同社のテクノロジーが現在のインターネット広告に与えた影響は非常に大きく、同社は米国RightMedia社のテクノロジーパートナーとして、『Right Media Exchange』のプラットフォーム開発プロジェクトに開発初期の2004年から米国Yahoo!社の買収によってプロジェクトが完了した2009年まで携わった実績を持っています。『Right Media Exchange』は世界初のアドエクスチェンジであり、その登場はインターネット広告ビジネスに劇的な変革をもたらしました。複雑なアルゴリズムを用いて広告在庫の管理と売買を自動化し、広告会社(デマンドサイド)、媒体社(サプライサイド)の双方にとってより最適な成果をあげるべくマッチングするその手法は、瞬く間にマーケット全体を覆うトレンドを形成し、さらに2009年に始まるRTBへと進化していきました。
世界最先端の開発エコシステムで40以上の広告取引システムを開発
2007年以降、同社は『Right Media Exchange』で実証した技術力をベースに独自テクノロジーの開発に注力しながら、オンライン広告やEC業界の主要クライアントに向けてアウトソースによる広告取引システムの開発を主要サービスとして展開してきた。同社がこれまでクライアントのビジネスモデルに特化して構築したDSP、SSP、アドネットワーク、アドエクスチェンジ、DMP等の広告取引システムは40以上に上る。