車載機器の組込みソフトウェア開発エンジニア

仕事内容

＜業務内容＞ 当社の第2デバイスコミュニケーション事業部では、エンベデッド分野の開発を担当しており、その中で第1開発部と第2開発部の2部門体制にて、車載ソフトウェアの開発を推進しています。 車両制御や車載HMI、リプログラミングといった領域に加え、通信やセキュリティといったクルマの基盤を支えるコア領域まで、幅広くカバーしています。自動車のソフトウェア化・スマート化が加速する中で、車内外のシステム開発を通じ、次世代モビリティを支える技術基盤を構築しています。 ■第1開発部 25年以上の歴史を持ち、特定のTier1メーカー様向けに、自動車製品の組込みソフトウェアを開発している専門部隊です。 車載HMI設計、故障診断機能の実装、リプログラミング対応、Android Automotive OS（AAOS）の開発・検証など。さらに、自動運転支援や制御系などの車載基盤技術の開発にも携わり、車両性能の高度化に貢献しています。 ■第2開発部 NTTデータグループ会社を通じた案件を中心に、モビリティ領域およびネットワークソリューションを担当しています。提供サービスは、車載インテグレーション対応、車載セキュリティ開発支援、通信端末の調査・解析など多岐にわたり、幅広いニーズに応えています。 また、車載ソフトウェア開発や通信品質評価に加え、今後はOTA（Over-the-Air）によるソフトウェアアップデート技術を重点領域として位置づけ、次世代の車載システムにおける技術革新を推進していく予定です。 ＜就業環境＞ ■会議体・コミュニケーション 全体では、週1回のPL（プロジェクトリーダー）会議、月1回の全部員会議を実施しており、部門内での情報共有と意見交換を活発に行っています。 各プロジェクトでは、デイリーミーティングや定例レビューに加え、必要に応じた個別打ち合わせを行うことで、円滑なコミュニケーションを図っています。 ■使用ツール 社内外の連携にはTeamsやSlackを活用。プロジェクトによっては他ツールの活用も発生します。 タスク管理にはRTC（Rational Team Concert）やRedmineを使用しており、コーディングなどは個々に進める場面もあれば、設計やレビューなどでメンバー同士がコミュニケーションを取りながら進める場面もあります。 設計書や議事録はExcelをベースに作成されており、一部ではRPAを活用した情報連携（メール通知の自動転送やToDo登録）など効率化も進められています。 ■働き方 当社では、部署としてワークライフバランスを意識した働き方を重視しており、有給休暇も取得しやすい風土があります。残業についてはプロジェクト状況によって変動するものの、安心して長期的に活躍いただけるような環境づくりに取り組んでいます。 また、残業代は1分単位で支給される仕組みを導入しており、労働時間に関しても公正で透明性の高い制度を整えています。 勤務形態については、上流工程ではお客様とのコミュニケーションに伴い先方に出向く場合もありますが、開発・実装フェーズにおいてはオフィス勤務とリモートワークを柔軟に併用いただけます。 ＜キャリア形成について＞ 入社後は、プロジェクトリーダー（PL）のサポートのもと、既存PLとの同行やインプットを通じて業務に慣れていきます。 半年に一度、上司とのキャリア面談が設けられており、自身の希望や今後の方向性について対話する機会があります。 また、マネジメントだけでなく、専門領域でスキルを深めていくスペシャリスト職も選択肢として用意されています。 さらに、希望に応じて他事業部への異動や、新たなプロジェクトへの挑戦も可能であり、個々の志向に合わせたキャリアの広がりが実現できます。