実践』することを大切にしており、机上の空論に終わらない成果を目指しています。
◆『仕組み』の視点からのアプローチ
『仕組み』の視点とは、業務プロセスや組織改革、またそれを支える 情報システムの導入などといった、
人・モノ・カネ・情報の要素を、効果的・効率的に 機能させるという視点です。
従来のコンサルティング会社が行ってきたサービスに 近いと考えています。
◆『中身』の視点からのアプローチ
『中身』の視点とは、製品やサービスそれ自体、またその製造方法などの製品やサービスを 直接的に支える技術、さらに企画や開発・設計といった一連の活動、これらに対し『より良さ』を追求する視点です。
この視点は、自社商品を持つメーカー企業が商品に対して行っていることに 近いものだといえます。また従来のコンサルティング企業があまり行ってこなかったアプローチでもあります。
『仕組み』と『中身』からの視点にこだわる理由
例えば、企業内の人・モノ・カネ・情報の要素を、効果的・効率的に機能させることができる優秀なシステムがあると仮定します。そのようなシステムさえあれば、企業は市場で勝つことができるでしょうか?
我々は勝つことはできないと考えています。優秀なシステムは企業が負けないために必要なものではありますが、 企業が勝つためのものではないからです。いくら優れたシステム、つまり『仕組み』があろうと、ユーザが欲しいと思う商品、 つまり『中身』がなければ、結局ビジネスは成り立ちません。
ユーザが欲しくなるような商品を効率的に、そして早く世の中に出していけるようにすること、 これこそが顧客への最大の貢献につながると考えています。そのため、『仕組み』と『中身』、2つの視点からのアプローチが必要なのです。
事業内容
エイムネクストの事業は、コンサルティング、エンジニアリング・インテグレーション、アウトソーシング、ビジネスの4つの領域から構成されています。
従来のコンサルティングの枠やサービス提供の常識を超えるため、今後も多様な展開のために努力し続けていきたいと考えています。
◆コンサルティング
事業の戦略や業務プロセス、組織、IT・技術等、複数の視点で顧客企業の課題解決に取り組みます。更には地域・国、販売会社、工場等の地理的・構造的な背景、企業文化や教育といった視点など、事業を行う上で必要となる様々な要素が範囲となります。
コンサルティング(ビジネス、IT、エンジニアリング)
従業員教育
市場調査
◆エンジニアリングインテグレーション
顧客企業の新製品の開発や情報システムの導入の支援をします。より魅力のある製品、品質の良い製品、効率的な製品開発といった視点で企業へ貢献します。また、経営を支える情報システムも多種多様、変化に対応する必要があります。システムの構想から導入を一貫して支援をしていきます。
業務システム
組込みソフトウェア
◆アウトソーシング
ITの活用とその継続が重要です。例えば、情報システムの安定的な稼働、導入後の効果の創出、企業に内在する多様なニーズの具現化など、様々な役割をエイムネクストは担っています。また、ITだけではなく、顧客の業務(一部又は全部)をまるごと運営し、効率化や品質の向上、更には顧客自身のコアビジネスへの集中を支援しています。
ITアウトソーシング
BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)
◆ビジネス
自社単独での海外展開が困難な顧客に対し、エイムネクストのグローバルネットワークとノウハウを提供し、海外での早期事業展開を実現しています。
エイムネクストが海外にて販売業務などを遂行
エイムネクストと顧客との現地JVによる現地市場へのサービス提供
加えて、自社に蓄積されたノウハウを活用し、国内外にて新規事業の立ち上げも随時行っています。
農業分野でのSNSサイトの構築と運営 等
◆会社情報
【資本金】2,600万円
【従業員数】130名(グローバル、関係会社含む)70名(エイムネクスト日本)
【所在地】
(東京本社)東京都港区芝1‐10‐13
(高鍋事業所)宮崎県児湯郡高鍋町大字南高鍋6872-7
【関連会社/子会社】中国(大連)、ベトナム、インドネシア、PLUSP(国内)
価値観
事業を進めていくなかで我々が大事にしている“価値観”です。
日常の判断、長期的な視点での投資の判断において照らし合わせます。
◆短期的な利益ではなく、長期的な視点を持ち経営する
間違ったやり方で早く結果を得るのではなく、正しいやり方を貫き通した上で結果を得ること を目指す。短い期間に大量の利益ではなく、量は減れども長期的に続く利益を追求する(長く続くことこそが本質的なものであるとの信念を持つ)
◆常に理想をもち挑戦し、結果を出すまであきらめない
常に理想を持ち、物事を斜めから見ることなく素直な姿勢で理想の実現に邁進する。とはいえ、理想では食えないこともある。食べることは大事であるからまずは食べることが優先だが、そうしながらも理想に近づいていくことは絶対にやめない。
◆社会>顧客従業員>株主
社会からその存在を要望される企業でなければ長期的に生き残れない。内部の論理ではなく、外部をも含めた視点で物事を判断していくことが重要である。また、何事も自分のためという考え方ではなく、他者の為という視点で考えることで自ずと正しい判断となり、結果的に自己の利益になる。顧客がより良い社会への貢献が可能となるようにサポートすることを通じて従業員は成長し、会社も成長する、その結果、株主も利益を得られる。
◆国籍、性別に囚われない人材活用
エイムネクストにおいて国籍、性別による差別は存在させない。しかしながら、男女の能力・適性は全てがイコールではないように、それぞれの長所を生かす意味で区別はあってよい。なんでもかんでも同じでなければならいという間違った公平感を振り回すことがないようにしなければならない。また、違う文化的な背景を持つ人間同士が協業するためは、お互いを尊敬することが非常に重要な価値観であり徹底されなければならない。
◆ONLY 1を目指す
人と違うことをやっていれば、比べられることもない。自ずと一番である。常にオリジナリティのあること、差別化できること、自社の強みを生かし他社がすぐには参入できないものを目指す。流行や一見正しいかのような頭でっかちな話に流されることなくしっかりと地に足をつけた事業を創造する。
◆顧客と互いにリスクと利益をシェアしパートナーとして行動する
エイムネクストの強みを顧客の事業、製品で活かすことを通してWin-Winの関係を構築する。信頼できる顧客とともに我々も可能な範囲でリスクを取り事業の成功を目指す。
◆誠実であることをよしとする
顧客に対しても、自社のメンバーに対しても、協力企業に対しても常に誠実に対応する。自社さえ良ければ、自分さえ良ければという姿勢は排除されるべきである。誠実であることで長期的に関係を発展させ続けることができる。また、時に相手が短期的には歓迎しない意見であっても正しい意見を伝えることの勇気を持つ。