最高レベルのサービスに定評。多くの有名企業がプリンシプルの力を求める
株式会社プリンシプルは、Webアクセス解析を軸にリスティング、SEO、制作などのマーケティング支援を提供する会社だ。「元はアクセス解析を提供していました。でも医師が診断して治療をし、薬を出すところまで求められるように、当社も請われて次第に解析の後の施策までを手がけるようになったのです」。こう話すのは、同社の創業社長である楠山健一郎氏だ。クライアントにワンストップで、しかも、すべてのサービスを最高レベルで提供するのがプリンシプルの特長だ。
世の中に数多くあるリスティングやSEOの会社と明確に違うのは、それらの多くの会社が、解析することなしに、集客のためには「リスティングをしましょう」、「SEOをしましょう」と手法ありきの提案をするのに対し、プリンシプルにとって、それらは手段でしかないことだ。解析で課題を見つけなければ解決に結びつかない。また、Webサイトを訪れても何らかのアクションに結びつかなければ意味がない。同社は解析によって課題を可視化し、最適な手段を選び、実行し、必ず結果を出す。
設立は2011年10月。アルバイトも含めて80名というベンチャー企業ながら、日本で18社しかないGoogle Analytics認定資格(GACP)を持つWebコンサルティング会社だ。同社のコンサルタントの多くがGAIQ(Google Analytics個人資格)を保持。これらのスキルが結集し、同社は会社として高い技術力を持ち、実際に数々の実績を上げてきた。それを認める、極めて希少価値の高い資格がGACPだ。
評判を聞きつけ、多くの大企業、有名企業がプリンシプルの力を必要とする。「風邪をひくと医者にかかるのと同じで、お客様がプリンシプルを必要とするのは、企業の売上が横ばいになったり落ちたり、という状況になったときです。企業がうまくいっているときは、広告宣伝費用の効果を真剣に検証することもないでしょう。うまくいかなくなり、その原因がわからない。あるいは他の会社に頼んでみたが成果が出ない。そこで当社を頼っていただくことが多いですね」と、楠山氏は言う。言ってみれば「真打ち登場」的な位置づけだ。正しく解析することで打つべき方策がわかり、それを正しく実行する。すると例えばECサイトの売上が大幅にアップするなど、同社には、そのような実例がいくらでもある。
特別な営業活動はしていないが、最近では、外資の世界レベルの戦略系コンサルティングファームからの顧客紹介が多いという。彼らがコンサルティングを行う中で、Webに問題があるとわかった場合、一流のサービスを提供する彼らだけに、Web対策にも一流を求め、プリンシプルに依頼が来るという構図だ。そんなトッププレーヤーにも一目置かれる会社として、同社は確かな存在感を発揮している。
リスティングやSEOは手段でしかなく、同社は"解析"によって課題を可視化し、最適な手段を選び、実行し、必ず結果を出す事をモットーとしている
最大の特長は人材の質の高さ。豪華過ぎる社内研修『プリンシプル大学』も
そんな同社の一流たる所以は、「人材の質が高いから」という一点に尽きる。筆頭が、副社長の木田和廣氏だ。誰もが認めるWeb解析の第一人者として、業界の内外で有名だ。楠山氏は起業を考えた時、当時はまだ無名だった木田氏に声をかけた。「前職時代、取引先にいたのが木田さんでした。この人、おもしろそうだなと思って声をかけたら、思った以上に解析力がすごかったのです」(楠山氏)。木田氏からすると「その頃の僕は鳴かず飛ばずで、芸はあるのにお座敷の声がかからない芸者のようでした(笑)。楠山さんはそんな僕を見つけ、セミナーをやろうと声をかけてくれたのです」と、当時を振り返る。お互いの思いが合致し、プリンシプル起業へ。木田氏が講師を務めるセミナーは大盛況で、「コンサルティングしてほしい」という申し出が相次いだ。「広くこの価値を世に提供したほうがいい」と感じた楠山氏。Web解析を軸に、次第にマーケティング支援全般へとサービスが拡大した。
木田氏の評判が高まるにつれ、木田氏に学びたいと優秀な人材が続々と集結した。プリンシプルのWebサイトにあるメンバー紹介を見ると、きらびやかな経歴を持つ人物がずらりと並ぶ。そして木田氏もまた、そんなメンバーの思いに応えるように、後進の教育に力を注ぐ。
同社の教育の仕組みが、またすごい。会社全体のスキルアップとして実施する社内研修、『プリンシプル大学』は、各分野のエキスパートである社員が講師となり、週1回、全6回の八つの講義が展開される。「GA初級」、「アドテク概論」、「経営哲学」など、外部に向けて実施したならば、数十万円してもおかしくないカリキュラムだ。しかも、同社が手がけた実際の事例を教材に進めるという、他では絶対に聞けない実践的な内容だ。この講義を受けたいがために、プリンシプルに入ってくる人もいるという。
同社の人材育成のポリシーは、いわゆるT字型キャリアを目指しており、解析についてはすべての人が広範な知識とスキルを保持し、その他にSEOなりリスティングなり、各自が自分の専門として深堀りする領域を持つというもの。決して一人でオールマイティに対応するという考え方ではない。それは各々の領域が、もはやその領域に特化した専門家であければ太刀打ちできないほど、高度で複雑化しているからだ。
こうして突出した個の力が集まり、掛け合わされることで、プリンシプルという会社は、他の追随を許さない突き抜けたポジションを維持している。
”何をするか”より、”誰と一緒に働くか”が成長のカギ
社名のプリンシプルは、名著『7つの習慣』に由来する。本は冒頭から、原理原則(=Principles)がいかに大事であるかと繰り返し説く。それを社名にした。同社では採用、業務など全ての場面でこの概念を浸透させ、「原則」を基に発展させた行動規範(クレド)も定めている。
プリンシプルのクレドには、主体性、誠実さ、素直さ、他人の尊重など、いわゆる人格面を重視する言葉が並び、一見すると激しい競争が行われるビジネスにはそぐわないように感じられる。しかしプリンシプル社はビジネスモデルに優位性がなくなってきている昨今、事業の戦略や勝ち筋を作り出し、実行していくのは「人」であり「組織」であり、成長を続けるには”事業として何をするか”より、”誰と一緒に働くか”が大切だと考えているという。
こうした考え方を机上の空論にしないため、毎日の朝会では、全員がクレドに関わる1分間スピーチをする。一人一人が考えることでクレドが浸透し、話題を見つけようと感性が研ぎ澄まされ、話す訓練にもなる。メンバーの半分は英語でスピーチし、自然と英語力も向上する。お互い人となりや意外な一面を知り、コミュニケーションを円滑にする。そんな一石何鳥にもなる、創業以来の習慣だ。
ほかにもプリンシプルが人間としての原則を重視した結果、週一回のリモートワーク等自由度の高い働き方を導入、実施を実現している。リモートワークを導入したが浸透しなかったり、業績が下がってしまう企業がある中、これらの取り組みに成功しているのは、「人間としての原則」に則った人材の採用を実施していることが要因の一つだろう。社員がそれぞれ「原則」や「クレド」を大切にしているからこそ、自由度の高い働き方でも会社は安心して個人に仕事を任せることができ、会社を成長させながら自由度の高い働き方が実現できている。
そしてそうした取り組みの結果は、こんな形でも評価されている。
Great Place To Work ®(以下GPTW)が、毎年世界約60カ国で実施する「働きがいのある会社」ランキングにて、小規模部門(従業員25 - 99人)で31位(昨年は45位)に選出されたのだ。
プリンシプルでは社員が成果を発揮しやすい、多様かつ柔軟な働き方ができるよう、創業時からtrial & errorを繰り返している。
こうした考え方や環境整備のおかげもあってか、プリンシプルには良い意味での「尖った人」や、人格者が多く集まっている。また、何か1つのことに尖った、業界でもトップレベル、かつ人間としても軸のある人が集まり、それが組織やチームで働くことでより大きな相乗効果を世間にもたらし、個人と組織のWin-Winを実現させる。プリンシプルはそういった場であり続けるために環境と制度を改善しつづけるだろう。
ユニークな会社であるプリンシプル。やりがいは何と言っても、日本のトップレベルの知識と技術が身につくことだろう。決して大げさに言っているのではない。誰もが認めるトップレベルの人材を擁し、惜しみなく伝授される知識とノウハウに加え、会社を上げてそれらを浸透させる仕組みづくり。何よりそうして得たものを、一流のクライアントを相手に実践することで、確実に自分のものとして定着させる。自分自身をトップレベルに引き上げる仕組みと環境はそろっている。あとは本人の気持ちさえあれば、その域に行けるのだ。
そしてこの会社はもちろん、ずっと日本にとどまっているわけではない。既に、海外に進出した日本企業のWebマーケティングを支援する取り組みが始まっている。グローバルな展開を視野に、外国人のメンバーも加入済だ。日本の最高レベルを極めてさらに上へ、横へ。同社の描く未来図は果てしない。
株式会社 プリンシプルの社員の声

30代前半
2011年11月入社
・自分で仕事を作ることが出来る
・多...続きを読む

40代前半
2014年02月入社

40代前半
2011年10月入社