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ポリマテック株式会社

  • 製造・メーカー系

エレクトロニクス分野で世界的シェアを誇る新製品を創出

企業について

“これまで世の中に無かったものを生み出すこと”をポリシーとしている「ポリマテック」。長年にわたり蓄積されてきた高度なポリマー(高分子)テクノロジーを駆使し、携帯電話やパソコン、カーナビなど最先端のマルチメディア機器に使用される高品質な部品の研究開発から製造、販売までを一貫して手掛けている。




同社の製品の中には“世界ナンバー1”と称されるものも少なくない。その一つが「ハイブリッドダンパー」であり、なんと世界シェアの約7割を獲得している。光ディスク装置などの精密機器は外部から伝わるほんの小さな振動によって、データエラーや音飛びが起こる。それを阻止する「ハイブリッドダンパー」は-20℃~70℃という環境変化に対応し、激しい振動にも耐えうる画期的な製品で、カーナビやカーオーディオなどに使用されている。




携帯電話の世界でも同社の躍進は目覚しい。例えば、コネクタが使用されているタイプの国内携帯電話のほぼ100パーセントに「ポリマテック」が開発・製造した部品「マイクホルダーコネクタ」が使用され、約50パーセントに同社の「携帯電話用キーパッド」が使われている。今や携帯電話は3~4ヶ月という短い周期で新製品が登場する時代。同社はその先を行くスピードで、これまでの常識を覆す新製品を次々に開発し、メーカー側に提案し続けている。




他にも電卓やリモコンのスイッチ部分に使われている「接点ゴム」や、液晶電卓などのプリント基板と液晶をつなぐ「ゼブラコネクター」など、業界に一大ムーブメントを起こしたヒット商品を次々と世に送り出してきた。




「当社ほど1つ1つが突出し、なおかつ広範囲な商品群を持つ企業は他に無いと思います。当社の技術者は約100人。これだけの人員で各分野の大企業と闘い、勝ち抜いてきたのです。人数の勝負ではかないませんが、知恵の絶対数では決して負けません」と研究開発本部長の大久保善彦氏は胸を張る。

同社の創業は昭和22年、工業用のゴム製品を製造する「富士ゴム株式会社」が前身だった。現在のように、技術を重視した商品開発型の企業に転身したのは昭和53年、初代社長が急逝した後を受け、長男の西平俊裕氏が2代目社長に就任したことがきっかけだった。それから30年以上が経過するが、「まさに挑戦に次ぐ、挑戦の歴史でした」と大久保氏は振り返る。




デジタル機器は、情報を入力し、制御し、何らかの機能を出力する仕組みで成り立っている。「 “入力”“制御”“出力”という3つの分野の、それぞれのキーとなる部品を当社で作ろうというのが経営戦略です。例えば音声を入力する場合、マイクと本体を結び付ける部品が必要となるし、映像を入力する場合、CCDカメラと本体を連結する部品が重要となります。その部品(キーパーツ)をいかに高性能なものに作り上げるかが我々の使命だと思っています。」と大久保氏。開発部は入力、制御、出力、素材の4部門に分かれており、開発作業は3~7人のチーム単位で行うという。




また、世の中に無いモノを創出する企業であるがゆえ、製造方法を開発すると共に、生産設備も自社で開発しなければいけない。同社の研究・開発拠点は東京都北区田端の「R&Dセンター」のほか、栃木工場と福島工場内のテクニカルセンターの合計3カ所。製造拠点は、国内は栃木と福島の2カ所、海外はマレーシア、インドネシア、タイ、中国などに5カ所の工場がある。2009年3月にはインドのチェンナイ工場がオープンする予定だ。営業拠点は国内2カ所、海外は欧米やアジアに10ヵ所と、グローバルに事業展開している。




「技術者に関しては、勤務先は東京、栃木、福島のいずれかになります。設備設置などのため年に1~2度、2~3週間の海外出張もあります。それも日々の生活に刺激を与える、良い起爆剤となっているようです。」と同社総務部長の大隈徳一氏。




<font size="1"><CENTER>小さな部品一つ一つに同社の知恵が集結している </font></CENTER>

同社の従業員数は国内外合わせて約5600人(2008年7月現在)。年齢層は20~30代が中心で、平均年齢は約30歳。職場は若い活力に満ち溢れている。一人一人の社員が企画を立て、製品を作り上げていく――、自主性を重んじる企業風土が現在の「ポリマテック」の快進撃の秘密のようだ。




技術者の採用に関しては、新卒は例年10~20人で、学部卒、大学院卒はほぼ半々。中途は随時、受け入れている。「これまでのキャリアはほとんど問いません。常に新製品を開発している企業なので、過去の経験がすべて役に立つためです。重要なのは新しいモノを生み出そうという熱い情熱とやり遂げる根性を持ち合わせていることですね。」と大久保氏。




大きなメーカーの場合、設計なら設計だけ、メンテならメンテだけと仕事が細分化され、自由に商品開発することは難しい環境だ。しかし、「ポリマテック」では製造工程の川上から川下まですべてに目を配り、自分で関わることができる。それだけにやり遂げた時の充実感も大きいと言える。




同社のクライアントは携帯電話ではソニーエリクソン、シャープ、パナソニック、富士通、東芝など。パソコンではソニー、アップル、NECなど。カー用品では東海理化や小島プレス、カーオーディオのパイオニアやクラリオンなど大手企業が中心。




最先端分野で世界的シェアの製品を次々と生み出している「ポリマテック」。新しい何かを作り出したい、世の中を変える新技術を発信したい――という大志を持つ人には最適のステージである。無限の可能性に満ちた企業で、自分自身の力を思う存分、試してみてはいかがだろうか。

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インタビュー

ポリマテック株式会社のインタビュー写真
<strong>常務取締役(研究開発本部長・品質生産本部長) 大久保 善彦 氏</strong> 1955年生まれ。日本大学理工学部工学科卒業。1978年、ポリマテックに入社。1993年、同社取締役に就任。同年、常務取締役就任。

── 大久保氏は新卒社員第一号の技術者だとうかがいましたが…。

かつて当社は工業用ゴム製品の注文を受け、外部の工場に作らせて、それを納品するという商社的な役割の企業でした。しかし、私が入社した年に社長が交替したことをきっかけに、独自の技術を持ち、新商品を開発するメーカーとして再スタートを切りました。そこで、技術を担当する人間が必要となり、私が新卒社員第一号の技術者として入社したわけです。「絶対に世界一の製品を作る」という社長の大きな夢に向かって、我々は一丸となって業務に取り組みました。

それと同時に、我々と思いを共有できる社員を採用するため、北は北海道から南は熊本まで、各地の大学を駆けずり回り、自ら採用活動を進めま... 続きを読む

企業情報

会社名

ポリマテック株式会社

業界

製造・メーカー系 > 電気・電子・機械・半導体

資本金

16億6950万円

売上(3年分)

381億円(連結、2007年実績)

設立年月

1947年12月

代表者氏名

代表取締役 西平俊裕

事業内容

電子・電気機器用ポリマーパーツの製造並びに販売

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

5278人

本社住所

東京都 中央区日本橋本町4-8-16 千城ビル

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