クリエイティブに特化した制作会社として、仕事には一切妥協しない
株式会社メガホン(Megafoon inc.)は、ブランドデザインを主軸に、企画やアートディレクションを得意とするクリエイティブ・エージェンシーだ。主な事業内容は、ブランディングやUI/UXデザイン、Webサイトデザイン、アプリデザイン、グラフィックデザイン、映像制作など。Web・デジタル領域をはじめ、グラフィックやパッケージなど幅広いデザインを手掛けている。設立は2016年8月で、Web制作会社「株式会社ジーピーオンライン」からのスピンオフにより設立。クリエイティブに特化した、デザイナー集団だ。
社名である「メガホン」とは声を増幅させて遠くに届ける道具だが、これには2つの想いが込められている。1つは、デザインの良しあしを見分けることができる“目が利く”プロ集団であること。もう1つは、ユーザーの心に刺さる“本質を突く”デザインを提供することだ。「めがきく。ほんしつをつく。」をキャッチフレーズに顧客の“伝えたい想い”を明確にして、広く、深く、遠くまで届けること、そして、顧客にとって役に立つ“クリエイティブ・パートナー”を目指している。
メガホンのモノづくりは、“客観性”と“個性”を大切にしている。客観性は、言うまでもなくプロジェクトの成功を左右する重要なファクターだ。一方で個性は、つくり手の「思考」「感性」「意志」であり、クリエイティブの仕上がりに大きく影響を与える。アートディレクターの多様な感性が弾け、顧客の“心の声”をデザインすることにこだわる。メガホンではそのような価値観を共有するアートディレクターが、モノづくりに真摯に取り組んでいる。
メガホンの優位性は、豊富なキャリアを持ったアートディレクターが多数在籍していることと、ブランディングからデザインまで、トータルに携わっていること。現在はWebサイト制作やUI/UXデザインなどを中心に展開しているが、将来的にはジャンルを問わず、あらゆるクリエイティブにチャレンジしていく方針だ。
ブランドデザインを主軸に、デジタル領域からアートディレクションまで
主な顧客は、大手の総合広告代理店やインターネット専門の広告代理店など。最近は直接取引きのクライアントからの依頼が増えてきている。本社は大阪市福島区にあるが、関東方面にも積極的に営業活動を展開している。
ブランドデザインの領域では、新たなブランドの構築や既存ブランドの再構築をコンサルティングしている。ブランディングに必要な、企画・制作・実施・運営に至るプロモーション全般をトータルにサポート。特に、ブランドプロミスを視覚的に表現する演出戦略を得意とし、コンセプト立案からビジュアルデザインまで、一貫したクリエイティブワークを展開している。
UI/UXデザインの分野では、Webサイト、Webサービス、スマートフォンアプリなどのUI/UXの調査・分析・改善提案から実装までトータルに提供。調査データからユーザー要求を抽出し、ペルソナを用いてニーズを顕在化。最適な情報設計から、優れたユーザー体験を実現するUI/UXを構築する。見た目の美しさやインタラクション性を意識しながら、優れたUIを実現するWebサイトを制作しており、将来的には会社案内やパンフレット、パッケージなどの印刷物も手がけていく予定だ。
アートディレクション・デザインにも“ブレない”クリエイティブを提供しており、デジタル領域におけるプロモーション展開の企画・デザインをはじめ、グラフィック、パッケージ、プロダクトなど幅広いジャンルに対応。アートディレクターが、ヒアリングから納品まで一貫したクオリティコントロールを担当する。
デザインの仕事を楽しくしたい人には、打ってつけの勤務環境
メガホンが大切にしている理念には、「クオリティにこだわり、本質を突くクリエイティブを提供すること」、そして、「クリエイターの個性を尊重すること」の2つがある。「クリエイティブを楽しむこと」をモットーに掲げ、メンバー同士が気軽にレビューしながらクオリティを高めていくことが、日常的に行われている。設立から数年程度とまだまだ若い組織であり、一緒に会社をつくっていく人材に、大いに期待している。
普段は穏やかで"ゆるい"雰囲気のオフィスだが、こだわるところは徹底的にこだわるのがメガホンの企業カルチャー。チームは経験豊富なクリエイターで構成されており、落ち着いた雰囲気で仕事に取り組んでいる。緩めるところは緩め、集中すべきところはきっちり集中して成果を出す。そんな“クリエイティブの醍醐味”を味わえる環境だ。また、リソース管理を徹底しており、クリエイターの負荷が極度に高まらないような配慮もされている。
全員が中途採用で、取締役に女性がいる。残業時間は一日平均2.5時間程度で、朝礼(10:00)と終礼(18:30)を毎日行っている。ここで残タスクや進捗状況の確認を行ったり、リソースの工面をしたり、雑談を交わしながらメンバー全員参加で業務を回していくスタイルだ。社内行事は、社員交流を目的とした研修旅行など、四半期ごとにイベントを行っている。
これまでに採用され活躍している人材のキャリアは、プランナー、プロデューサー、Webデザイナー、Webディレクター、グラフィックデザイナーなどが中心。求める人物像としては、「高いデザインスキルとセンスを持ち合わせた人」、そして、「チームワークを大切にできる人」だ。HTMLやJS実装などのコーディング業務は、専門のスタッフが担当するためその分野の知識が無くても問題ない。それよりも、得意分野に縛られず、新しい領域にチャレンジする意欲を重視している。