設立1年目から黒字化を達成。「つなぐ」技術で企業全体のシステムを最適化するベンチャー企業
テノン・システムコンサルティング株式会社は、SAPを中心としたERPコンサルティングと、企業内システム連携(EAI)や企業間電子商取引(EDI)、ビジネスプロセス管理(BPM)などのSOA(サービス指向アーキテクチャ)コンサルティングを核に事業を展開するベンチャー企業だ。
部分最適で構築されたシステム同士をいかに結合させるか、また、ERPパッケージと既存業務をいかに融合させるかなど、企業“全体”のシステムの最適化という課題を、「つなぐ」技術によって解決する。そのようなコンセプトに基づく事業展開で、同社は会社設立(2004年)後、1年目から黒字化を果たしている。
業績の黒字化によって得た余剰資金を活用して新たな収益軸を作ること。それが現時点における人材採用の大きな目的である。2010年度は8~10名の採用計画を行なうなど、勢いをさらに加速する方針を見て取れる。