最新技術での開発、コンサル、クリエイティブ、マーケティングを一層強化
株式会社テクノモバイルは、BtoC向けのWebサービスやスマートフォンアプリ開発を行うIT企業だ。2006年11月の創業以来、14期連続で社員数・売上ともに右肩上がりを続ける。変化の激しいIT業界において、成長し続けている稀有な企業である。今後は開発にとどまらず、コンサルティングやデザイン、マーケティングなど、システムをトータルプロデュースできるチーム作りを目指す。現在170名の社員が在籍しており、今後は200名体制、300名体制と増員していく計画だ。その原動力となる新たなメンバーを募る。
同社は2006年11月に、代表取締役・播田誠氏の出身地である徳島県と営業拠点となる東京の2拠点で創業した。起業のいきさつはユニークだ。中学生の頃からプログラミングに夢中だった播田氏は、大学でプログラミングを学びエンジニアとしての道を志した。しかし、実家は徳島でも有数の人気菓子店。長男であった播田氏は、家業を継ぎパティシエになったのだ。しかし、根っからのエンジニア気質だった播田氏は、ITシステム開発への思いを抱き続け、家業でIT化を進め、菓子店の中にシステム開発部を創設したのだ。
こうして家業においてのシステム作りから、少しずつ地元企業のシステム開発を手がけるようになっていく。徐々に事業規模は広がり、地元のエンジニア数名を集め、ついに株式会社テクノモバイルとしての起業に至ったのだ。
「自分のやりたいことをやろう」。こうして、家業は他の兄弟へ。播田氏は、同社の経営に専念する。携帯向けWebサイト構築のフレームワークを確立し、モバイルサイトパッケージの販売を開始した。その後、社名の通り、モバイルに特化したシステム開発企業として成長を遂げていく。数名という規模で始まった同社は、2014年には社員数が50名を越え、2017年に100名、2019年にはついに100名を越えた。グループ会社も増え、2020年7月には新たに大阪拠点を立ちあげている。
事業領域もデバイスの進化やニーズの変化を素早くキャッチアップし、モバイルという概念に捉われないマルチデバイス対応へと広がっていく。14期という歴史の中でクライアントの信頼を勝ち得てきた同社は、今後クリエイティブやマーケティングをさらに強化。システム×クリエイティブ、システム×マーケティングなどを強みとして、第二創業期とも呼べる新たなフェーズに突入する。
すべてはクライアントの成功のため。受発注の関係ではないパートナーシップが強み
本章では事業内容やサービスを紹介するとともに、同社ならではの強みを探っていこう。
同社の特徴は、大手クライアントと直接契約を結ぶプライム案件、しかも大規模なBtoCサービスを多く手掛けている点だ。そして、それはクライアントの要望をそのまま実現するようなものではない。クライアントが求める成功とは何か。あくまでもクライアント側の目線で、企画やUI、インフラ整備など総合的に判断して提案や設計、構築を行うのだ。
そのために必要な最新の技術力を持つことはもちろん、コンサルティング、デザイン、クリエイティブ、マーケティングなど、トータルでの優れたソリューション力を備える。自らの領域を限定していないのだ。技術力が強みのシステム開発企業は多いが、求められている以上の提案を行い、様々な角度からアプローチできる企業はそう多くない。さらに、それをワンストップで提供できることは、大きな強みだ。
具体的な事例として、株式会社KADOKAWAやぴあ株式会社のWebシステム開発、デザイン製作、保守運用がある。両社とも、受発注の関係を越えた”チームの一員”として、同社を高く評価している。要件定義通りに仕事をこなすだけではないサービス的な視点、濃密なコミュニケーション、質の高い成果に対する満足度が高い。特に提案では、「サービスとしてこうやった方がいいのでは?」といった鋭い提案があり、クライアント側も舌を巻くことが多いという。
今後は、積み上げたノウハウや信頼はそのままに、今以上に手がける領域を拡げ、強化していく計画だ。すべては、クライアントの成功のため。多角的な面から考えて、ベストなソリューションを提供していく。そのために必要となる多くの才能を集めているのだ。
社員も会社運営に積極的に関わる。”チームを皆で作り上げよう”という一体感が魅力
オフィスの様子や日頃の雰囲気を社員に尋ねたところ、皆が揃って口にしたのが「自由」「自己裁量」「自発性」という言葉だった。
自由は、服装にはじまり、仕事の進め方、時間の使い方などあらゆる面に対して感じるという。もちろん自律や責任があっての自由なのだが、同社の社員はその上での自由を理解している印象だ。
やりたいことをやりたいようにできる環境だという自己裁量の大きさも特徴だという。新卒だから、社歴が浅いからというようなことでの制限は一切ない。上長との距離が近く、何でも気軽に相談できて心強いという。
そして、自由、自己裁量がある社風だからこそ、最後の「自発性」が重要となってくるのだろう。提携している多くのセミナーに平日でも参加できる制度や、社員を講師に立てての勉強会、IT資格取得に関する参考書や受験料の支給、若手向けの実践型研修会など、同社の教育制度はとても充実している。
しかし、働きやすい環境や制度があったとしても、それを積極的に活かそうと思わなければ、自由も裁量も得られない。自らで考え、発信し、動く自発性を発揮するからこそ、同社の環境が活きるのだろう。事実、活躍している社員のタイプを聞くと「受け身ではなく、技術や最新の情報を追及する人」という答えが返ってきた。
仕事の面だけでなく、会社の運営にも自発性が問われる。同社では入社数年未満という社員は、社内イベント、採用活動、社外への情報発信、社内報の発行のうちいずれかの社内活動に必ず携わる。
月に一回開催される『タダメシ会』も、社員が企画・運営しており、毎回50~70名が参加する。途中参加OK、途中退場OK、お酒を飲んでも飲まなくてもOKという、しがらみなしの完全自由参加型のイベントで、社員に好評だ。(現在は新型コロナウイルス感染拡大防止の為休止中)
月に1度だったノー残業デーを、社員からの提案により月に3回へ増やすなど、社員の声を反映した手厚い福利厚生が多くある。
2012年に入社したという女性社員は、「テクノモバイルに入ってから辞めたいと思ったことは一度もないです。やりたいことのアイディアがどんどん出てくる。他社だったら自分はこんなに伸びなかったと思います。」と語った。伸び伸びと仕事を楽しんでいる様子が伝わる。
自ら裁量を持って自発的に仕事に取り組みたい者には、最適な場だ。
株式会社 テクノモバイルの社員の声

40代後半
2011年05月入社

50代前半
2006年11月入社
それは実際に担当するプロジェクトの開...続きを読む

20代前半
2016年04月入社
自分の知らない技...続きを読む