アイエックス・ナレッジ株式会社

アイエックス・ナレッジ株式会社（IKI）は、システムインテグレーションサービスを核として、システムマネジメントサービス、コンサルティングサービス、システム検証サービス等、情報システムに関するサービス業務を一貫して提供する、独立系のシステムインテグレーター（SI企業）である。
同社は発足以来、独立系の強みである業務領域の広さを武器に、金融・証券、情報・通信、サービス・産業、社会・公共といった幅広い業界の優良企業を顧客に持ち、その業務をトータルにサポートし、事業基盤を固めてきた。

IKIの使命はITによる様々なサービスを通じて、豊かな社会作りに貢献すること。すなわち、技術者の持つノウハウや技術をソフトウェアとして、あるいは情報システム構築を通じて顧客に提供していくことである。そのサービスの基盤は「創造的知恵」と「品質の信頼性」そして「進取の精神」。多様化する社会の中で、より高いレベルへの変革=「Innovation」を目指す顧客のために、ITと業務知識を駆使して優れた成果を提供するとともに、IKI自身も果敢に変革していく―、そうした志向を「Information & Knowledge Innovation」という理念に託し活動をしてきた。
2009年10月には社員数1,500名を超え、売上高においてはグループ全体で171億7,200万円を計上（2009年3月期決算）するJASDAQ上場企業である。

SI企業の中のマーケティングリサーチ部門として、２０年以上に渡り、顧客企業にリサーチサービスを提供してきた。クライアントはいずれも著名企業で、食品・飲料・乳製品・嗜好品・医薬品などの消費財メーカーが中心である。
担当プロジェクトの多くが、製品開発に関わるリサーチ業務で、消費者動向・カテゴリーユーザー動向から個別の新製品開発におけるコンセプト・プロダクト・コミュニケーションに関する調査まで一貫して担当している。

最近では、新製品の市場導入直後の浸透状況のトラッキングや初期購入者の特性把握など、市場定着への課題抽出を目的とした調査業務や、成熟市場においていかに市場機会を掘り起こすかという探索型の調査などが増加傾向にある。
こうしたSI企業では稀有なマーケティングリサーチ部門に力を注ぐことにより、企業全体の様々なサービスを多角的・有機的に結びつけた、「新しい価値」の提供をしている。

2009年10月、発足10年の節目を迎えたIKIは、次の成長ステップに向け、顧客からの直受注やコンサルティングから運用までの一括受注案件の拡大を強化していく方針を打ち立てている。

そこで重要視されているのは、実際にサービスを提供する社員の「人間力」だ。安藤代表取締役社長は「人間力」を「論理的思考力」「コミュニケーション力」「行動力」の総称と定義する。その上で「今日の市場では、この人間力を備えた技術者を多く擁する企業が優位に立つ。その人間力を育むのは、失敗したとしても何度も挑戦・向上しようとする意思と意欲だ。そのようなチャレンジ精神を持った人材が活躍できるステージを作りたい」と語っている。

これまでに培った豊富な知識・技術・経験を活かしたプロの技術者が集うIKI。「人間力」に磨きをかけたいと考えている技術者はぜひチャレンジしていただきたい。