株式会社日立エルジーデータストレージ

PC用光ディスクドライブをOEMにて開発・設計・販売する、株式会社日立エルジーデータストレージ。株式会社日立製作所と韓国の代表的な企業、LG電子株式会社の合弁会社として、2001年より営業を開始した。<br /><br />日立製作所の高い技術力と、LG電子の量産技術力、世界的な販売ネットワークが相乗効果を発揮、設立と同時に世界のトップレベルに躍り出た同社。<br />DVD-RAM、DVD-ROM/CD-RW複合ドライブ、DVD－ROM、CD-RW、CD-ROMなど、あらゆる光ディスクドライブ製品を幅広く生産してき た。2003年には世界で初めて全てのDVD/CDフォーマットの記録・再生に対応できる「スーパーマルチドライブ」の製品化に成功し、「日経WinPC」の2003年度記録型DVDドライブ部門「パーツ・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。<br /><br />その後も、「世界初」の技術を次々と生み出し、記録型DVD市場では世界マーケットのシェア1位（約30％）の地位を築いている。販売台数も年々増加し、PC搭載型は2005年の実績で7,000万台、全世界のPCの3台に1台の割合で同社製の光ドライブが搭載されているという。OEMによる販売のみを行っているため、同社の名前が表に出る事はないが、実はこれらの製品に日常的に触れている可能性が非常に高いのである。

そして、時代は既に次世代の高密度ディスクドライブへと進化しつつある。メディアで話題になることも多い、青色レーザーを使用した「次世代高密度ディスク対 応型ドライブ（Blu-Rayディスクドライブ）」。世界にPCが存在する限り、光ディスクドライブは技術革新によって継続的に発展していくものである。 時代とユーザのニーズを追及し、高密度・大容量データの記録を可能にする次世代光ディスクドライブを開発し、世界市場のリーダーを目指す。<br /><br />同社の主要顧客は、超大手の国内メーカー。海外へ進出している企業がほとんどである。開発・設計・営業どのフェーズを取っても、子会社のある韓国と 委託生産拠点のある韓国・中国・マレーシアとのコミュニケーションが日常的に発生する。日本語のできない相手とコミュニケーションをする場合であれば、当然、英語が共通言語となってくるし、社内の共通語も英語とされている。<br /><br />技術分野においての英語はマスターしていることが望ましいが、日立総合経営研修所等の研修所にて英語の研修を受けることもできるという。語学だけでなく、いろいろな研修が用意されており、社員は自主的にそれらを受講することができる。<br /><br />もちろん、語学力だけでなく、外国人・日本人に関わらずコミュニケーション能力が高いことも求められるだろう。チームによる開発、設計、営業が必要だからである。

そのために重要視するのが同社がCoreValueと呼んでいる「Best Customer Satisfaction」、「Speedy Operation」、「People First」の3つ。最先端のテクノロジーも人間が核となって生みだされる。<br /><br />常に高いスキル獲得を目標に掲げ、一歩ずつ粘り強く前進していける、そして余すところなくそのスキルを発揮していける高パフォーマンスな人材。日々、非常なス ピードで変化しているこの業界に立ち向かい、成長を目指せる人材が必要である。情熱的に、変化を楽しみ、ハードウェアとファームウェアの両方の知識と技術 を持つこと。そして、これらの最新の動向にキャッチアップしていくだけの専門知識・技術を自ら学び、向上する意識のあるプロフェッショナルが求められている。<br /><br />同社のビジョンは「Global No.1 Optical Storage Player」。顧客の「もっと豊かで楽しい暮らし」を追求し、最先端の技術を用いて社会への貢献を目指している。将来、「この業界をリードする」という積極的な気持ちで応募してほしい。