株式会社ピクス

株式会社ピクスは、ミュージックビデオ（MV）やTVCMなどの映像制作を手がけるクリエイター集団。

同社の前身はMTV JAPANの映像コンテンツ事業部門。2001年に分社化し、現在は、株式会社イマジカ・ロボットホールディングス100%出資の制作会社として活動している。

同社に在籍するディレクターは皆、アニメーター、CGクリエイター、モーショングラフィッカーといった様々な顔を使い分ける。彼らが手がけてきた作品は、 文化庁メディア芸術祭やヤングガンズ国際広告賞、カンヌ国際広告祭など、国内・海外のフェスティバルにて数々の賞を獲得、国際的な評価を得ている。

「人と異なる視点から産み出されたものは、 時に毒薬のように刺激の強いもの。しかし、その毒薬が多くの人の心を動かし活力を与えたとき、それは人の命を助けるワクチンと変わる。そんなワクチンのような作品を多く生み出したい」
強烈な刺激を伴いながらも人を元気にする、同社が世に送り出す作品には独特のパワーが潜んでいる。

幅広いメディアに対応した映像制作が同社の強み。これまでに、ミュージックビデオ（MV）、TVCM、バイラルCM※、WEB、OOH※、放送局向け映像、オリジナルコンテンツなどを手がけてきた。

なかでも最も制作ウエイトが高いのがMV。土屋アンナ、木村カエラ、RIP SLYME、中島美嘉、椎名林檎…数々のビッグアーティストの名前が並ぶ。その他、PARCOやSONY WALKMANのTVCM、要潤主演のNHKドラマ「タイムスクープハンター」（2009年4～5月放映）、渋谷駅前の大型ビジョンに映し出されている数々のOOHなど、同社の作品は様々なシーンで視聴されているはずだ。

また、2009年開催の横浜開港150周年イベント（開催期間2009.4～9）では、地上10mの高さに設置された直径20mの巨大なバルーンを使用したナイトショー「アースバルーン『HOME』」（宇宙飛行士 ・ 向井千秋氏監修）の映像制作を担当、イベントの目玉の一つとして多くの観客を魅了し、その評価も高い。

同社の個性的なスタッフによって作り出された個性的な作品たちは日常の様々なシーンで私たちの目に触れ、知らず知らずのうちに“ワクチン”として私たちの心を動かしているのだ。

※バイラルCM：ネットで配信されるCM
※OOH（Out Of Home Media）：交通広告や屋外広告など家の外で目にする広告全般

社員数31名、平均年齢は30歳と若さあふれる同社。
個々のメンバーの能力を最大限に引き出し、高い相乗効果を挙げるためにも、プロジェクトごとにチームを編成しているという。また、社内でのチームプレーのみならず、イマジカ・ロボットホールディングスのグループ各社との協業や業務連携もあり、幅広いフィールドで活躍できる環境だ。

2009年7月にはディズニー・チャンネルで放送されているアニメーション作品などを制作している株式会社ジーニーズアニメーションスタジオと包括的業務提携を締結。個性的かつ質の高い映像作品の制作にさらに拍車がかかることが期待されている。

他のメンバーの活躍に刺激を受けながら、自身の能力を発揮しクオリティを追求する。そんな働き方を望む人に参加してほしい。多くのチャレンジングな仕事が待ち受けていることだろうが、それは自身のキャリア形成に直結し、将来のビジョンをさらに明確にしてくれることだろう。